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- 阿部裕華
- アニメ・音楽・映画・漫画・商業BLを愛するインタビューライター
ほかにもBLアワードを受賞した人気作の限定グッズが売っているコーナーやBL・エンタメ制作陣のトークイベントやショーなどを楽しめる「森の特設ステージ」とさまざまなコーナーが軒を連ねていました。
私たちもひとしきり楽しんだところで、最後にBL作品とコラボしたフードやドリンクが楽しめるコラボカフェでドリンクを購入。
ドリンク片手にほっと一息つきながら、「ちるフェス2022」を振り返ります。
阿部「『ちるフェス2022』、いかがでしたか?」
石橋「想像していた以上に楽しかったです! BL初心者でもこんなに楽しめるんだな~といい意味で裏切られましたね。
大規模なイベントとはまた少し違って、みんなでゆっくり楽しむようなイベントが新鮮でした。会場内が森の雰囲気だったこともあって、よりゆったり穏やかにBLを楽しもうという気概が感じられてよかったです」
阿部「BLソムリエ体験はどうでしたか? いつもは私のオススメを読んでいますけど、私の性癖とはまた違った作品ばかりで横で見ていて新鮮でした(笑)」
石橋「そうですね(笑)。本当にBL愛が強いですし、いろんな作品を読んでいるんだろうなというのが感じられて、ソムリエさんのレビューを見てみようと思いました! あとは、ほかのBLソムリエさんにも同じ内容でカウンセリング受けてみたいですね、同じ依頼でも違う作品が出てきそう」
阿部「趣味嗜好は全然違いますからね! 今日カウンセリングしてくれたきい汰さんは“社内ラブ”と先輩攻め・後輩受けの作品を中心に紹介してくれましたけど、ほかのソムリエさんはまた違うでしょうし」
石橋「今日いらっしゃったソムリエさん全員に聞いてみたかったですね(笑)。先生はいかがでしたか?」
阿部「おみくじやソムリエカウンセリングなど“体験”をメインに考え尽くされた催しがとても多くて、これまでとは違うBLの触れ方ができたなと感動しました。あと、こんなに商業BL好きな人がいるんだ!と驚きましたね(笑)」
石橋「たしかに!」
阿部「二次創作のイベントは割と頻繁に開催されていますけど、商業BLのイベントって本当に『ちるフェス』くらいなので、貴重な場所なんだなと改めて感じました。そして、同志がたくさんいることを知れてちょっと嬉しかったです」
石橋「一人で来ている人もいましたけど、友だち同士で来ている人もたくさんいましたよね。男の子もチラホラいて。これがダイバーシティか!と思いました(笑)」
阿部「ですね(笑)。今日はありがとうございました!」
石橋「ありがとうございました!」
BL初心者やライト層でも楽しめるコーナーが満載だった「ちるフェス2022」。会場にいるみなさん幸せそうな表情で、とっても平和な空間でした。来年も開催されることを信じて、BL塾生のみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか?
アニメ・音楽・映画・漫画・商業BLを愛するインタビューライター。Webメディアのディレクター・編集を経て、フリーライターとしてエンタメ・ビジネス領域で活動。共著「BL塾 ボーイズラブのこと、もっと知ってみませんか?」発売中。