特撮『仮面ライダーギーツ』主人公・浮世英寿/仮面ライダーギーツ 役・簡秀吉さん×鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴ役 星乃夢奈さんインタビュー| 「白い狐」と「金の猫」、それぞれの仮面ライダーの第一印象は?
令和の仮面ライダー第4作目として2022年9月4日(日)よりテレビ朝日にて放送開始となる新番組『仮面ライダーギーツ』。アニメイトタイムズでは、本作で仮面ライダーを演じる4名のキャストにインタビューを実施! 今回は主人公・浮世英寿/仮面ライダーギーツ役の簡秀吉さん、ヒロイン・鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴ役の星乃夢奈さんのお二人に演じる役やお互いの印象についてお話を伺いました。
『仮面ライダーギーツ』では、謎の敵「ジャマト」と戦い街の平和を守る生き残りゲーム「デザイアグランプリ」を舞台に、「理想の世界をかなえる権利」を巡って複数の仮面ライダーが入り乱れる!
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「白い狐」と「金の猫」、それぞれの仮面ライダーの第一印象は?
――先日、遂に制作発表会が配信され、『仮面ライダーギーツ』のキャストがお披露目となりました。お二人とも、反響のほうはいかがでしたか?
簡秀吉さん(以下、簡):もちろん大きかったです。事務所の先輩や後輩、友達等はみんな自分のことのように喜んでくれましたね。ただ、家族だけは……。喜んでくれているはずなんですけど、僕には厳しいので(笑)。おかげで、改めてもう一回り、二回りくらいは気合が入りました。
――星乃さんはいかがですか?
星乃夢奈さん(以下、星乃):お母さんとかお兄ちゃんとか、身近なところは凄く喜んでくれていました。仮面ライダーのファンの方の反応も嬉しくて、みなさん『ギーツ』のキャストがどうなるのか楽しみにしていてくれたみたいで。発表会の直後からいろんな感想があがってくるのを体験できて、とても新鮮でした。
――『仮面ライダー』に出演するという実感が湧いてきましたか。
簡:改めて、注目度の高さに驚きました。僕の場合、SNSのフォロワーが数千人も増えたりしましたから。
星乃:改めてキャストそれぞれ、SNSのフォロワーが均等に爆伸びして。みんなで驚いていてたよね。
――簡さんはそれだけ注目されている作品で主人公を演じるわけですが、演じる側からみて浮世英寿はどんなキャラクターですか?
簡:天才肌で、何を考えているのかわからなくて、1話や2話の段階ではただただ謎が多い人物になっていると思います。最初に台本を読んだときは、僕もまったくわからなかったので(笑)。
一同:(笑)
簡:ギーツに変身して戦っているときもトリッキーで余裕がある感じで、他のライダーと絡んでいてもひとりだけすかしていることが多いんですよ。でも、そういう中にも彼なりの優しさが隠れているんですよね。
この場面でどうしてそういうことを言うんだろうとか、最近ではそういうのが少しずつわかるようになってきました。僕自身がそうだったように、物語が進んでいくごとに浮世英寿という人間を理解してもらえるようになるんじゃないかなと思っています。
――星乃さんは、鞍馬祢音のことをどんな子だと感じていますか?
星乃:鞍馬祢音ちゃんは、お家がお金持ちで、親にも一人娘として大事に育てられて、欲しいものは何でも手に入るという、みんなが羨むお嬢様です。だけど本人はそれが嫌で、一般人になりたいという夢を配信という形で発信していたら、それがバズって大人気インフルエンサーになったという(笑)。
デザイアグランプリでライダーに選ばれても、周囲を味方につけて戦いを任せるとか、お嬢様感の抜けない子なんです。だけど、一度戦うって決めたらやり遂げる芯の強さもちゃんとあって。1話から祢音ちゃん節全開なので、優しく見守っていただけたらなと思っています。
――それぞれ変身するライダーの印象はいかがでしたか?
簡:めちゃくちゃかっこいいですよね。モチーフが狐と聞いたときは正直どんな感じになるかと思っていましたけど、実物に生で会ったときは「これが仮面ライダーギーツか……っ!」と震えてしまいました。戦い方も抜群によくて、スタイリッシュでヒーロー感にあふれていて。メインの装備が上下がっちりしているのも気に入ってます。ね?
星乃:本当に。狐と聞いて、私の中で動物がそのままモチーフになった仮面ライダーってあまり想像できなかったんですけど。撮影現場で対面したときは、あまりにかっこよくて惚れ惚れしてしまいました。
私のナーゴは、(その時点では)まだ全身のデザインを教えてもらってないんですよ。顔だけを見た印象なんですけど、可愛いですよね。猫がモチーフになっているのとか、金色でセレブ感があるのとか。
簡:ゴージャスな色合いでザ・お嬢様って感じだよね。可愛いだけじゃなくて、ギーツとは違うかっこよさもあって。
星乃:実は、耳のところにヘッドホンをしてるデザインになってるんですよ。これからメイン装備を手に入れたときに、このヘッドホンが活きてくるのかなとか、いろいろ考えながら楽しみにしています。