ミュージックレイン3期生によるイベント『日々荘3号館〜秋の収穫祭〜』アフターインタビュー│次回の『〜いいこの文化祭〜』では、5人と住人のみんなで文化祭の思い出を作りたい。『アニサマ2022』やアイプラ×シーパラコラボイベントなど夏の思い出も振り返り
イベント恒例の朗読劇は「紙芝居」に挑戦! 日向さんが描いたイラストには、隠されたこだわりが!?
――今回の朗読劇(紙芝居)の『桃太郎』『シンデレラ』は演じてみていかがでしたか? それぞれがいろいろな役を演じていましたね。
相川:私は昼の部の『桃太郎』、夜の部の『シンデレラ』の両方で、ナレーションのポジションをいただいたので、「もしかして、私はナレーション役が合ってると思われてるのかな?」と感じたんです。
普段のレッスンでも、いろいろなキャラクターを演じたり、ナレーションを読んでみたりするんですよね。その中で、もしかしたら相川はナレーションがいいと思われているのかな?と。本当にそういうことなのかは分からないですけど、もしかしたら、たまたまかもしれない(笑)。
――みなさんが演じる役は、台本を見るまで分からなかったのでしょうか?
相川:はい、台本をいただいた時に見て自分の役がわかったので、もしかしたら普段そういう風に見ていただけているのかなと少し思いました。勝手にです(笑)。
日向:じゃあ、私はお爺さんができそうって思われたのかな〜!(笑)
橘:もかなら面白くしてくれそうって思ったんじゃない?(笑)
――日向さんのおじいさん、面白かったですよ(笑)。
日向:実は、最初はあんな感じのおじいさんじゃなかったんです(笑)。ここなが演じたおばあさんが、かなり迫真の演技でびっくりしたので、「えっ!? 私も頑張らないと!」と思ったんです。おばあさんといい感じになれるように、私ができる範囲の中のおじいさんを、全力でやってみました。
――夏目さんのおばあさんもとっても可愛らしかったです。
夏目:実は、湯婆婆(※『千と千尋の神隠し』のキャラクター)を意識しました。
日向:私、最初に聞いたときから思ってた!!!! 「お〜、よしよし」っていうセリフがすごく湯婆婆で。
夏目:わ〜! 嬉しい〜!!
日向:「湯婆婆じゃん!」って! 合ってたんだ!
夏目:台本に「お〜、よしよし」というセリフがあったので、「あ。これは湯婆婆だ」と思って、意識して演じました(笑)。
宮沢:私は『シンデレラ』で魔女役だったんですけど、セリフに、自分のネタである英語のことや、「やだやだ」という『新番組ベータ版』でやらせていただいているコーナーのことが書いてあったんです。
宮沢とおばあさんとの狭間を行ったり来たりしながら、「大丈夫かな? 中途半端になってないかな?」と不安でしたが、4人に「いいよ! 可愛いよ!」と背中を押してもらえて、「よし、これで本番はやるぞ!」と思い頑張りました。
日向:私、奏多が演じた王子の「今はちゃんとフルーツグラノーラだって食べてるんだから」のセリフが大好きなんです。練習の時からそのセリフの前後のやりとりがすごくツボで。
相川:フルーツグラノーラ、食べられるようになりました!(笑)
――朗読劇では、紙芝居のイラストもご自身で描いていましたね。
橘:はい。でも、イラストを描いたのはいいのですが、住人のみなさんが朗読で笑ってくださっているのか、紙芝居のイラストで笑ってくださっているのかが、分からなくなってしまって(笑)。
朗読中に「なんで今笑いが起きているんだろう?」と思ったことがあったのですが、後ろのスクリーンを見たら、「あ、このイラストで笑っているのか」と思ったことが何度かありました(笑)。
私が描いたイラストについて言うと……シンデレラが登場するシーンで、台本のト書きに「ざわざわする一同」と書いてあったんですよ。これは描けということかなと思いまして、イラストに「ざわ…ざわ…」(※漫画『カイジ』の作品内に登場する擬音)と描いたんですけど、それがすごく住人のみなさんに刺さっていたみたいで、すごく嬉しかったです。
(※『シンデレラ』の紙芝居はこちら)
あとは、『桃太郎』の最後の「おしまい」のイラストが好きなんです! あのイラスト、天才じゃないですか!?
