マンガ・ラノベ
「ちるフェス2022」に行ってみた!の巻 【アニメイト編集部BL塾・校外学習編】

【BLのことさらに知ってみませんか?】国内最大級のBLイベント「ちるフェス2022」に行ってみた!の巻 【アニメイト編集部BL塾・校外学習編】

BL初心者からBL愛好家まで楽しめる

ほかにもBLアワードを受賞した人気作の限定グッズが売っているコーナーやBL・エンタメ制作陣のトークイベントやショーなどを楽しめる「森の特設ステージ」とさまざまなコーナーが軒を連ねていました。

私たちもひとしきり楽しんだところで、最後にBL作品とコラボしたフードやドリンクが楽しめるコラボカフェでドリンクを購入。

▲左:『黄昏アウトフォーカス』映画部シリーズの「爽やか青春オレンジティー」、右:『夜明けの唄』「アルトがエルヴァへ注ぐ優しさカモミールティー」

▲左:『黄昏アウトフォーカス』映画部シリーズの「爽やか青春オレンジティー」、右:『夜明けの唄』「アルトがエルヴァへ注ぐ優しさカモミールティー」

▲購入者特典、BLアワード描き下ろしイラストコースターも!

▲購入者特典、BLアワード描き下ろしイラストコースターも!

ドリンク片手にほっと一息つきながら、「ちるフェス2022」を振り返ります。


阿部「『ちるフェス2022』、いかがでしたか?」

石橋「想像していた以上に楽しかったです! BL初心者でもこんなに楽しめるんだな~といい意味で裏切られましたね。

大規模なイベントとはまた少し違って、みんなでゆっくり楽しむようなイベントが新鮮でした。会場内が森の雰囲気だったこともあって、よりゆったり穏やかにBLを楽しもうという気概が感じられてよかったです」

阿部「BLソムリエ体験はどうでしたか? いつもは私のオススメを読んでいますけど、私の性癖とはまた違った作品ばかりで横で見ていて新鮮でした(笑)」

石橋「そうですね(笑)。本当にBL愛が強いですし、いろんな作品を読んでいるんだろうなというのが感じられて、ソムリエさんのレビューを見てみようと思いました! あとは、ほかのBLソムリエさんにも同じ内容でカウンセリング受けてみたいですね、同じ依頼でも違う作品が出てきそう」

阿部「趣味嗜好は全然違いますからね! 今日カウンセリングしてくれたきい汰さんは“社内ラブ”と先輩攻め・後輩受けの作品を中心に紹介してくれましたけど、ほかのソムリエさんはまた違うでしょうし」

石橋「今日いらっしゃったソムリエさん全員に聞いてみたかったですね(笑)。先生はいかがでしたか?」

阿部「おみくじやソムリエカウンセリングなど“体験”をメインに考え尽くされた催しがとても多くて、これまでとは違うBLの触れ方ができたなと感動しました。あと、こんなに商業BL好きな人がいるんだ!と驚きましたね(笑)」

石橋「たしかに!」

阿部「二次創作のイベントは割と頻繁に開催されていますけど、商業BLのイベントって本当に『ちるフェス』くらいなので、貴重な場所なんだなと改めて感じました。そして、同志がたくさんいることを知れてちょっと嬉しかったです」

石橋「一人で来ている人もいましたけど、友だち同士で来ている人もたくさんいましたよね。男の子もチラホラいて。これがダイバーシティか!と思いました(笑)」

阿部「ですね(笑)。今日はありがとうございました!」

石橋「ありがとうございました!」


BL初心者やライト層でも楽しめるコーナーが満載だった「ちるフェス2022」。会場にいるみなさん幸せそうな表情で、とっても平和な空間でした。来年も開催されることを信じて、BL塾生のみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか?

連載:BL塾

アニメイトタイムズで連載中の「BL塾」が書籍化決定! 表紙イラストは森下suu先生! 書き下ろしを含めた決定版です! アニメイト特典は表紙イラストのカラーペーパー!

