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『100カノ』声優陣が主人公“愛城恋太郎”の彼女のひとり“院田唐音”の魅力に迫る! 加藤渉×本渡楓×富田美憂 座談会【第4回】

TVアニメ『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』声優陣が主人公“愛城恋太郎”の彼女のひとり“院田唐音”の魅力に迫る!加藤渉さん(愛城恋太郎 役)×本渡楓さん(花園羽香里 役)×富田美憂さん(院田唐音 役)座談会 【第4回】|唐音はドがつくほどのツンデレ!羽香里との関係性も楽しめるポイントのひとつ

「週刊ヤングジャンプ」で連載中の『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』(原作:中村力斗、作画:野澤ゆき子)が2023年TVアニメ化! アニメイトタイムズでは、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』(略称『100カノ』)のTVアニメ化を記念したキャスト連載を実施中です。

第4回となる今回は、恋太郎の“運命の人”のひとり《院田唐音》について、加藤渉さん(愛城恋太郎 役)、本渡楓さん(花園羽香里 役)、富田美憂さん(院田唐音 役)と話していきます!

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中学で失恋100回を達成した愛城恋太郎は、高校でこそ彼女を!と願い訪れた神社で、現れた恋の神様から「高校で出会う運命の人は100人いる」と告げられる。しかし神様いわく、運命の人と出会った人間は、その相手と愛し合って幸せになれなければ死んでしまうという……。次々に待ち受ける運命の人との出会いーーどうする恋太郎? どうなる100人の彼女!?作品名君のことが大大大大大好きな100人の彼女放送形態TVアニメスケジュール2023年10月8日(日)〜2023年12月24日(日)TOKYOMXほか【再放送】2024年10月6日(日)〜TOKYOMX・BS11にて話数全12話キャスト愛城恋太郎:加藤渉花園羽香里:本渡楓院田唐音:富田美憂好本静:長縄まりあ栄逢凪乃:瀬戸麻沙美薬膳楠莉:朝井彩加神様:千葉繁花園羽々里:上坂すみれスタッフ原作:中村力斗 野澤ゆき子(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)監督:佐藤光シリーズ構成:あおしまたかしキャラクターデザイン・総作画監督:矢野茜美術監督:扇山秋仁色彩設計:松山愛子撮影監督:島直美編集:武宮むつみ音響監督:土屋雅紀音響効果:中島勝大音響制作:ブシロードムーブ音楽:睦月周平 滝澤俊輔 eba音楽制作:ランティスアニメーション制作:バイブリーアニメ...

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テンプレを極めるとテンプレを超える!?ドがつくほどのツンデレ少女・唐音

――院田唐音は、名前のインパクトがすごいですね。

富田美憂さん(以下、富田):「○○じゃないんだからね・・・・・・ !」が口癖です!でも苗字の「いんだ」は“いん”にアクセントがあるのかと思ったら、 “だ”にアクセントがあるほうでお願いしますと言われて。

加藤渉さん(以下、加藤):最初みんな“いん”にアクセントを付けた呼び方で演じてましたね。100カノは珍しい名前のキャラクターが多いから、アクセントの場所がいつもわからなくて(笑)。

――今後登場する彼女たちの呼び方も気になりますね。では、院田唐音役のオーディションを受けた時の思い出を聞かせてください。

富田:実はテープオーディションの段階では、唐音ではない別のキャラクターを受けることになっていたんです。でも、ほかのキャラクターもやりたいなぁと思ったときに、資料をパッと見て「この子だ!」ってなったのが院田唐音だったんですね。まさに作中の“運命の人”みたいな感じで。

そこでマネージャーさんにも相談し、院田唐音を受けさせていただけることになりました。そこからスタジオオーディションに進ませていただいたんですが、一度テストで演じたあとに、だいたいスタッフさんのほうで(演技の方向性の確認などの)審議の時間があるんですけど、その時間がすごく短くて、ディレクションも特に追加のオーダーもなく「その感じでお願いします」という感じで、すごい早さで終わってしまったんです。これは何も言うことがないくらい良かったという意味なのか、全然イメージが違っていたのかわからず、自分では出し切った気持ちはあったけど、どっちなんだろうって不安なまま結果の連絡を待っている感じでした。

――どっちにも取れるから難しいですね。

富田:そうなんですよ。でもありがたいことに、良かったほうだったので、嬉しかったです。

本渡楓さん(以下、本渡):「受けるなら唐音だと思う」って自分で言ってなかったら、どうなっていたかわからなかったんだね!

加藤:僕はキャスト一覧のメールをいただいたときに、富田さんの名前をみて「わかるわかる!」ってなりました。

富田:ありがとうございます! オーディションでは演じるセリフがいくつかあって、「脳みそ!!!! 腐ってんのかおめえええええええええ!!!!」の後に、しおらしく告白するようなセリフが続いていたんです。本来であれば、前後の流れがあった上でそれぞれのセリフがくるんですけど、オーディションでは色んなシーンのセリフが部分的に抜き出されて並べられていたので、演じている最中は顔もぐちゃぐちゃになりながら全力でやっていました。時間は短かったですけど、ゼェゼェしながら「ありがとうございました」って帰った記憶があります(笑)。

加藤:100カノのオーディションは情緒がめちゃくちゃになるんですよ(笑)。

――富田さんからみて、院田唐音はどんな人物ですか?

富田:超絶、ドがつくほどのツンデレです!羽香里とは真逆のタイプで、ずっと背中の毛が逆だっている猫ちゃんみたいだなって思うんです。それこそ大好きな恋太郎を前にすると、本当は好きで好きで仕方ないんですけど、「別に○○じゃないんだからね!」って突き放してみたり、目が合わせられなかったり、時にはツンデレがいきすぎるあまりにプロレス技をかけてしまったり、好きな相手をかなりボコボコにしてしまうんですよ(笑)。

加藤:「ここは恋太郎を本気でぶちのめしてください」とか言われていましたよね。僕は、どうしてそんな目に!って思ってましたけど(笑)。

富田:それ言われたー! 私も気づいたら「オラァ!」とか言ってて、あれ? こんなはずでは……って(笑)。

――恋太郎と羽香里と同じく、唐音も個性が突き抜けているんですね。

富田:突き抜けています。自分の気持ちに正直になりたいけど、できないから極端に真逆の言動になっちゃうみたいな…。だけど顔に全部出ているよね、みたいなところがかわいいなって思います。

本渡:その、「○○じゃないんだからね!」シリーズの内容が私大好きで、それ、思ってること全部言っちゃってるけどねってときがあるんです。第1話で自販機のジュースを買うシーンがあるのですが、そこがまさに全部言っちゃってるパターンで、本当にかわいいんですよ!アニメではぜひ注目してみてほしいです。

――ツンデレのテンプレフレーズをここまで使うキャラクターってなかなかいないですからね。

加藤:テンプレを極めるとテンプレを超えるんだな!と思いました。

本渡:完全に新しいものになっていました(笑)。

加藤:でも、100カノってそういうキャラクターばかりなんですよ。ゲラゲラ笑って読んでました。想像をはるかに超えてくる。そこがこの作品のすごいところだと思います。

(C)中村力斗・野澤ゆき子/集英社・君のことが大大大大大好きな製作委員会
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