
トーク番組『浪川んちに集合な!』より、浪川大輔さんと第19〜20回のゲスト・山寺宏一さんのインタビューを公開!
MCの浪川さんち(スタジオ)にさまざまなゲストが遊びに来て、ゆったりとくつろぎながら自由にトークを繰り広げる、声優“浪川大輔”さんのトーク番組『浪川んちに集合な!』。製作は株式会社ムービック、ナレーションは杉山紀彰さんが担当しています。
普段はなかなか聞くことのできない舞台裏や、仕事・趣味・プライベートに関する話をじっくり掘り下げて好評を博している本番組。放送は毎週水曜、TOKYO MXでは22:30~23:00、BS日テレでは23:00~23:30。TVer他の各種配信サービスでも配信中です。
今回は、第19回(8月16日(水))と、第20回(8月23日(水))のゲストとして登場する、声優・山寺宏一さんと浪川大輔さんの撮影直後のインタビューをお届け!
山寺宏一さん&浪川大輔さんインタビュー
——収録を終えて、いかがでしたか?
山寺宏一(以下、山寺): 久しぶりに大ちゃんとしゃべれて、本当に嬉しかったです。以前はよく一緒に飲んでいたような気もするんですけど、記憶をたどってみると、そんなに二人きりで飲む機会がなくて。『ルパン三世』のアフレコ後に、毎週みんなで飲んでいたんですけど、大ちゃんはとにかく来ない! 忙しすぎて。なので、今回は貴重な経験になりましたね。逆にプライベートだと話し辛いことも話せたし。
浪川大輔(以下、浪川):確かにそれはありますよね。プライベートでも仲良くさせてもらってますけど、カメラの前だからこそ確認ができたことがあって。今までの20年で聞けなかったことが話せました(笑)。
山寺:改まって話すと照れくさいことがいっぱいあるからね。こういう機会じゃなきゃ話せなかったと思います。まあ、大ちゃんが相手だと、ついしゃべりすぎちゃうっていうこともあったと思う。
浪川:いや、嬉しいなぁ。
山寺:後で後悔するところがあるかもしれない(笑)。
浪川:そこはスタッフがうまく編集してくれますから(笑)。でも変なことではなくて、本当にすばらしい話をいっぱい聞かせていただいて。やっぱりレジェンドですよね。
山寺:いやいやいや。
浪川:レジェンドの中でも、近寄りやすいレジェンド。後輩みんなに好かれてますから。
山寺:そうでもないよ。大ちゃんじゃん、みんなに好かれてるのは。俺自身はそうでもなかったなと思ったことが結構あるからさ。
浪川:えぇ? そうですか?
山寺:声優の数も多いから、知らない人もすごく多くなってきて。でも、やっぱり作品はみんなで作るものだから、ひとりひとり頑張りながらも、コミュニケーションを取ってやっていくのが大事だなって思って。
浪川:業界にすばらしい人はいっぱいいますけど、その中で山寺さんがある意味ナンバーワンですよ。声優の山寺宏一って言ったら、知らない人はいないと思います。
山寺:『おはスタ』で“山ちゃん”としてやらせてもらったこととかのおかげで、そういうところもあるとは思うけど。今、声優として自分がどうかなというと、まだまだここから頑張らなきゃいけないって思っているので。仕事をしていく中で、悔しい思いもするからね。今日のトークの中で、“嫉妬”っていうのがひとつキーワードとしてあったけどさ。なんで嫉妬するかっていうのがわかった。たとえば他の業界だと、どんどん才能のある後輩が出てきて業界が盛り上がってほしいっていうのがあるけど、声優の仕事って、年齢に関係なくひとつの役をみんなで奪い合うじゃない。
浪川:ずっと同じ立場で奪い合ってます。
山寺:いまだに俺もオーディションで落ちるし。大ちゃんもそうだろうけど、「自分がやりたかった役をあいつがやるのか」って思うと嫉妬して、だんだん下の世代から才能のある人が出て来ると危機感もあって。でも、だからこそ楽しいんだけどね。
浪川:平等ですしね。
山寺:そう。どんどんすごい後輩が出てくるから。嫉妬というか、それに負けたくない、頑張ろうって自分も高まっていくっていうね。後輩からも学びたいし。「自分は昔いい役やってたから、今はもういいや」って思えないよね。スポーツみたいに引退ってないですから。生きている限り、仕事を辞めない限りは……。
浪川:(遮って)こんなにしゃべれたら大丈夫です。今、セリフにしたら20行ぐらいしゃべってる(笑)。台本で20行のセリフがあったら「こんなにしゃべれないよ」「尺合わせられないよ」ってなりますけど、それぐらいの文字数を今しゃべってますから。だから、超現役バリバリですよ。
山寺:大先輩の羽佐間(道夫)さんまで、あと27、8年あるからね。
