映画『ハリー・ポッター』の世界を体験! 一歩踏み入れれば、そこは“魔法ワールド”。体験後は誰もがハリポタのファンになる! 6月16日OPEN「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」レポート
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が2023年6月16日にグランド・オープン! 東京・練馬区「としまえん」跡地に建てられた、映画『ハリー・ポッター』シリーズの舞台裏の秘密を探索できるウォークスルー型のエンターテイメント施設です。
「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は、2012年の開業以来いまだに予約困難。そんな世界中から愛されている『ハリー・ポッター』の屋内型施設が、アジア初・東京にやってきました!
映画のセットに足を踏み入れ、衣装や小道具、魔法動物に出合いながら、映画制作の裏側を体験できたり、様々なインタラクティブな体験ができたりします。「スタジオツアー東京」でしか見られないセットも。魔法にあふれた最高の1日が楽しめます。
それでは今回取材したエリアを写真とともにレポートします!
入場する前からわくわくするエントランス
エクステリア
映画に登場する守護霊(パトローナス)の彫刻や、ハリーのメガネのオブジェ、ヴォルデモート卿の蛇の石像などが置かれた入場口前の広場スペース。ここは無料で開放されているので、誰でも自由に楽しめます。
映画で見たセットが目の前に! 制作者の巧みな技術を間近で楽しめる
ホグワーツ魔法魔術学校 大広間
ツアー最初に見られるのは、『ハリー・ポッター』の象徴的なセットのひとつ「大広間」。10年以上も撮影に使われたセットが再現されています。教壇にはホグワーツの教職員たちが勢ぞろい。壁画は映画制作に関わった当時のスタッフが手描きしたそうです。
ダンブルドア校長の演台は本物の金でコーティング。長年使用されていたため、溶け固まったロウに覆われています。マクゴナガル先生の横には組分け帽子が! ハグリッドの大きさにも圧倒されます。
4つの寮の制服も展示され、着用時のシリーズとキャラクター名が明記されています。当時のデザイナーが立ち会って設置したという制服は、等身大サイズで、それぞれの制服の着こなし方や衣装の向きにもこだわっているのだとか。そしてテーブルにも注目! 荒々しい生徒が見受けられるスリザリンのテーブルは傷だらけ。ある場所には誰かが刻んだH.Pという文字も。ぜひ探してみてください!
グリフィンドールの談話室&男子寮
「グリフィンドールの談話室」は、ハリーが人生で初めて“家”を体験する場所ということで、居心地の良い空間となるようデザインされ、暖炉も特大サイズにし安らぎやぬくもりを得られる部屋にしたそうです。ソファは何度も叩いてあえてバネをだめにしてくたびれた風合いに。らせん階段の上には、ハリーとロンが着ていたウェアの展示もあります。
「男子寮」のハリーたちの部屋のセット。個人スペースはそれぞれの少年の個性が表現された装飾に。ロンの空間には応援しているクィディッチのチームのグッズが置かれています。ベッドはシリーズ始めの身長サイズで作ったものがずっと使われていたのだとか。実際に見ると確かに小さいのがわかります。
ダイアゴン横丁
「ダイアゴン横丁」では、グリンゴッツ銀行やオリバンダーの杖店など、通りを歩きながら映画に登場するお店を鑑賞することができます。ディテールを間近で見られるため、一つひとつのお店に釘付けに。
例えば、「フローリッシュ・アンド・ブロッツ書店」のウィンドウにあるギルデロイ・ロックハートの著書。ペテン師の彼の本には偽物の皮が使用されていたり。「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ店」は、いたずら好きなウィーズリー兄弟のユーモアセンスあふれる120もの商品が並んでいます。建築には3か月以上かかったと言われ、そのほとんどの時間がメイン玄関の上にある6mの動くマネキンの制作に費やされたそうです。
ハリポタファンなら一度は訪れたい「ダイアゴン横丁」をリアルに体感できる、夢のようなセットです。
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