日向:あの絵のタッチは全て日向です(笑)。
橘:笑いが起きると、大体はもかの紙芝居なんですよね(笑)。
相川:でも、あれは本当に天才だと思いました。だって、あれを筆ペンで描き始めるんですもん。すごーいっ! と感心しました。
日向:『桃太郎』と『シンデレラ』で絵のタッチを変えてみたんです。昔話と童話、という感じで。『シンデレラ』は、ペンとクレヨンで描いて少し洋風にしてみて、『桃太郎』は日本の昔話だから雰囲気が出るように筆ペンで描いてみました。実はこだわりがあったんです、あのイラスト(笑)。
☆4人の『桃太郎』の紙芝居はこちらからチェック
5人で粘土を作っていた時間は、まるで文化祭気分! 準備期間も濃い時間だった「芸術鑑賞会」
――『秋の芸術鑑賞会』のコーナーでは、テーマに沿った紙粘土の作品を披露しましたね。
日向:あんなに粘土をコネコネしたのは久しぶりでしたね。小学生に戻った気分だったなぁ。
相川:今回は準備期間もすごく楽しかったです。紙粘土や紙芝居など前もって私たちが準備していくものだったり、衣装の組み合わせも主に小春ちゃんが統括リーダーとしてすごく頑張ってくれて。みんなのわがまま……主に私のわがままもすごく聞いてくれて。
宮沢:みんなも協力してくれました。
相川:もちろん本番もみなさんと一緒にいられて楽しかったんですけど、今回は準備からすごく濃かったなぁと思いましたね。
橘:文化祭みたいでしたね。
――作品の仕上がりについては、いかがでしたか?
橘:……(『IDOLY PRIDE』の)ダイヤが懸かっているなんて聞いてなかったんですよ〜! 「30分くらいで作ってね」って言われたので、ちゃんと30分くらいで終わらせたんですよ。でも、90分かけたりする人がいたりして、時間をオーバーしてるんですよ(笑)。
相川:私と美來は、30分以内に作り上げていました。
橘:ダイヤが懸かっているならもうちょっと凝ってるもの作りたかった〜! もー!
日向:でも、私が90分かけたほうは選ばれなかったから。
橘:ただ、みんなの作品はすごくいい作品だなと思っていますし、別に怒っているというわけではないんです! でも、ダイヤが懸かっているなら、私ももうちょっと時間をかけていいものを作りたかったなっていう気持ちです(笑)。
日向:私は賞品が懸かってなくても頑張って作ってたから! なんならボツになってもいいっていう気持ちで作ってたよ!
相川:頑張るベクトルが違ったということかな。
橘:もちろん日向の作品が好きですし、夜の部で選ばれて良かったなと本気で思っています。またこういう機会があればリベンジしたいな。
――昼の部で優勝した夏目さんは、作品の仕上がりはいかがでしたか?
夏目:実は、昼の作品は自信がなかったんです。結構私の爪の跡がついてしまっていて。あの距離だから分からなくてよかったんですけど(笑)。それに最初はクマちゃんの目にハイライトを入れても、すごく怖かったんですよ。
近くで見るのと遠くで見るのとでは、また印象が違うかもしれません(笑)。でも、ポップで可愛いものを作りたかったので、実際に作れてすごく嬉しかったですし、住人のみなさんに見せた時も、「おぉ〜!」と言ってくださって。「あ、いいんだ!」とちょっと自信がつきました。
――みなさんの作品をいつか近くで見てみたいです。
日向:例えばの話なんですけど、ショーケースにみんなの作品を飾って、お客さんが開場する時に展示されたりしていたら、より近くで見られるんじゃないかなぁ。開場するときも楽しいと思うし、それこそ爪のグサグサ感も見られるし!
夏目:それは恥ずかしいわぁ(笑)。
日向:まぁ出来るかは分からないですけど(笑)。