アニメ『Do It Yourself!!ーどぅー・いっと・ゆあせるふー』第7話放送後インタビュー:くれい役 佐倉綾音さん×たくみ役 和氣あず未さん|くれいとたくみ。2人の意外な一面が垣間見える第7話
女子高生×工具=ものづくり DIY”初心者“女子の日常物語が描かれる、2022年10月より放送中のTVアニメ『Do It Yourself!!ーどぅー・いっと・ゆあせるふー』(DIY)。毎週女子高生たちが、何を手づくりしていくのか。ゆる~い会話の中からも、キャラクターの魅力がにじみ出ているし、ゆったりと過ぎていく時間を感じながら、心も癒やされていく。
アニメイトタイムズでは、アニメ放送後にインタビューを掲載する連載企画を実施中です。第7回はくれい役 佐倉綾音さんと、たくみ役 和氣あず未さんのお二人が登場! ツリーハウスの資金集めに、小物作りにチャレンジする第7話を振り返っていただきました。
DIYが身近にある家庭に育った佐倉さん。2人のオーディションの思い出は?
――DIYと聞いて思い出すことはどんなことですか?
和氣あず未さん(以下、和氣):たぶんDIYはしたことがないんですけど、してみたい気持ちはあったんです。でも、何から始めていいのかもよくわからないんですよね……。工具も何から買っていいかわからなくて。
ホームセンターに木材が売っていたりするのを見て、これで何かを作れるのはすごいなと思っていたんですけど、自分がそれを買うことは想像できていなかったし、勝手にDIYっておじさんがやっているイメージだったんです……。
――日曜大工というやつですね。
和氣:そうです! でも最近は若い子もやっているし、女の子でもやっている方が多いですよね。だから私が最初に思い描いていたDIYとは、もう違うものなんだなって思います。
第1話の収録前に読みあわせがあって、そこで工具を使わせていただいたんですけど、それがすごく楽しかったんです! ちょっと怖さもありましたけど、穴が開く快感とかもあったので、いつかガッツリやりたいなと思いました。
――佐倉さんは、いろいろな方から詳しいという話が上がっていました。
佐倉綾音さん(以下、佐倉):私が物心ついたときから、もしかしたらDIYという言葉が流行る前から近くにあったもので、両親が自分でできることは自分たちでやっちゃえ!というタイプだったんです。
「DIY」という言葉を聞いた一番古い記憶が、NHKの『趣味悠々』という教養番組だったと思うんですけど、そこで両親がやっているのはDIYと言うんだと子供ながらに覚えた記憶があります。そういう親の元で育っているので、家にひと通り機材は揃っていますね。
自分のDIY体験で言うと、私が小学校の低学年のときに、マンションから一軒家を建てることになったんですけど、その建築現場で木の端材をもらって犬の置き物を作ったのが私の最初の作品ですね。それはもう素人の作品!って感じでしたけど(笑)。そこからまた引っ越しをしたときは、家の壁に珪藻土を塗ったりとかして。
和氣:楽しそう!
佐倉:でも、壁は失敗できないから私はさすがに見ているだけだったんですけどね(笑)。それと親戚が田舎に古民家を買って改造しているみたいで、私が仕事をしている間に親から「今日は柱を変えるために、屋根をつっかえ棒みたいなもので持ち上げました」という連絡がきていて、「ずいぶん大掛かりなDIYに手を出し始めているなあ」……みたいな感じです(笑)。
――本格的なリフォームまでしているんですね。では、この作品のオーディションの思い出はありますか?
和氣:掛け合いのオーディションで、私はせるふ役の稲垣好さんと一緒にオーディションを受けていました。
佐倉:掛け合いでオーディションをしたあとに「DIYをしますか?」という質問があったんですよ。あまり時間がなかったので熱量高く語ったわけではなかったんですけど、そこで何かを感じ取っていただけたのかも。
和氣:DIYの経験が豊富な感じが出ていたのかもしれないですね。くれいさんっぽい感じがありますし。
佐倉:あったのかな(笑)。
――キャストでDIYをするときは、くれいみたいに引っ張ってもらわないと。
和氣:あやねるさんだったらできそう!
佐倉:それだったらもう親を呼びますけどね! 本当に呼吸をするようにDIYを始める人なので(笑)。