ガメラ復活! 『GAMERA -Rebirth-』に備え、いま改めて振り返っておきたい「平成ガメラ三部作」の魅力!
平成三部作と『GAMERA -Rebirth-』の共通点
ここまで「平成ガメラ三部作」の魅力を語ってきましたが、ここからは最新作である令和のガメラ『GAMERA -Rebirth-』のティザービジュアルから、「平成ガメラ三部作」との共通点を探っていきたいと思います。
ティザービジュアルに映し出されたシルエットをこれまでのガメラシリーズのガメラと比べてみると、「平成ガメラ三部作」のガメラにもっとも類似しているといえるのですが、部位ごとに細かく見ていきましょう。
鋭く輝く目
「平成ガメラ三部作」において、ガメラの目は徐々に鋭く、小さくなっていきます。しかし、瞳の輝き自体は残り続けており、どこか優しさも感じられることもあります。
『GAMERA -Rebirth-』のティザービジュアルでも瞳の輝きは健在で、「平成ガメラ三部作」と似通っているといえます。
模様のように光るお腹
さらに注目すべきは模様のように光るお腹。「平成ガメラ三部作」ではガメラたち怪獣を四方を守護する存在「玄武」「白虎」「朱雀」「青龍」になぞらえている場面があり、古代の文明を思わせる文様が描写されていました。
『GAMERA -Rebirth-』のガメラも人の手により造られた存在だとしたら、お腹の模様のような光にも何か意味があるのかもしれません。
また、もう一つの考えとしてお腹の光は模様ではなく体内のエネルギーが漏れ出ているというものがあります。
『GⅡ』では強敵であるレギオンを倒すために、ガメラは地球上のエネルギー(マナ)を集め、お腹を開いて一気に放出する必殺技「ウルティメイト・プラズマ」を撃ちました。
これはガメラにとって最後の手段にして最強の必殺技なのですが、もしかしたら『GAMERA -Rebirth-』のガメラも、お腹を開いて超高火力のエネルギーを放出する可能性があるかもしれません。
太く発達した腕
さらに目を引くのが発達した太い「腕」でしょう。ガメラは全シリーズ通して腕が発達していますが、平成三部作のガメラはその中でもとくに太くたくましいのが特徴です。
この腕の太さというものも『GAMERA -Rebirth-』のガメラと共通しているといえます。『GAMERA -Rebirth-』で、もしガメラが他の怪獣と戦うことがあれば、迫力ある格闘戦が見られるのではないでしょうか。
とげとげしい甲羅
ティザービジュアルでは甲羅全体の形状は確認できませんが、体の横に大きく飛び出しており、とげとげしい形状をしていることがうかがえます。
昭和ガメラや新生版の甲羅はここまで大きく飛び出してはおらず、どちらかというと丸みを帯びているのが特徴です。
しかし「平成ガメラ三部作」、とくに『GⅢ』ではより戦闘に特化した形態へと進化した結果、『GAMERA -Rebirth-』のガメラと同じようにとげとげしく、迫力が感じられる甲羅へと変貌しています。
このことから、『GAMERA -Rebirth-』のガメラも戦闘に向いた体をしていると考えられ、先の発達した腕と合わせると戦闘シーンへの期待がより高まります。
ガメラの活躍が待ち遠しい!
2022年12月時点では『GAMERA -Rebirth-』の詳細は明らかになっていませんが、今後公開される情報によっては「平成ガメラ三部作」との共通点やオマージュしている点も見つかるかもしれません。
それだけでなく、「平成ガメラ三部作」で監督を務めた金子修介氏が寄せた応援コメントから考えると、「平成ガメラ三部作」とはまた違った新たな展開も期待できます。
ガメラを初めて見る人も、ガメラ復活に歓喜する人も、令和のガメラの新情報を首を長くして一緒に待ちましょう!
「平成ガメラ三部作」監督・金子修介氏からの応援コメント(公式サイトより引用)
自分なりに令和ガメラの構想を立ててご提案したところ、KADOKAWAでは既に新企画が進んでおり、なるほどそう来たか、と思える内容なので、これも期待できますね。そういうことでガメラチーム監督経験のある野球解説者みたいな立場で、優勝して再登板あるまで応援してゆきたいと思います。
『GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)』公式サイト