『白聖女と黒牧師』第9話放送後インタビュー:ギーゼルベルト役・前野智昭さん|基本は良い人でもシーン毎に感じる印象が異なるような表現を意識した
和武はざの先生によって月マガ基地で連載中の漫画『白聖女と黒牧師』。本作のTVアニメが、TOKYO MXほかで2023年7月より放送中です。
アニメイトタイムズでは、本作の出演声優陣にメールインタビューを実施しました。第9回はギーゼルベルト役の前野智昭さんです。
前野さんには、前回の第8話で描かれたギーゼルベルトとフレデリカのエピソードについて伺っています。ぜひご一読ください。
あわせて、今回も和武先生による描き下ろしイラストが到着しています。
原作・和武はざの先生描き下ろしイラスト|第9話放送後「マカロン」
ローレンスとセシリアのなんともいえない距離感に思わずニヤニヤしてしまう
――『白聖女と黒牧師』という作品の魅力や、原作や台本をチェックされてご自身が特に気に入ったポイントを教えてください。
ギーゼルベルト役・前野智昭さん:ローレンスとセシリアのなんともいえない距離感に思わずニヤニヤしてしまう作品です。それだけでなく、それぞれのキャラクター達の深いバックボーンや切ない過去などもあり、毎話色々な感情を揺さぶられるので、色々な方に楽しんで頂ける作品だと思います。
――出演が決まるまでのエピソードと実際に出演が決まった際の心境もお願いします。
前野:自分は実際には妹はいないのですが、これまでも妹を溺愛するキャラクターを担当させて頂く機会は少なくなく、とても感情移入がしやすいので、おそらく自分にもそういう属性があるのだと思います。ローレンス役の界人くんの事も彼が高校生の頃から知っているので、現場でも皆を見守る兄貴的な立ち位置でいられればなと思いました。
――ご自身の演じるキャラクターの特徴や魅力、収録の際に意識している点も伺わせていただけますでしょうか?
前野:温かみの中に、ふと見え隠れする悲壮感と言いますか、ただ温和なだけでなく、過去に何かがあったからこその温かみ、そういった柔和な表現を心掛けました。妹を思うシーンでは思い切り振り切って、そのギャップを楽しんで頂けるようなキャラクターを作れたらと意識し臨みました。
――ご自身の演じるキャラクター以外で注目している人物、またその理由もお答えください。
前野:へーゼリッタです。理由は妹だからです。