音楽
『ワッチャプリマジ!』第4クールOPテーマ 鈴木杏奈インタビュー

TVアニメ『ワッチャプリマジ!』の新しい幕開けを彩る「Magic×Color」主題歌アーティスト・鈴木杏奈さんインタビュー|「夢に向かって頑張る女の子たちの気持ちを背負って笑顔で歌いました!」

東京系列6局ネットで放送中のTVアニメ『ワッチャプリマジ!』でメインキャスト・心愛れもん&主題歌を担当している声優アーティスト・鈴木杏奈さんが、3rdシングル「Magic×Color」が8月17日(水)にリリースされました。

タイトル曲はTVアニメ『ワッチャプリマジ!』第4クールオープニングテーマ。デビューシングル・2ndシングルに続き、テレビ東京系列6局ネットで好評放送中のTVアニメ『ワッチャプリマジ!』の幕開けを壮大に、かっこよく彩ります。

カップリングの「愛情表現法」は、これまでのイメージを一新させるロックチューン。この2曲のグラデーションも、今作の大きなポイントです。「もっとロックな曲も歌ってみたい! まだまだ限界を広げていきたい」と、目を輝かせていた鈴木さん。「Magic×Color」で見せた、鈴木さんの新しい色を探ります。

憧れの斎賀みつきさんとお話できて嬉しかった!

――まず、7月3日(日)に開催された「Pretty Live! ~One for All !!!~」のお話もおうかがいできればと思うのですが、いかがでしたか? 鈴木さんは、アーティストとして、そしてれもんちゃんとしてご出演されていて。

鈴木杏奈さん(以下、鈴木):トップバッターで「Chasing the dream」を歌わせていただきました。楽しみにして来てくれたお客様にとって大切なトップバッター。ライブは非日常を味わえる幸せな空間だと思うので、私が皆さんのテンションをあげていかなきゃと思いました。

で、その後にまつりちゃん、みるきちゃん、れもんちゃんと続いてて。人生の中で一番の早着替えを経験しました(笑)。急いで帰って、スタッフさんたちに手伝ってもらいながら着替えて、メイクして、れもんちゃんのお団子を作ってもらって。本番までに間に合うのかな? と思っていましたが、皆さんプロなのでなんとか間に合わせていただきました(笑)。(モードの)切り替えが一番難しかったです。

――すごい速さでしたものね。

鈴木:やはりれもんちゃんになりきらなくてはいけないので! 降臨させて歌っていました!ライブで自分の出番が終わった後は、お客さんとして楽しみました。プリティーシリーズ内で大好きな曲が多いので楽しかったです。

――ライブを通じてキャストの皆さんとより仲良くなることも?

鈴木:あります! 『プリパラ』、『プリ☆チャン』の方とお会いする機会がライブ以外はほとんどないんです。楽屋ですれ違うと、「最高でした!」とお互いに褒め合うことがあります! 楽屋でもわちゃわちゃと楽しんでます。

――今回のライブで、特にお話しできて良かったという方はいました?

鈴木:斎賀みつきさんです。私、斎賀さんのお歌が大好きなんです! 楽屋裏ですれ違うと、オーラがあって「斎賀さんがいらっしゃる!」って憧れの眼差しを送っていました(笑)。勇気を振り絞って声をかけたら、斎賀さんから「写真撮りましょう」と言ってくだって。大先輩なのでドキドキしながらお話しました。

――「One for All !!!」には斎賀さん含め、声優の先輩方がたくさん出演されていました。ライブを通して先輩のステージから学んだことや発見はありますか?

鈴木:ステージに立った瞬間、表情までも完全にキャラになっているキャストの皆さんの姿を見て、流石だなと思いました。中には別人のように変わる方もいらして。楽屋ではにこやかで優しい方がかっこいキャラに切り替わる姿は、「豹変している」感じです。

特に今回プリティーライブに初めて出演した内田彩さんの姿が印象的でした。普段は物腰の柔らかい方ですが、『プリマジ!』ではギャルであるひな先輩を演じていらっしゃいます。だから当日は見た目も派手な衣装を着ていらして。ステージでは振る舞いから全部ギャルになっていたのに、楽屋裏に戻るといつも通りの優しい彩さん。「どういうこと?」ってびっくりしちゃいました(笑)。切り替えの早さを間近で見ると、積んできた経験の違いを感じましたね。

――鈴木さんのモードの切り替えもすごいと思いますけど、そういった先輩方の姿勢を見て、今後に生かしていきたいなと考えられているのでしょうか?

鈴木:そうですね! れもんちゃん自身、ステージと日常のギャップがある子なので、ライブではよりリアルさを出していきたいです。最後に出演者全員でステージに立つ時、他の方が話している間もれもんちゃんになりきろうと意識しています。

――なりきると言えば、「Make it!」の時にステージ上のマリオの佇まいは衝撃でした。

鈴木:私もです!(笑) 私の立ち位置からはマリオさんが見られなかったんですけど、アーカイブを見たときに歌ってないのが衝撃で。あそこまでキャラクターに振り切ってるのはすごいなって。楽屋でもマリオは話題になっていました。

『プリマジ』らしさが詰まった曲に

――「Magic×Color」を最初に聞いた感想をお聞かせください。

鈴木:今回も『ワッチャプリマジ!』のオープニングを担当させていただけることになって。今までの2曲(「Dreaming Sound」「Chasing the dream」)が明るくてキラキラしていたので、今回も勝手に似たような雰囲気かと思っていたんです。そうしたら、「Magic×Color」は壮大で! クライマックスに向かっている『プリマジ!』にふさわしい曲というか。ちょっとバトルっぽさの強さもありながら締めくくりに向かうのが感じられて、かっこいい楽曲だなと思いました。

――『プリマジ!』らしさは、他にはどんなところに感じました?

鈴木:1番のサビ前の<奏でるよ 最強ハーモニー>のところです。サビはもちろん、サビ前も盛り上がる勢いが大事だと思っていて。ハーモニーはひとりでは作れないじゃないですか。『ワッチャプリマジ!』のプリマジスタたちも、最初はひとりで歌っていましたが、最近は2人や5人で歌っていて。誰かと歌うことで、一緒に最強のものを作るんだという思いが込められているように感じました。

――レコーディング中も仲間をイメージされていましたか?

鈴木:はい、ブースの中ではひとりで歌っていましたが、隣に仲間がいると思って歌っていました。

――声優として出演しているからこそ、より気持ちが込められますね。

鈴木:そうですね。キャストの皆様とは本当に仲良しで、普段からLINEをしたり、話したりもするので。自分の仲間は『プリマジ!』のキャストの皆様だと思って歌っていました。

――ライブなら仲間のキャストがいるから、よりリアルに届けられそうですね。

鈴木:そうですね。あと、いつかデビューシングルとなった『ワッチャプリマジ!』のオープニング曲(「Dreaming Sound」)をキャストの皆様と歌いたいなと思っているんです! まだやったことがないので。

――「Make it!」のような感じで!

鈴木:そうです!いつかの夢として持ってます。

――鈴木さんの歌を皆さんで歌う日を楽しみにしています。

鈴木:『プリマジ!』単独ライブとかなら……! いつか単独が出来たらその時はと思っています。

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