『魔道祖師』藍忘機特集|美しき正統派の仙師──姑蘇藍氏の第二公子・藍忘機の魅力をお届け!
墨香銅臭先生による中国BLファンタジー小説『魔道祖師』。中国のWeb小説サイト晋江文学城にて連載され、アニメ、実写ドラマ『陳情令』、ラジオドラマ、漫画などのメディアミックスが展開。アジアを中心に全世界で多くのファンを魅了し続けています。
本作は、天真爛漫で自由奔放な魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と、品行方正で規律を重んじる藍忘機(ラン・ワンジー)の激動の運命を描く物語。現在、シリーズ最終章となるアニメ『魔道祖師 完結編』の字幕版&吹替版が放送・配信中で、物語のクライマックスに向け、ますます注目が集まっています。
そして本日1月23日は藍忘機のお誕生日。おめでとうございます! お誕生日をお祝いし、本記事では藍忘機の魅力をたっぷりとご紹介します。彼の、内に秘めた感情にも触れてみましょう。
※本記事には『魔道祖師』のネタバレがあります。原作小説のネタバレも含まれますので未読の方はご注意ください。
目次
- 藍忘機キャラクター紹介
- 魏無羨との関係
- 藍忘機の魅力とは?
- ファンの心に刻まれる名言
- 「忘羨」
- 「不忘」
- 藍忘機の声を担当しているのは?
- 小説には萌えや悶えがたくさん詰まっている
- この記事をかいた人
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藍忘機キャラクター紹介
姓:藍(ラン)/名:湛(ジャン)/字:忘機(ワンジー)/号:含光君(がんこうくん)
魏無羨からは主に「藍湛」と呼ばれています。誕生日は1月23日。
姑蘇藍氏の第二公子で真面目で無口、文武両道。己にも厳しく、正統派仙師として「含光君」と称されています。また、兄・藍曦臣(ラン・シーチェン)とともに「藍氏双璧」と一目置かれ、「避塵」という剣と、「忘機琴」という七弦の古琴を使います。
藍忘機は、亡者の身元確認などに使われる「問霊」に精通。問霊とは姑蘇藍氏の先人により生み出されたもので、その音で亡者に問い、その返答は音に変換され琴の弦に反映されます。
名門世家を導く立場になっても彼は少年の頃と変わらず、乱あるところに必ずと言っていいほどに姿を現すため「逢乱必出」と言われ、誰かが助けを求めればそこへ向かいます。
姑蘇藍氏
🐰五大世家の拠点紹介①🐰
— アニメ『魔道祖師』公式 (@mdzsjp) January 27, 2021
姑蘇藍氏 雲深不知処
(こそランし うんしんふちしょ)#魔道祖師アニメ#魔道祖師 pic.twitter.com/eQCS6JGSj8
藍忘機は、姑蘇の雲深不知処(うんしんふちしょ)を本拠地とする姑蘇藍氏(こそランし)という門派に属しています。藍家の人間は、卯の刻に起床し亥の刻に就寝するという規則正しい生活を送っています。
家訓は「雅正集」に纏められる
規律を重んじる一族で三千条以上の家規があり、のちに四千条以上にも増え、魏無羨にとって雲深不知処は入りたくない場所でもありました。あまりにも多い家訓を藍啓仁(ラン・チーレン)が「雅正集」として一冊の分厚い本に纏めています。
魏無羨は座学時代、講師の藍啓仁から蔵書閣で雅正集を写すという罰を受けており、その時の見張り役は藍忘機でした。
魔道祖師 scene 016
— アニメ『魔道祖師』公式 (@mdzsjp) January 28, 2021
(前塵編 第3話より)#魔道祖師アニメ #魔道祖師#魏無羨 #ウェイ・ウーシエン#藍忘機 #ラン・ワンジー pic.twitter.com/SV8sRlXttu
🐰#陳情令🐰
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第5話の放送まであと5時間!#肖戦 #シャオ・ジャン#王一博 #ワン・イーボー#魏無羨 #ウェイ・ウーシェン#藍忘機 #ラン・ワンジー pic.twitter.com/veo9DSxsBk
家族について
幼少の頃から両親とは一緒に暮らさず、兄と共に叔父・藍啓仁に育てられます。兄は無表情の弟の感情をよく読み取り、ズバリと言い当てています。
現世に蘇った魏無羨(体は莫玄羽(モー・シュエンユー))を姑蘇に連れ帰った藍忘機の様子を見て「珍しくお前が客を連れて帰ってきたかと思ったら、そんなに嬉しそうにして。大事にもてなしなさい」(小説第1巻 第四章「雅騒」より引用)と藍曦臣が声をかけていますが、いったいどこが嬉しそうなのか魏無羨にはさっぱり分からないといったシーンもあります。
#魔道祖師アニメ
— アニメ『魔道祖師』公式 (@mdzsjp) December 28, 2022
🐰完結編🐰
本日25:00よりWOWOWにて
字幕版8話を放送します!#魔道祖師#魏無羨 #ウェイ・ウーシエン#藍忘機 #ラン・ワンジー pic.twitter.com/2aC8YyVgfN
白檀の香り
藍忘機は、誰にも出入りを許したことがないという静室に魏無羨を入れています。静室では白檀のお香が焚かれていて、藍忘機の匂いといえば「白檀香」。魏無羨は藍忘機のこの匂いを好んでいるようです。
お酒に弱い
彼はお酒に弱く、少し飲んだだけで寝てしまい、そのあと起きて魏無羨も手がつけられないほどに予想外の行動をとることも。他人に触れさせてはならない大事な抹額で魏無羨を縛ったりもしています。
本音を話してくれることも多く、うさぎが好きなことも明かしている藍忘機。翌朝には酔ったときの記憶をなくしていますが、敵と戦ったことは覚えていたりします。
🐰#陳情令吹替版🐰
— ドラマ『陳情令』公式 (@TheUntamedJP) August 10, 2022
第35話 刀霊の導き
第36話 知己の告白
ご視聴ありがとうございました🍎#魏無羨 #肖戦 #木村良平#藍忘機 #王一博 #立花慎之介#陳情令しんどい #WOWOW pic.twitter.com/hJ9Vrm3h62
魏無羨との関係
アニメやドラマにおいて、魏無羨と藍忘機は衝突しながらも同じ志を持ち、いつしか二人は唯一無二の「知己」の関係に。共に過ごすうちに絆を深めていきます。
そして原作小説での二人もまた相反する性格で、藍忘機は魏無羨を強く意識しながらも冷たい態度をとっていました。出会いは15歳の頃ですが二人が恋愛関係になるのはだいぶ先の話。自分の気持ちを自覚するのが早かったのは藍忘機だったようで、百戦錬磨のように見える魏無羨はその分野においてはとてつもなく鈍感です。
魏無羨が現世に蘇ってから寝床を一緒にしたり、藍忘機の熱い視線や深い思いに触れるうちにようやく魏無羨も自分の気持ちを認めることに。のちに二人は「道侶」の関係になります。本編のあとの番外編では仲睦まじい二人を存分に楽しむことができます。