音楽
「DIALOGUE+2」守屋亨香&鷹村彩花インタビュー

一緒に椅子を揺らして絆が生まれた“仲キ”こと守屋亨香さん&鷹村彩花さんが語る「DIALOGUE+2」。現在地を更新し続けるDIALOGUE+が1年半の想いを開花させる

「めっちゃオンリーユー」はカップルの日常? 女性ならではの視点に「わかる〜!」

――5曲目の「めっちゃオンリーユー」は、DIALOGUE+の恋愛系の曲の中でも、相手への好意を伝えるという点において、かなりストレートなラブソングになっていますね。

鷹村:今までも「おもいでしりとり」「デネブとスピカ」「恋は世界定理と共に」「夏の花火と君と青」など恋愛ソング自体はありましたが、私の中ではどれも片想いの曲だと思っていて。最後に結ばれるというよりは、これから続いていく「to be continued」みたいな。そのあとどうなったかは想像にお任せしますよ、と委ねる曲だと思っていましたが、この「めっちゃオンリーユー」は圧倒的にカップルの日常みたいだなって。

守屋:わかる!

鷹村:この歌っている彼女は、ダーリンのことが本当に大好きなんだなって、微笑ましいですね。可愛い仲の良いカップルの日常を覗き見させてもらっているような感覚になります。個人的にそういった曲を聴くのが好きなので、このアルバムの中でもお気に入りの曲の一つです。

守屋:女の子の気持ちや女心を表している「パジャマdeパーティー」もありますが、この曲はまたちょっと違っていて。「好きだからこそ、ちょっと文句も言っちゃうよ」といった、女の子の可愛い拗ねた様子も入っているのが可愛いんですよね。

あと、どこか懐かしい曲調も感じられました。私、80年代の曲を聴くことが多いのですが、この曲を聴いたときに懐かしさと可愛らしさがあって、新しいDIALOGUE+の一面を見つけられて好きな曲なんです。

――A・Bメロの歌詞の内容に合わせてセリフっぽく歌っている部分も、この曲ならではのニュアンスの付け方で。

鷹村:それこそ2Aの<はぁ〜まったくもう! 何時だと思ってるの? とか言うくせに嬉しくて でもスルーして>は、ほぼセリフですよね。あと、きょんのパートには<女子力ってなんて迷惑な言葉>とありますが、実際に女の子からすると女子力ってあまり良い言葉じゃないと思うんですよね(笑)。

守屋:女子力って言われちゃうとね(笑)。だから歌詞も「わかる~!」ってなるよね!

鷹村:<めんどくさいのが恋じゃないか>と歌詞にある通り、恋や恋愛は楽しいだけじゃなくて、喧嘩もするし、ふざけるし、楽しい時間もあるけど、ちょっと相手に対してムッとする時間もある。でも、そういうめんどくさいのを含めて恋で、そういった経験をして、結局やっぱ君じゃなきゃダメなんだなって戻っていくのが、すごい勉強になります!

守屋:すごいですよ! 私たちもなるほどね!ってなります。

鷹村:私、本が好きなので恋愛小説も読んでいるのですが、これはまさに恋愛小説や少女漫画を読んでいるような甘い感覚に陥りますね……!

守屋:たしかに~!

――ぜひメンバー全員でこの歌詞について、小一時間語ってみてほしいです(笑)。続く「やばきゅん♡シューベルト」も、トリッキーな曲調ながら内容としては同じく恋愛系の楽曲です。

鷹村:この曲も恋愛ソングではありますが、タイトルに“シューベルト”とあるように、音楽用語が盛り込まれています。

守屋:私はキーチェックで先に歌わせていただいたのですが、変わったテンポの曲調の中に、可愛らしさだけではなく力強さも垣間見えて、さすが広川恵一さんだなと! すごくお気に入りの曲だったので、レコーディング前から早く歌いたくてウズウズしていました。

鷹村:最初に聴いたときは、何度も転調するため次の音や展開が予想できないのが印象的で。最初はリズム感や音が掴めなくて苦労しましたが、レコーディングに広川さんがいらっしゃっていたので、一緒に楽譜を見ながらひとつずつ確認していただきました。

守屋:文字数や言葉を切る部分も特徴的なので、覚えるのは難しかったですね……!

田淵さんがメンバーそれぞれに寄り添った「MAHOROBA-Deli」では本格的なラップに挑戦

――ここまで恋愛ソングが続きましたが、「MAHOROBA-Deli」で流れが一転しました。思いの丈をエッジの効いたサウンドに乗せるという意味では「Domestic Force!!」を思い出しましたが、今回は曲全体を通してラップにも挑戦されていて。

鷹村:それこそ「Domestic Force!!」の歌詞も芯を突いていたと思いますが、その中でも「MAHOROBA-Deli」は日常に対して物申すニュアンスが色濃く出ているんです。個人的にもそういった傾向の内容が好きなので、お気に入りの歌詞のひとつです。

守屋:DIALOGUE+としては、あまりラップに挑戦したことがなかったので、田淵さんに教えていただいたおすすめのラップの曲を勉強してからレコーディングに挑みましたが、それでもやっぱり難しくて!

何回も歌わせてもらったり、田淵さんと色々な相談をしていて。ラップってすぐにやろうと思ってもなかなか上手くいくものではないと思うんですが、それぞれのメンバーに合ったやり方を田淵さんが見つけてくださったので、照らし合わせながらレコーディングを進めていきました。

かなり難しかったんですが、完成した曲を聴かせていただいたら、カッコよく私達なりのラップになったなと実感しました。未だにライブで歌っている姿が想像できませんが、早く披露したいです!

――そして、「うしみつあっパレイド」ですが、メロディ・歌詞ともにライブ向けというか、ステージ上でこそ120%のパフォーマンスが発揮できるような内容ですね。

守屋:皆さんが盛り上がってくれそう! 今から想像できます!

鷹村:ね~!「あっぱれ!」とか合いの手も入れられそうですよね。

守屋:やってほしい! クラップとかもやってほしい!

鷹村:すごい楽しみ。お化けのような、おどろおどろしい衣装にしても面白そうだよね。

守屋:キツネのお面とかつけたいね!

鷹村:お面をつけて一列に並んでぐるっと回っても面白そうだね!

――曲調も最初こそクールめな感じかと思いきや、サビで一気に明るくなってパレード感が演出されると言いますか。

鷹村:まさにテーマパークのショーやパレードを見ているような感覚になる曲ですね。歌ってみて楽しかったですし、百鬼夜行だなって思いました。

“うしみつ”と言っていますし、歌詞にも妖怪や天国、地獄といった単語があるので、私自身、妖怪やお化けになった気分で、「百鬼夜行に参加してるぜ! イエーイ!」みたいな気分で歌いました(笑)。

守屋:(笑) 。私もこの曲の世界観がすごく好きで、やかんと同じ気持ちで歌っていました。

 

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