『BLEACH』作中に登場した鬼道(破道・縛道)まとめ一覧! 「破道の九十 黒棺」「縛道の六十一 六杖光牢」などなど、詠唱まで覚えていますか?【ネタバレ注意】
2001年から2016年まで週刊少年ジャンプにて連載された漫画『BLEACH』。本作のアニメ版も、現在放送中の『BLEACH 千年血戦篇』をもって完結を迎えます。
本稿では、そんな本作に登場する鬼道(破道・縛道)を一覧にまとめました! 『BLEACH』を代表する「破道の九十 黒棺」や、声に出して読みたい「破道の八十八 飛竜撃賊震天雷炮」など、使用者や詠唱も合わせてご紹介します。
目次
- 破道の一 衝(しょう)
- 破道の四 白雷(びゃくらい)
- 破道の十一 綴雷電(つづりらいでん)
- 破道の三十一 赤火砲(しゃっかほう)
- 破道の三十二 黄火閃(おうかせん)
- 破道の三十三 蒼火墜(そうかつい)
- 破道の五十四 廃炎(はいえん)
- 破道の五十七 大地転踊(だいちてんよう)
- 破道の五十八 闐嵐(てんらん)
- 破道の六十三 雷吼炮(らいこうほう)
- 破道の七十三 双蓮蒼火墜(そうれんそうかつい)
- 破道の七十八 斬華輪(ざんげりん)
- 破道の八十八 飛竜撃賊震天雷炮(ひりゅうげきぞくしんてんらいほう)
- 破道の九十 黒棺(くろひつぎ)
- 破道の九十一 千手皎天汰炮(せんじゅこうてんたいほう)
- 破道の九十六 一刀火葬(いっとうかそう)
- 破道の九十九 五龍転滅(ごりゅうてんめつ)
- 縛道の一 塞(さい)
- 縛道の四 這縄(はいなわ)
- 縛道の八 斥(せき)
- 縛道の二十一 赤煙遁(せきえんとん)
- 縛道の二十六 曲光(きょっこう)
- 縛道の三十 嘴突三閃(しとつさんせん)
- 縛道の三十七 吊星(つりぼし)
- 縛道の三十九 円閘扇(えんこうせん)
- 縛道の五十八 掴趾追雀(かくしついじゃく)
- 縛道の六十一 六杖光牢(りくじょうこうろう)
- 縛道の六十二 百歩欄干(ひゃっぽらんかん)
- 縛道の六十三 鎖条鎖縛(さじょうさばく)
- 縛道の七十三 倒山晶(とうざんしょう)
- 縛道の七十五 五柱鉄貫(ごちゅうてっかん)
- 縛道の七十七 天挺空羅(てんていくうら)
- 縛道の七十九 九曜縛(くようしばり)
- 縛道の八十一 断空(だんくう)
- 縛道の九十九 禁(きん)
- 縛道の九十九 第二番 卍禁(ばんきん)
破道の一 衝(しょう)
凍ったルキアを助けるために放った鬼道。指定地点に衝撃波を与える。
使用者
朽木白哉
破道の四 白雷(びゃくらい)
指先から光線を放つ。下級破道だが、朽木白哉ら隊長各が使用することで遠く離れた岩も貫く威力となる。
使用者
朽木白哉
破道の十一 綴雷電(つづりらいでん)
檜佐木修兵が持つ鎖状の斬魄刀を通して対象へ電気を流す鬼道。相手にダメージを与える目的ではなく、戦闘の起点作りに使われる。
使用者
檜佐木修兵
破道の三十一 赤火砲(しゃっかほう)
火球を放ち、爆発させる鬼道。詠唱破棄で使用することで、小さな火の玉として明かりの役割も果たしていた。
詠唱
君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ
焦熱と争乱 海隔て逆巻き 南へと歩を進めよ
使用者
雛森桃、阿散井恋次、朽木ルキア
破道の三十二 黄火閃(おうかせん)
作中では詠唱破棄で唱えられた破道の三十二 黄火閃。しかし、浦原喜助が詠唱したこともあり、三十番台とは思えない威力で描かれた。
使用者
浦原喜助
破道の三十三 蒼火墜(そうかつい)
着弾した箇所が爆発する炎系の鬼道。初登場の時にはルキアが死神の力を失っていたこともあり、中級虚相手にはあまり効果的ではなかった。
詠唱
