![アニメ映画『すずめの戸締まり』ヒロイン・岩戸鈴芽役は原菜乃華](https://img2.animatetimes.com/2022/07/62c38defa3674_8ca56ac3c594821e408a612df8d0a5d8.jpg)
アニメ映画『すずめの戸締まり』ヒロイン・岩戸鈴芽役は女優の原菜乃華さんに決定! 新海監督は原さんの稀有な才能を「感情と声の距離が、誰よりも近い」ところだとコメント
『君の名は。』『天気の子』に続く新海誠監督3年ぶりの最新作として、2022年11月11日(金)に公開されるアニメ映画『すずめの戸締まり』より、ヒロイン・岩戸鈴芽(いわとすずめ)役のキャストが解禁されました!
鈴芽は九州の静かな町で、叔母と二人で暮らす17歳の女子高校生です。彼女は広大な廃墟の中、幼い自分が草原をさまよい歩く不思議な夢をよく見ており、本作ではそんなすずめが日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく解放と成長を描いています。
そんなヒロイン・鈴芽役として1700名が参加したオーディションから新海監督が選んだのは、女優の原菜乃華(はら なのか)さん! 原さんは最終選考と称したサプライズとして鈴芽役に決定したことを告げられ、号泣しながらも「頑張ります!」と力強く宣言!
「中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感がわきません」と戸惑いを感じつつも、「不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています」と、喜びの気持ちと抱負を語っています。
新海監督が語る原さんの稀有な才能とは「感情と声の距離が、誰よりも近い」ところ。「分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません」とコメントしており、ニューヒロインの誕生に期待を寄せています。
今作がアニメ声優初挑戦となる原さんが、新海監督と共にどのような“すずめ”を作り出すのか要注目です!
岩戸鈴芽役・原菜乃華さんコメント全文
いまもまだ夢なんじゃないかと気持ちが落ち着きません。中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感が湧きません。でも何か物凄い事が動き始めたような感覚に、今は目の前がキラキラ輝いています。
「すずめの戸締まり」は、今の世の中で少しずつ薄れてしまった、人と人との繋がりや温かさ、本当に大切なものに気づかせてくれる物語だと思います。映画館を出た時、目に映る全てが前より鮮明に輝くような、自分の周りの人達も、自分の事も、大切にしたいと思えるような素敵な作品です。
新海監督作品の大ファンであるが故に、不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています。
プロフィール
トライストーン・エンタテイメント所属。2003年8月26日生まれ18歳。東京都出身。
■出演作
テレビドラマ:日本テレビ『真犯人フラグ』、フジテレビ『ナイト・ドクター』、フジテレビ『ナンバMG5』など
映画:『胸が鳴るのは君のせい』、『罪の声』など
新海誠監督コメント全文
感情と声の距離が、誰よりも近い。それが原菜乃華さんの稀有な才能だと思います。
分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません。
アニメ映画『すずめの戸締まり』作品概要
公開日:2022年11月11日(金)
作品タイトル:『すずめの戸締まり』
原作・脚本・監督:新海誠
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
制作プロデュース:STORY inc.
イントロダクション
扉の向こうには、すべての時間があった―――『君の名は。』『天気の子』の新海誠監督 最新作
全世界が最新作を待ち望むアニメーション監督・新海誠。
少年少女の物語を、美しい色彩と無二の音楽で紡ぎ出す新海ワールド”は、国境や世代の垣根を超え多くの人々を魅了し、生み出してきた作品は高く評価されている。
空前の大ヒットを記録した『君の名は。』、そして続く『天気の子』は日本を代表する世界的アニメーション映画として、エンターテインメントの力を見せつけた。
最新作『すずめの戸締まり』は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。
見たこともない風景。人々との出会いと別れ。驚きと困難の数々。
それでも前に進むすずめの物語は、不安や不自由さと隣り合わせの日常を生きる我々の旅路にも、一筋の光をもたらす。
過去と現在と未来をつなぐ、“戸締まり”の物語。その景色は、永遠に胸に刻まれる。
ストーリー
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。
彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…
やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。
―――星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような、空があった―――
不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。