この記事をかいた人
- 石橋悠
- 1989年福岡県生まれ。アニメとゲームと某王国とHip Hopと自炊を愛するアニメイトタイムズの中堅編集者。
乙女ロード、アニメイトカフェ、そしてアニメイト池袋本店。そういったいろんな要素が盛り上がっていった結果、「池袋=アニメの街」という認識が徐々に一般の方たちにも広がっていきます。
池袋の雰囲気が変わっていく中、ついに誕生するのが現在のアニメイト池袋本店です。2012年11月17日に、現在のアニメイト池袋本店の場所に移転することになります。
ついに時の流れが近年までやってきました! 移転の準備は比較的順調に進んだそう。
当時の店長の高柳伸一さんにお話をお聞きしました。
ーー移転するときは、どんな作業をされてましたか?
高柳:先人たちのおかげでやらなければいけないことはわかっていました。全てが広くなってスケールアップするので、お客様からすると品揃えが増えて、スペースにも余裕ができ、お店も綺麗になり、喜んでいただけるだろうなと思いました。そのためにも、何よりまずお客様に満足していただき、同時にスタッフも働きやすい店を作りたい! とすごく思っていました。
店にとって大切な基本は変わらないので、そんなに特別な事はしていません。1階はお土産と新刊、おすすめのコーナー、2階から上は書籍→キャラグッズ→オーディオ・ビジュアルといったフロア構成で、旧本店の拡大版でありつつ、そこに加えてイベントスペースやオンリーショップスペースを拡大・充実させ、またスタジオなどが追加された形ですね。
ーーお店が移転リニューアルしますと言われてどう感じましたか?
高柳さん:「来たか」という思いでした。ビルも古くスペースの都合で入店制限などが続いていたので、喜びと「やることがたくさんあるな」と、何よりまず頭に浮かんだのは「やっとこのエレベーター(1台しかないエレベーター)とおさらばできる!」ということでした。これでやっと荷物の運搬がスムーズになる、お客様に迷惑をおかけしないですむと!
前代未聞の規模で生まれた新本店。オープン初日には、豊島区長やアニメ店長・兄沢命斗の声優を務める関智一さんなどが参列するオープニングセレモニーも開催されました。
以前とは打って変わって順風満帆な新本店ですが、いったいどんなオープニングを迎えるのでしょうか。
そのお話はまた次回。次回の更新をお楽しみに!
[取材・文/石橋悠]
1989年(平成元年)生まれ、福岡県出身。アニメとゲームと某王国とHip Hopと自炊を愛するアニメイトタイムズの中堅編集者兼ナイスガイ。アニメイトタイムズで連載中の『BL塾』の書籍版をライターの阿部裕華さんと執筆など、ジャンルを問わずに活躍中。座右の銘は「明日死ぬか、100年後に死ぬか」。好きな言葉は「俺の意見より嫁の機嫌」。