冬アニメ『イジらないで、長瀞さん 2nd Attack』インタビュー連載企画 第1弾:長瀞さん役 上坂すみれさん|センパイと長瀞さんのドキドキする掛け合いは健在! 1話は長瀞さんが珍しくスベる貴重な回!?
Sデレ女子の長瀞さんと、彼女にイジられまくる“センパイ”の関係性を描いたラブコメアニメ待望の第2期『イジらないで、長瀞さん 2nd Attack』が2023年1月より放送スタート!
『イジらないで、長瀞さん』は、ナナシ先生が「マガジンポケット」(講談社)にて連載中の人気マンガで、2021年4月にTVアニメ第1期が放送されました。第1期ラストで長瀞さんとセンパイの距離が近づきましたが、その後の二人の関係性はいかに?
アニメイトタイムズでは、第2期の放送を記念して、出演声優陣への連続インタビュー企画を実施。第1弾は主人公の長瀞さんを演じる上坂すみれさんです!
自分の感情をコントロールできないのが長瀞さんの魅力。収録では照れ隠しが苦手なのを意識
――第1期を終えた時の感想をお聞かせください。
長瀞さん役・上坂すみれさん(以下、上坂):第1期の終わり方的にも「続いたらいいな」と思っていました。(ヨッシー役の)鈴木愛奈さんとのラジオ番組「イジらじ!」を実施したり、放送後もイベントがあったり、「私の意思とは関係なく続きそうな気がする」と、どこか第2期を感じながら第1期を終えた気がします(笑)。
――第1期で演じていく中で感じた長瀞さんの変化や魅力、また演じ方が変わった点などあれば教えてください。
上坂:センパイと接していく中で段々と人間味が感じられるようになったと思います。
最初は狂気が強めで「コイツ、何なんだ?」と思われたかもしれませんが、イジっている時は強いけれど、センパイから予期せぬ行動を返された時は弱かったり、時にはキュンとしたりと、回を重ねていくと普通の女の子っぽさがところどころに見えてきました。
収録では暴れん坊だけれど防御力が低めなところを意識しつつ、意識しすぎるとあざとくなってしまうので、基本的には長瀞さんのドヤ感を大切にしました。長瀞さんはいろいろな表情を見せてくれますし、かわいいので、私もそれに合わせて付いていく感じでした。
――台本を拝見したのですが、ト書きで「照れつつ」など、セリフにない描写がたくさん書かれている印象でした。
上坂:自分でも感情をコントロールできないことがあるのが長瀞さんの特徴だと思います。意外と照れ屋さんで、照れ隠しをするのが苦手なところを表現できるように意識して演じていました。
――長瀞さんの中に芽生えていくセンパイへの好意の変化はグラデーションのように感じたのですが、そこも意識されていたのでしょうか?
上坂:長瀞さんは最初からセンパイと他の男性とで、接し方や見る目は違っていたと思います。たぶん長瀞さん自身は好意だとは思っていなかったかもしれないですが、「気になる、もっと知りたい」という気持ちや好奇心が段々、好意に変わっていったのかなと。
他の男子生徒には冷たく接しているのが長瀞さんのベースだとすると、センパイの存在は長瀞さんにとって衝撃的な出会いだったんでしょうね。