映画『聖闘士星矢 The Beginning』の劇中場面カットが公開! 聖衣を身に着けた星矢とネロの姿が公開!
全世界で累計5000万部超え、アニメシリーズも世界中で人気となった車田正美先生の漫画『聖闘士星矢』がハリウッド映画化! 『聖闘士星矢 The Beginning』のタイトルで2023年4月28日(金)より全国公開となります。
この度、本作の場面カットが公開となりました。作品のアイコンとなる聖衣を身に着けた主人公・星矢と、ネロの姿が解禁されています。
聖衣を身に着けた星矢とネロの姿が公開!
本シリーズの“アイコン”とも呼べるのが、聖闘士が身につけて戦う“聖衣”。聖闘士それぞれの守護星座をかたどったオブジェでありながら、それらは分解・変形して聖闘士の身を守る防具になる。
今回解禁となったのは、そんな聖衣を身に着けた星矢とネロの姿。場面写真からは、実写映画として俳優が着て、戦える“聖衣”になっている様子が見て取れる。
本作のメガホンをとったトメック・バギンスキー監督は“聖衣”について、「アニメーションのキャラクターと俳優では、体格が大きく異なります、アニメーションの美学を普通の人間に合わせようとすると、必ず何かが足りなくなるのです。俳優の身体はサイズも形も一人ひとり違いますし、聖衣のメカニズムも紙の上では美しくデザインできますが、今回は最終的にそのデザインを俳優が着て、動けるようにする必要があるのです」と語っている通り、映画では聖衣を着用し、熾烈なアクションをこなさなければならない。
聖衣のデザインにあたっては、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなどで有名なWeta Workshopや「ワンダーウーマン」、「レディ・プレイヤー・ワン」などを手掛けたAaron Sims Creative、さらには日本国内の著名なデザイナーらにも参加してもらいアニメのデザインがどのようにすれば実写で成り立つか、試行錯誤を繰り返した。そこで制作されたデザインは100バージョン以上にものぼる。
しかしそれでも納得いくものに到達することは難しかった。そこで、『ヘラクレス』や『ブレードランナー2049』などにも参加したデザイナー、ゲルゲイ・カタイがプロジェクトに招かれ、漫画やアニメーションを徹底的に研究するところから作業を開始。
ゲルゲイは 「聖衣は、古代ヨーロッパ風の鎧がベースになっています。これは日本や中国の鎧とはまったく違うもので、動きの幅が広がります。しかし、ヨーロッパの鎧を着てカンフーの練習をするわけではありません。私たちの目標は、古代ヨーロッパ風の鎧を作りながら、俳優が武術を行えるようにすることでした。星矢の聖衣は、ヨーロッパ式のプレートアーマーの一種で、非常に複雑な構造をしており、20以上のパーツがつながっていて、動きができるようになっています。ファンタジーの鎧を、動きのある本物の鎧にすることが最大の難関でした」とその苦労を話している。
そして、それに対し監督も「漫画の原点を尊重しつつ、実写で信憑性のある聖衣を作りたい。それが私たちの願いだったのです」と語っている本作の“聖衣”。その激闘を是非スクリーンでご覧いただきたい。
映画『聖闘士星矢 The Beginning』作品情報
4月28日(金)全国公開
監督:トメック・バギンスキー
脚本:ジョシュ・キャンベル&マシュー・ストゥーケン and キール・マーレイ
原作:車田正美「聖闘士星矢」
キャスト:新田真剣佑、ファムケ・ヤンセン、マディソン・アイズマン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、ニック・スタール、ショーン・ビーン
製作・制作:東映アニメーション
日本配給:東映
ストーリー
運命を、超えてゆけ。
幼い頃に姉と生き別れになってしまった青年・星矢はスラム街の地下格闘場で戦う日々を過ごしていた。
ある日、戦いの最中に不思議なパワーを発したことで謎の集団から狙われることに。
星矢の前に現れたアルマン・キドから星矢に自身の中に秘められた力・小宇宙(コスモ)があり、それを鍛え、女神アテナの生まれ変わりである女性シエナを守ることが運命だと告げられる。
突然のことに戸惑いながらも、自らの運命を受け入れ、厳しい修行に励み始めるが―。
オフィシャルサイト:https://kotzmovie.jp/