キャラクターデザイン(原案)・一為(Kazui)さん、楽曲制作・HoneyWorks、ゆうゆさん 他、シナリオ・内田裕基さんによる新アイドルプロジェクト始動!『レモンスカッシュスコア』戸谷菊之介さん×安田陸矢さんインタビュー|同年代の二人が演じるキャラクターは相棒! “甘さ”と“酸っぱさ”の絶妙なバランスがクセになるアイドルストーリー
キャラクターデザイン(原案)・一為(Kazui)さん、楽曲制作・HoneyWorks、ゆうゆさん 他、シナリオ・内田裕基さんによる新たなアイドルプロジェクト『レモンスカッシュスコア』が始動!
レモンスカッシュのように爽やかで、でも少し甘酸っぱい、トップアイドルを目指していく少年たちの青春模様が描かれます。
今回、アニメイトタイムズでは、主人公グループ「Chroma7ree」に所属する結城日向(ゆうき ひなた)役・戸谷菊之介さんと、高松悠生(たかまつ ゆうせい)役・安田陸矢さんにインタビューを実施。新しく始まる爽やかで甘酸っぱいアイドルプロジェクトの魅力をお伺いしました。
イントロダクション
デビュー決定と同時に解散の危機!?
この世界は人口のほとんどがアイドルファンである、アイドル戦国時代。
スタジオ、劇場、タレントが通う学校までも運営する、
アイドルを目指す全ての者が憧れる男性アイドルトップの事務所があった。
そんな最大手事務所で研究生アイドルとして活動していた7人に、
ある日ついに舞い込んできたアイドルグループとしてのデビューの話。
だが同時に耳を疑うような内容が付きつけられた。
「半年後のデビューライブを満員にできなければ解散!!」
彼らは無事にデビューを果たし、アイドルとしての道を歩けるのか!?
お二人が演じるキャラは“心の癒し”になる関係性
——舞台はアイドル戦国時代ということですが、最初に設定やストーリーを読んだときの感想をお聞かせください。
結城日向役・戸谷菊之介さん(以下、戸谷):まず、アイドル戦国時代ということで、今の声優業界と繋がるところがあるのかなと思いました。何かを目指していたり、ずっと憧れていたりする気持ちは僕も持っていたものなので、すごく親近感が湧きます。
高松悠生役・安田陸矢さん(以下、安田):最初にタイトルを聞いたときは、すごく爽やかで甘酸っぱくてキラキラした感じなんだろうなと思いましたが、やっぱりアイドル戦国時代。
自分自身も声優をたくさん目指す人がいる中で飛び込んだ身なので、ただキラキラしているだけでは終わらない、ちょっと酸っぱめなところもたくさんあるんじゃないのかなと。
もちろん、キラキラしたところも甘酸っぱいところも成長に繋がるものだと思いますし、僕としてはキラキラよりもリアルで思うようにいかなかったり、もがいたりするような酸っぱい部分にも注目してもらいたいです。
戸谷:うんうん。ちょっと甘酸っぱいところも気になる要素です。
——お二人が演じるキャラクターを拝見させていただきましたが、すごく素敵ですね。戸谷さん演じる結城日向は、太陽のように明るい存在だとか。
戸谷:はい。日向くんはまさに“日向”という名前がぴったりな太陽の明るさを持っています。誰かが揉めていると「自分がなんとかしなきゃ!」と思って場の空気を作って和ませたり、思い悩んでいても「こんなことを考えちゃダメだ!前を向こう!」と自分で切り替えたりするところが魅力的です。
ずっとアイドルに憧れている子だったので、キラキラしたステージで輝きたい!という気持ちを誰よりも持っている、純粋な心の持ち主です。
——Episode.0を聞かせていただきましたが、本当に明るい存在で声を聞いているだけで心が軽くなるキャラクターですよね。
戸谷:そうなんです。僕自身も演じていて、彼のことが大好きになりました。
——そんな日向の相棒的な存在が、安田さん演じる高松悠生です。
安田:見た目は白っぽい髪でツンツンヘアー+つり目だったので、少し怖いかな?というイメージがありました。でも、実際は好きなものがゲームとチョコだったり、メンバーの中でどちらかというと振り回される立場だったりします。
彼は芸能一家で育ってきたので、ある程度自信を持っていると思うんですけど、自分が尊敬するものに対して素直に認める純粋な面もあって、怖そうに見えるけどまっすぐで熱く素直なところもあるギャップに、自分も含めてコロッといってしまう方が多いんじゃないかなと思っています(笑)。
戸谷:悠生は日向をよく褒めるんですよ。
安田:そうそう! 日向が大好きだよね。
——そうなのですね! ちなみに、“好き”という矢印はどちらが強いのでしょうか。
戸谷:どうなんだろう……?
安田:たぶん、日向は無自覚でいろんな人の“太陽”になっちゃうところがあると思います。悠生はそこをリスペクトしているというか、日向のことになると熱くなったり強めになったりするシーンもあるんです。
戸谷:うんうん。何かと庇ってくれるよね。
安田:本当に尊敬しているんだなと、台本の端々からも感じました。
戸谷:日向にとって嬉しい出来事が起きると悠生が1番喜んでくれて、本当に仲が良いんだなぁと感じます。
——その日向と悠生の関係性について掘り下げたいと思います。この2人ならではの魅力を教えてください。
戸谷:日向と悠生はオーディションのときから一緒に進んできて、日向としては悠生のほうが歌もダンスも完璧で尊敬しているんですけど、実は悠生も日向を尊敬しています。
お互いに相手の良いところを知っていて、尊敬し合っているところは本当に素敵な関係です。それを言葉にしてちゃんとお互いに褒め合っているところは、現実の世界でもなかなかできないことだと思います。
安田:日向と悠生は同い歳なんですけど、この殺伐とした業界にいると、1番意識する相手だと思うんです。
戸谷:本当にそう!
安田:バチバチしちゃうところを、そうならずにちゃんと認め合える存在は貴重なものだなと思います。グループの中には仲が悪そうなメンバーもいるので、この2人が際立って輝いて見える尊さを感じました。
戸谷:確かに。1番仲が良い2人かもしれません。
——いろいろな関係性がありますが、日向と悠生の2人については、どういう関係性が好きな方に刺さると思いますか?
安田:たぶん、この2人は素直に安心して見ていられると思います(笑)。
戸谷:確かに!
安田:ヒヤヒヤは他のところでしていただいて(笑)。
戸谷:いただいて(笑)。
安田:やり取りを見て、ほっこりしたい方に刺さると思います。
戸谷:うんうん。本当に安心して見ていられる2人です。
——落ち着きたいときは、日向と悠生を見てくださいと(笑)。
安田:そうですね。セーブポイントのような、オアシスのような感じです(笑)。
戸谷:わちゃわちゃしていますし、スキンシップしているシーンも結構あるので、そういうところが見ていてほっこりすると思います。