浪川:ありますねぇ。しかも、今も羽佐間さんはバリバリやってますから。
山寺:そうバリバリやってる。だから、この番組にまた呼んでもらって、浪川さんとこういう話をしたいなと。それか、僕が呼ぶ立場になれればね。この番組が『山ちゃんちに集合な!』になれば。
一同:(笑)。
浪川:次のクールからそうなってたら、嫌ですよ(笑)。
山寺:でも大ちゃんほど、来るゲストはリラックスできないかなぁ。仲の良い人はいいけど、そうじゃないとなかなかね。大ちゃんみたいに僕はみんなに好かれてるわけじゃないから。引き出せるかなぁ。みんな恐縮しちゃうかなぁ。
一同:(笑)。
浪川:今日の番組でもあったでしょ。これが山寺さんの“卑屈”なところなんです(笑)。
山寺:違うよ、みんな俺のことレジェンドだと思ってるから。
浪川:うるさいですよ(笑)。
一同:(爆笑)。
山寺:みんな俺のこと気にしちゃうから、大ちゃんぐらいがちょうどいいのかな。
浪川:なんでやねん(笑)。もう今のでオチましたから(笑)。
山寺:いやいやいや、もうね、1日アフレコ11本には叶いませんよ。大ちゃんは11本男ですよ。ここ絶対使ってほしい。
浪川:たまたまそういう日があったってだけです(笑)。
山寺:『ルパン』グループLINEで、みんなで大ちゃんをいじってるから。
浪川:山寺さんとか、(沢城)みゆきちゃんとか、栗田(貫一)さんとか、(大塚)明夫さんとか、みんなからいじられるから、たまったもんじゃないです(笑)。
山寺:楽しいよね(笑)。
浪川:最後に一言。山寺さんのお土産のチョコレートが美味しかったです。
山寺:めっちゃ美味しいよね。下のビスケットみたいなところもいいけど、上のチョコが本格的でハンパないです。ウイスキーにも合うので、ぜひ。
——最後に視聴者に向けて、山寺さんから一言いただけますでしょうか。
山寺:僕で大丈夫だったでしょうか?
浪川:いや、おかしいでしょ(笑)。
山寺:みんなの大好きな浪川さんに、上手に話を引き出してもらったおかげで楽しくトークができました。
浪川:うるさいですよ(笑)。
山寺:本当にこの番組が長く続いて、途中から『山ちゃんちに集合な!』になる日まで、ぜひ応援してください。
浪川:そのときは林原めぐみさんとか、大谷育江さんとか、緒方恵美さんとかが来るんじゃないかな。
山寺:『浪川んちに集合な!』も面白いんだけど『山ちゃんちに集合な!』も見たいなっていう感想がもしあったら、どしどしお寄せいただければと思います。お待ちしております。やる気満々です! そうなったら、第一号のゲストは浪川さんにお願いします。
浪川:絶対、行きますからね!
山寺:そのときは、またお酒を作ったりしてもらいたいな。
浪川:僕の好きなウイスキーをお持ちします。
8月のエンディングテーマはアーティスト・ピコさん!
8⽉のエンディングタイアップは、アーティスト・ピコさんの「⼈間賛歌」。「人間賛歌」は、8月16日(水)に配信リリース!
今作は、"堀江晶太"作曲による和ロック! 日本古来の音色を巧みに織り交ぜ、現代の日本をピコ目線で捉えた表裏一体の浮世と常世を繋ぐメッセージソングとなっています。
https://big-up.style/ias1L8SeFD
※8/16(水)0:00から配信開始になります。
番組情報
浪川んちに集合な!
[放送]
2023年7月5日より 毎週水曜 22:30〜TOKYO MX/23:00〜BS日テレ
[配信]
2023年7月5日より 毎週水曜 23:00〜 TVer、AbemaTV、dアニメストア、 U-NEXT
[出演]
MC:浪川大輔
ゲスト:
関 智一(第13・14回)
蒼井翔太(第15・16回)
高木 渉(第17・18回)
山寺宏一(第19・20回) ほか
ナレーション:杉山紀彰
[過去のゲスト]
下野紘(第1・2回)
津田健次郎(第3・4回)
ファイルーズあい(第5・6回)
坂田将吾&三野雄大(第7回)
大橋海咲&三波春香/IBERIs&(第8回)
オーイシマサヨシ(第9・10回)
関智一(第11・12回)
▼第1〜12回は以下のサービスでご覧いただけます ※2023年7月現在
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・AbemaTV
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・music.jp
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[製作]
株式会社ムービック