連載バックナンバー

画像をクリックすると、関連記事にとびます。
|連載:01
いまさら聞けない商業BL/前編
いまさら聞けない商業BL/前編
|連載:02
いまさら聞けない商業BL/後編
いまさら聞けない商業BL/後編

|連載:03
BL「攻めの事情」
BL「攻めの事情」
|連載:04
BL「受けの事情」
BL「受けの事情」

|連載:05
BL「オメガバースの事情」
BL「オメガバースの事情」
|連載:06
「BL成長期」2020年を総まとめ
「BL成長期」2020年を総まとめ

|連載:07
海外BLドラマが人気の理由は?
海外BLドラマが人気の理由は?
|連載:08
BL愛好家座談会
BL愛好家座談会

|連載:09
BLってどうやって作られているの?
BLってどうやって作られているの?
|連載:10
「BL定着期」の2021年を総まとめ!
「BL定着期」の2021年を総まとめ!


 

アニメ・音楽・映画・漫画・商業BLを愛するインタビューライター。Webメディアのディレクター・編集を経て、フリーライターとしてエンタメ・ビジネス領域で活動。共著「BL塾 ボーイズラブのこと、もっと知ってみませんか?」発売中。

この記事をかいた人

阿部裕華
アニメ・音楽・映画・漫画・商業BLを愛するインタビューライター

担当記事

関連記事
【そろそろBLのこと知ってみませんか?】いまさら聞けない商業BLの世界!「アニメイト編集部BL塾」開校【前編】
近年盛り上がりが急激に加速している「ボーイズラブ(通称、BL)」。20年以上前は秘匿性の高かったジャンルが、過渡期を迎えていた。ところが、アニメイトタイムズ編集部員の石橋さんはほとんどBLに触れてこなかった様子。BLの知識はほぼないに等しい。アニメイト社員ともあろうものが、このままでは波に乗り遅れてしまう。やばい、やばすぎる。……ということで、「アニメイトタイムズ編集部員にBLのアレコレソレを教えて!」と急遽助っ人を要請。「アニメイト編集部BL塾」と題して、BL塾の開校に踏み切った。今回の企画では、BL通のライター・阿部裕華が先生役となり、BLの世界をいちから初心者の方に向けてご案内。BLを知りたい! もっと深く知りたい! と思っている読者のみなさんは、石橋さんとともに生徒気分でお楽しみを。※BL事情は諸説あるため、本企画には個人的見解も含まれています。※一部、R-18の作品も紹介しています。<登場人物>●阿部裕華フリーのライター。本企画の助っ人。石橋さんの飲み友達。BL愛好歴15年。『好きなものは好きだからしょうがない‼』に衝撃を受け、BLへ沼落ち。黒髪メガネ受けが登場する商業BLマンガは一通りチェックする。今回の先生役。●石橋悠アニメイトタイ...
関連記事
【そろそろBLのこと知ってみませんか?】いまさら聞けない商業BLの世界! 「アニメイト編集部BL塾」開校【後編】
白熱した講義にまさかの前後編となってしまった「アニメイト編集部BL塾」。編集部員の石橋さんも徐々にBL文化を理解してきた様子だ。今回も引き続き、阿部がBLの世界をご案内。後編は「BLにおけるエロ」と「初心者にオススメのBL作品」という大きなテーマを中心にお届けしていくことに。また、前編から引き続きのお話になるので、前回をご覧になっていない方はそちらからご覧ください。では、早速講義スタート!◆前編はこちらから!※BL事情は諸説あるため、本企画には個人的見解も含まれています。※一部、R-18の作品も紹介しています。<登場人物>●阿部裕華フリーのライター。本企画の助っ人。石橋さんの飲み友達。BL愛好歴15年。『好きなものは好きだからしょうがない‼』に衝撃を受け、BLへ沼落ち。黒髪メガネ受けが登場する商業BLマンガは一通りチェックする。今回の先生役。●石橋悠アニメイトタイムズの編集部員。HIPHOPと百合と某王国を愛する。アニメ化したBL作品などを少し見てはいるが、ズブの素人と言っていいレベル。今回の生徒役。連載:BL塾アニメイト通販での購入はこちらアニメイトタイムズで連載中の「BL塾」が書籍化決定! 表紙イラストは森下suu先生! 書き下ろしを含めた決定版...
関連記事
ぼくらの人生を変えたアニメ11選【2012年編】|『PSYCHO-PASS サイコパス』槙島聖護の忘れられない言葉と宜野座伸元の黒髪メガネ