君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ
心理と節制 罪知らぬ夢の壁に僅かに爪を立てよ
使用者
朽木ルキア
破道の五十四 廃炎(はいえん)
東仙要がグリムジョー・ジャガージャックの腕を切り落とし、落ちた腕に対して放った鬼道。円形の衝撃波は瞬時に対象を焼き尽くした。
使用者
東仙要
破道の五十七 大地転踊(だいちてんよう)
周囲の岩を対象へと放つ鬼道。周囲の環境を利用するため、使いどころが限られる鬼道と考えられる。
使用者
綾瀬川弓親
破道の五十八 闐嵐(てんらん)
大型の竜巻を作り出して対象を襲う。環境や斬魄刀の種類に関係なく竜巻を起こせる。
使用者
吉良イヅル、四楓院夜一
破道の六十三 雷吼炮(らいこうほう)
手の平から巨大な衝撃波を放つ。門番の一人を吹き飛ばす六十番台破道に相応しい威力として描かれた。
詠唱
散在する獣の骨
先塔・紅晶・鋼鉄の車輪
動けば風 止まれば空 槍打つ音色が虚城に満ちる
使用者
志波空鶴
破道の七十三 双蓮蒼火墜(そうれんそうかつい)
「破道の三十三 蒼火墜」の強化版。両手の平を上下に突き出し、眩い閃光と共に爆発を繰り出す。原作では「破道の六十三」と表記されていたが、後に訂正された。
詠唱
血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ
蒼火の壁に双蓮を刻む
大火の淵を遠天にて待つ
使用者
朽木ルキア
破道の七十八 斬華輪(ざんげりん)
京楽春水が持つ2本の斬魄刀を重ね、左右に振り払うようにして斬撃を放つ鬼道。2本の斬魄刀を使って詠唱していたため、二刀一対の斬魄刀を持つ京楽春水と浮竹十四郎のみが扱える鬼道と予想される。
使用者
京楽春水
破道の八十八 飛竜撃賊震天雷炮(ひりゅうげきぞくしんてんらいほう)
『BLEACH』最長術名の鬼道。鬼道衆総帥・大鬼道長の握菱鉄裁が詠唱破棄で唱え、巨大な衝撃波を手から放った。原作では、迫力あるワンシーンは見開き1ページを使って描かれた。しかし、八十番台破道が故に、藍染惣右介の「縛道の八十一 断空」によって防がれてしまう。
使用者
握菱鉄裁
破道の九十 黒棺(くろひつぎ)
『BLEACH』の鬼道と言えば、多くの人が思い浮かべる「破道の九十 黒棺」。詠唱、描写、威力のどれをとっても本作一と名高い人気の鬼道。初登場では、双極より遥かに大きい黒い棺が対象を閉じ込め攻撃。その威力は凄まじく、隊長各を一撃で戦闘不能に陥れた。
詠唱
滲み出す混濁の紋章 不遜なる狂気の器
湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き 眠りを妨げる
爬行する鉄の王女 絶えず自壊する泥の人形
結合せよ 反発せよ 地に満ち己の無力を知れ
使用者
藍染惣右介
破道の九十一 千手皎天汰炮(せんじゅこうてんたいほう)
詠唱後、無数の光線が対象へ降り注ぐ鬼道。作中では浦原喜助によって完全詠唱で唱えられ、ド派手なワンシーンとして描かれた。
詠唱
千手の涯 届かざる闇の御手 映らざる天の射手
光を落とす道 火種を煽る風
集いて惑うな 我が指を見よ
光弾・八身・九条・天経・疾宝・大輪・灰色の砲塔
弓引く彼方 皎皎として消ゆ
使用者
浦原喜助
破道の九十六 一刀火葬(いっとうかそう)
焼き焦がした我が身を触媒としてのみ発動できる、刀の形をした火柱を空高くまで放つ禁術。作中では、犠牲破道とも呼ばれている。
使用者
山本元柳斎重國
破道の九十九 五龍転滅(ごりゅうてんめつ)
大地が崩壊し、巨大な龍を呼び起こして敵を攻撃する鬼道。藍染惣右介によって詠唱破棄で唱えられたが、作中最強破道に相応しい迫力と演出で描かれた。
使用者
藍染惣右介