三ツ矢雄二さん、田中真弓さん、冨永みーなさん、松野太紀さんの「Afour」が昭和歌謡を歌いまくるライブ「昭和歌謡曲歌い隊2」の千秋楽公演をレポート! 『さすがの猿飛』『サザエさん』など、出演アニメの主題歌もカバー!!
4人が出演したアニメ主題歌メドレーに感動!
休憩を挟んでの二部は、4人が出演したアニメ作品の主題歌メドレーでスタート。
三ツ矢さんが主人公の肉丸役、田中さんが忍豚役、松野さんが服部役で共演したアニメ『さすがの猿飛』の主題歌「恋の呪文はスキトキメキトキス」(1982年、伊藤さやか)をみんなで、ED曲の「忍豚レゲー」(1982年、田中真弓)は歌っていた田中さん自身で披露。
『星の王子さま プチ・プランス』の同名のOP曲(1978年、鈴木賢三郎)を歌うのは主役の王子役を演じていた松野さん。
そしておなじみの『サザエさん』ED曲「サザエさん一家」(1969年、宇野ゆう子)はカツオ役で出演する冨永さんが歌い、フライパンとおたまを持って、“例の音”を再現。更に歌の後には予告のジャンケンポンも!(ちなみにこの回で冨永さんが出したのはグーでした)
メドレーの最後は三ツ矢さんが達也役を演じた『タッチ』の主題歌「タッチ」。TV番組の企画でもなかなかお目にかかれない豪華メドレーに、お客さんも感動していました。
また『さすがの猿飛』のED曲から「忍豚レゲー」か、三ツ矢さんが歌った「食いMONOソング」のどちらをチョイスするか迷ったという話になり、最終的に「忍豚レゲー」が採用されたという秘話も明かされました。
『星の王子さま』は松野さん初の主役作品で、三ツ矢さんも出演されていたそう。三ツ矢さんは、その場にいた冨永さんと松野さんに「また3人でレギュラー番組で一緒になれたらいいですね。でも田中真弓さんも一緒じゃなきゃつまらないよね?」(なぜか棒読み!?)とメドレーコーナーを締めくくりました。
おなじみの田中真弓ショーではステージ上で早替えを披露! 思わぬハプニングが発生!?
そんな流れから田中さんを呼び込むと、緑色のドレスで胸が不自然なくらい盛りまくりの田中さんが登場し、会場は大爆笑。
「雨が止んだら」(1970年、朝丘雪路)で失恋後のせつない曲を素敵に歌っていた田中さんでしたが、途中から「でぃえん♪」や「おんおん♪」など強めのニュアンスでちょっとおもしろい感じに。間奏では「雨が降っていますが、お帰りになる頃には止むでしょう。ちょっとくたびれ朝丘雪路です」と昭和歌謡のお約束の語りも。アウトロになるとカツラを急に付けたりと早替えがスタートします。
そこにムームー姿の三ツ矢さんも現れ、女性デュエットのじゅんとネネの「愛するってこわい」(1968年)を、次に三ツ矢さんに代わって学生服姿の松野さんがステージに現れ、「いつでも夢を」(1962年、橋幸夫/吉永小百合)を歌唱。橋のパートをソロで歌っている間に、田中さんがセーラー服を着て、お下げ髪のカツラを被って必死にスタンバイ。サビのユニゾンのパートに見事に間に合いました。
続いて登場したのはピンクの短いワンピース姿の冨永さん。田中さんもおそろいの格好になり、ピンク・レディーの「S・O・S」を披露。かわいい振り付けを姉妹のようなシンクロ具合で歌い踊りました。衣装は前回、2人でザ・ピーナッツの「指輪のあとに」を歌った時のものをハサミで切って再利用したことや、ピンク・レディー世代で、商店街の「ピンク・レディー大会」でも優勝経験ありの冨永さんとは違う田中さんは一生懸命練習した、といったエピソードも語られました。
これにて田中真弓ショーは終了。冨永さんとステージを去ろうとするとお客さんから胸に詰めていたおっぱいのおもちゃ(パットではなく、本当におもちゃ)を指摘されて、また爆笑。見ていた三ツ矢さんと松野さんからも「おっぱいの忘れ物なんてある?」(松野)、「真弓さんは結局何をしたかったのかわかりませんでした」(三ツ矢)とツッコミが飛び出しました。