2021年。テレビにかじりつき、画面の中で大冒険を繰り広げるアニメのキャラクターたちに夢を見ていた少年少女だったぼくたちは、いつの間にか大人になっていました。進学、就職、結婚、いろんな出来事があったけれど、でも、それでも、今でも、アニメが好きなのは変わりませんでした。近年、10周年として大々的に売り出す作品も多くなってきたアニメ業界。今一度、ぼくらの人生を変えたアニメを振り返ってみませんか? 改めて振り返ってみると、これからの10年はとんでもなくすごい作品たちが10周年を迎えていくことに気づくはずです。アニメイトタイムズでは、「ぼくらの人生を変えたアニメ11選」と題して、2010年〜2020年までの各年から1作品をピックアップし、アニメイトタイムズを代表するライターによる独自見解のもと振り返っていく特別連載を掲載していきます。今回お届けする連載第3回は、2012年に放送された『PSYCHO-PASSサイコパス』です。執筆は阿部裕華さん。また、記事の最後に読者のみなさんの人生を変えた作品をアンケートで募集しています。あのときのあなたの状況を聞かせてください。きっと、あなたのアニメによって奮起させられた経験が、みんなの希望になることがあると思いま...
もっと見る
関連記事
劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』幾原邦彦監督、木村良平さんインタビュー|『輪るピングドラム』はストレートに「愛」なんです【連載8回】
2011年に放送されたTVアニメ『輪るピングドラム』が劇場版『RE:cycleofthePENGUINDRUM』として待望の映画化! 4月29日(金)に前編『君の列車は生存戦略』が公開され、7月22日(金)より後編『僕は君を愛してる』が全国の映画館で上映スタートです。10年という時を経て劇場版が制作されることになった『輪るピングドラム』ですが、幾原邦彦監督による独特な世界観も相まって、多くのファンを生み出し、今なお語り継がれる名作となっています。なぜ、人々はこれほどまでも『輪るピングドラム』に魅了されてしまうのでしょうか。アニメイトタイムズでは、『輪るピングドラム』に関わるスタッフや声優陣にインタビューを行った長期連載を通して、この答えの一端に迫ってみようと思います。第7回となる今回は、幾原邦彦監督、高倉晶馬役の木村良平さんの2人が登場です。前編の振り返り、後編の制作で印象に残っていること、お互いの好きなところなどをクロストークしてもらいました。連載バックナンバーはこちら!みんな『ピングドラム』が心に残り続けていたーー後編のお話を伺う前に、前編『君の列車は生存戦略』公開後の反響や手応えについてお聞きしたいです。幾原邦彦監督(以下、幾原):どうな...
関連記事
「アニメを信じ続けてきた結果、今がある」春アニメ『EDENS ZERO』の主題歌に込められた西川貴教の願い
西川貴教さん約1年ぶりのシングル『Edenthroughtherough』が、4月10日(土)より放送のアニメ『EDENSZERO(エデンズゼロ)』オープニングテーマに起用された。約25年間、様々な活動(T.M.Revolution、abingdonboysschool、西川貴教など)で多くのアニメ主題歌を担当してきた西川さん。自他共に認めるほどアニメファンとしても有名だが、どのような思いを抱えアニメの近くに寄り添い続けてきたのだろうか。アニメイトタイムズでは二度目となるインタビューの機会。新曲へ込めた意気込みや願いと共に、西川さんが抱くアニメへの熱い思いについて話を聞いた。アニメイト通販での購入はこちら 『EDENSZERO』の幕開けに相応しい曲をーーアニメ『EDENSZERO』主題歌のオファーが届いたときの心境をお聞かせください。西川貴教(以下、西川):『EDENSZERO』は日本テレビが新しく設けたアニメ枠で放送されます。作品の主題歌を担うことと同時に、テレビ局がアニメの新しい挑戦をするタイミングで僕を選んでいただいたことに責任を感じました。ーー責任、ですか。西川:ありがたいことにこれまでも様々なスタートアップに携わらせていただく機会がとても多かったのですが、毎回なんとしてでも結果を出さなけ...
おすすめタグ
あわせて読みたい

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024秋アニメ何観る
2024秋アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング