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『チェリまほ』ハイスペック&イケメンな黒沢優一の魅力をご紹介

「安達の初めてが全部俺なんて 絶対 絶対全部大事にするのに」──『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』ハイスペック&イケメンな黒沢優一の魅力をご紹介!

 

黒沢優一の魅力とは?

努力を重ねて結果を出すハイスペック男子

真面目で何事にも一生懸命な黒沢。陰ながら努力を重ねているのも彼の素敵なポイントのひとつですが、結果も出すのがまた格好いいところ。仕事にも恋愛にも真っ直ぐで真剣で、そんな黒沢に安達の心は大きく動かされていました。

合法的に長崎に頻繁に行くために、長崎で大口の契約をとった黒沢はさすが。新婚さんとなり、ますます絶好調の黒沢はプロジェクトリーダーに抜擢。つい無理をしてしまったり抱え込んだりしてしまう黒沢も気になるところです。

 

 

また、片想い時代から将来を見据えた貯蓄&投資もしっかりとしており、結婚後、「安達費」の存在が明らかになって安達は怖がっていましたが、黒沢のハイスペック感は半端なく素晴らしいです。

 

 

安達を支え、大切にしている黒沢が素敵

転勤先の長崎で奮闘していた安達は慣れない環境で落ち込むことも。弱音を吐く安達を優しく包み込み、支えていた黒沢の存在は、離れていても安達を強く前向きにさせていました。

安達が魔法使いになった当初から黒沢の真摯な言葉は安達の心を打っていて、その想いは安達にしっかりと届いています。初キスから長崎の初夜まで、二人のあいだで重ねてきたものがあり、初夜は安達の方から黒沢を求めていました。

「安達の初めてが全部俺なんて 絶対 絶対全部大事にするのに」(コミックス第2巻より引用)

安達の心に強く響いた言葉でもあると思いますが、この言葉通り、黒沢は安達をとても大切にしているのがうかがえます。付き合う前から下心はあって、安達とのあれこれを妄想しながらも、真面目で誠実な黒沢は理性で本能を制御してきました。

そんな黒沢が、欲のままに安達を求めるその姿もたまりませんし、片想いの頃から自分の手で安達を乱したいと思っていた黒沢に乱される安達からも目が離せません。

 

リスクヘッジも完璧! 恋愛フラグは速攻潰す

自身のモテを自覚している黒沢ですが、安達がモテることを警戒しているようです。安達も仕事ができる上に教え方も丁寧で優しい。好きになるしかない要素満載なので黒沢も心配でたまらないでしょう。

恋愛フラグが立ちそうになると、己の顔面の良さを最大限に活かして速攻潰しにくる黒沢。安達のことになると手段を選びません。そんな大人げない黒沢も、嫉妬する安達も最高ですよね。一連の流れを見守る同僚・藤崎さんの歓喜に全面的に共感しました。

 

 

安達から見た黒沢

入社以来、安達から見た黒沢は仕事ができて性格も良くて顔がいい同期で、何かと比べられて正直少ししんどい存在でした。けれど、陰で人一倍努力している彼のことも安達はちゃんと見ていたのです。

完璧で住む世界が違うなんて柘植に話していた安達ですが、黒沢のことを知れば知るほどに惹かれていき、気づけば黒沢のことで頭がいっぱいに。

格好いいのに変なことばかり考えていて、一生懸命になりすぎて格好悪くなる黒沢が愛しくて可愛い。ロマンチックでサプライズ好きで、変な奴だけどそんなところが好き。愛は重いけれど、安達はそんな黒沢を誰よりも理解して愛するようになります。

 

 

チェリまほ if

ある日突然、触れた人の心が読めるようになった黒沢視点で描かれる「チェリまほ if」のストーリー『30歳で片思いを拗らせると魔法使いになれるらしい』。著者の豊田先生がTwitterに投稿されており、本編に加えてこちらも反響を呼んでいます。

会社の同期である安達に片想いを拗らせ中の黒沢。思いがけず魔法使いになり、安達の心を読めるようになったことで、本編とはまた違った黒沢の反応を楽しむことができます。この世界の安達は黒沢の恋心を知らないのですが、家に泊まりに来た日以降、安達が気軽に話しかけてくれるように。

安達の心を知りたいけど知るのが怖いという複雑な感情や切ない想いもありつつ、やはり安達の言葉や笑顔で黒沢の気持ちが急浮上する場面も。黒沢の心の声が堪能できるとともに、黒沢目線の可愛い安達も拝むことができます!

 

 

アイドルパロにもご注目

妄想が無限に広がる、アイドルパロも好きな人が多いのではないでしょうか。2023年7月22日に発売決定しているコミックス第12巻特装版小冊子にアイドルパロが収録されるとのことで、どんな彼らに会えるのか楽しみですね!

 

 

おわりに

黒沢の魅力は語っても語っても尽きないですが、ここでひとつ注目ポイントを。

黒沢だけでなく安達もスタイルがよく、黒沢と比べて安達は背中や足の裏が柔らかそうなのも興味深いですよね。体格差、体つきの違いにも萌えますし、こういった丁寧なこだわりも楽しみのひとつです。

 

 
恋人として幸せな日々を過ごすなかで、時には諦めなきゃいけないこともあり弱気になったこともあった安達と黒沢。しかし、本音はやはり諦めたくなかったのです。

「本当は俺 安達のこと愛してるって世界中に自慢したいんだ」(コミックス第10巻より引用)

黒沢の想いがぎゅっと詰まった言葉。黒沢らしいその本音に、胸が熱くなりました。

悩んで辿り着いた安達と黒沢の素敵な選択と、ひとつひとつ重ねていく思い出、愛に溢れた二人の関係が読者の心を打ち、萌えと幸せで包み込んでくれる『チェリまほ』。より多くの方にこの素敵な作品が届きますように……!

 

数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。BLとブロマンスを愛し、大好きな作品はたくさんありますが『チェリまほ』が心のよりどころです。そして『魔道祖師』をはじめ中華BLの沼へ。趣味は国内外のBL漫画や小説を読むこと&ドラマ観賞で、これまでに執筆した記事は『チェリまほ』『美しい彼』『魔道祖師』『陳情令』『ENNEAD』など。

この記事をかいた人

藤崎萌恵
数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。BLとブロマンスが癒し。主な記事は『チェリまほ』『陳情令』等。

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