冬アニメ『便利屋斎藤さん、異世界に行く』カインズ役 松岡禎丞さん×ライチ役 芹澤優さん×モンプイ役 本多力さんインタビュー|お互いのお芝居の印象は? 松岡さんのちょっとホラーな体験談など意外なお話も飛び出す!【連載第5回】
一智和智先生が、KADOKAWA「ComicWalker」等で連載中の漫画『便利屋斎藤さん、異世界に行く』がTVアニメ化! 2023年1月より放送中です。
異世界に転生した主人公・斎藤(サイトウ)は、前世で培った便利屋としてのスキルを活かし、冒険者として新生活をスタートさせる本作。サイトウは、冒険者・ラエルザ、モーロック、ラファンパンと出会い、彼らのパーティーに加わり、一緒に冒険することに。特別な力もなく、魔法も使えないサイトウですが、自分が仲間たちのためにできることへ真摯に向き合い、便利屋で磨いた技術や機転で、仲間たちのピンチを救っていきます。
アニメイトタイムズでは、本作の連続キャストインタビュー企画を実施中!
第5回は、国家公認の勇者パーティを組む、カインズ役の松岡禎丞さん、ライチ役の芹澤優さん、モンプイ役の本多力さんら、勇者ご一行が登場です。後編となる今回は、お互いのお芝居についての印象と今後の見どころ、そして作品にちなんだライトな質問にもお答えいただきました。
お互いのお芝居の印象は? 松岡さんは「ライチに貢いでしまいそう」?
――お互いのキャラクターの印象とお芝居についての感想をお聞かせください。まずカインズの印象と松岡さんのお芝居についての感想を。
モンプイ役 本多力さん(以下、本多):カインズとは親友になれそう。絶対に裏切らなさそうだし、まさに勇者という感じがして頼もしいです。完璧すぎず、どこか抜けているところも親近感があっていいですね。3人の中で一番人間味を感じます。松岡さんのお芝居は素敵ですし、カインズにピッタリだなと思いました。またカインズを演じていることで、声もまっすぐに感じられてすごいです。
カインズ役 松岡禎丞さん(以下、松岡):それはすごく意識しています。
ライチ役 芹澤優さん(以下、芹澤):カインズも松岡さんも本当に頼もしい先輩です。3人のパーティとしても、アニメのキャラとしても、キャストチームとしてもすごくバランスがいいと思います。
私は「これまでキャピキャピした役が多いからキャスティングした」と、私の得意なところで戦ってほしいというお言葉をいただきました。本多さんは俳優さんならではの独特な空気感や間があり、松岡さんがそれをまとめてくださるので、毎回安心して収録させていただいていますし、感謝しています。
――次はライチの印象と芹澤さんのお芝居についてお聞かせください。
松岡:ライチのイメージとピッタリ合っていますね。ライチは一見、かわいい女の子ですが、一緒にパーティを組んで過ごすようになると「この子、大丈夫かな?」と心配になる、その二面性が魅力的ですし、芹澤さんのお芝居も素敵だなと思いました。
本多:かわいくて、かわいくて、かわいくて(笑)。だまされたり、ボロボロにされてもいいなというくらいハマってます。
松岡:貢いでしまいそうになりますよね。
芹澤:本当ですか?(笑)
本多:デビュー前のご自身と似ているというお話を聞いたので、また違った見方ができそうです(笑)。(モンプイとは)意外と絡みがないので、もっとライチとしゃべるシーンが増えたらいいなと思います。
――作品上ではモンプイはライチに嫌われているからなのかも?(笑)
芹澤:「キモい」と言っていましたからね。
本多:でも「キモい」と言われることさえも嬉しいんですよね。
芹澤:キモいと言っていたシーンで、後ろで笑っていらっしゃってましたよね。
――本多さんはMっ気があるんですか?
本多:ないです(笑)。
松岡:そんなモンプイですが、「このパーティに来るまでに何かあったんだろうな?」と思わせるし、ひと言しゃべるだけで気になるんですよね。そしてサイトウと出会うことで、感化されて変わるところが純粋で、またおもしろさがあるんです。サイトウに握手を持ちかけて、あわよくば毒針で刺そうとするところなど、受け身でない部分も感じさせてくれます。あのお芝居をパクろうかなと思ったくらい素敵でした。
本多:ありがとうございます。
松岡:どの現場でも「いいな」と思ったお芝居は、陰で練習したりしています。
本多:すごい!
芹澤:勉強になります! パイセン!(笑)