『白聖女と黒牧師』第8話放送後インタビュー:フレデリカ役・上田麗奈さん|「彼女は本当に素敵な女性なので、身が引き締まるような思いもありました」
彼女の切実な願いにもどかしさも感じました
――アフレコ現場での他キャストさんとのエピソードやスタッフ陣からの印象に残ったディレクション等がございましたら、お伺いできますでしょうか。
上田:出演シーンを全て録り終えた後すごく寂しくなってしまって、帰り際に、いつもより長めにスタッフさんとお話ししてしまいました。もっとみんなと掛け合いたかったなぁと、名残惜しくなってしまったんだと思います。現場を出るのに時間がかかってしまいました。
――第4話でヘーゼリッタやギーゼベルトと過去に関わりがあったキャラクターであることが示唆され、今回の第8話でその詳細が明らかになっております。全体的に和やかな雰囲気の本作でも、フレデリカのエピソードは少し切なさの残るものでした。実際に演じてみていかがでしたか?
上田:フレデリカは常に覚悟を持って行動していて、ギーゼルベルトと話している時なんかもあまり迷いがないような印象を受けました。ネガティブな気持ちにのまれることなくまっすぐ生きているフレデリカに感動すると共に、彼女の切実な願いにもどかしさも感じました。
――また特に関係性が描かれていたヘーゼリッタやギーゼベルトとの掛け合いはどんなことを意識されましたか?
上田:ヘーゼリッタとの掛け合いでは、彼女への愛しい気持ちを意識しつつ、純粋に楽しく会話することを心がけていました。ギーゼルベルトとは心の距離が近いからこそのラフさがあるように感じたので、より素直にキャッチボールができるよう頑張りました。
――今回のメールインタビューは、出演された第8話放送後の掲載となります。改めて第8話を見返す際にファンのみなさんに注目して欲しい点をお伺いできればと思います。
上田:切なくもあり、それでいてあたたかさも感じる素敵な回でした。ギーゼルベルトの強い想いには何度も胸を締め付けられましたね。フレデリカが残したものは何だったのか……その辺りにもぜひ注目して、第8話を楽しんでいただけますと幸いです。