2ページ目：秋アニメ『鴨乃橋ロンの禁断推理』作品の魅力とアニメ化注目ポイントを紹介！

そして、気になるのが本作の魅力。『鴨乃橋ロンの禁断推理』は少年漫画らしい展開も多く、爽快かつ続きが気になる物語が注目を集めています。ここでは、本作の魅力をまとめていきます。
　

本格的なミステリー

本作の一番の見どころはやはり本格的なミステリー。犯人たちが仕掛けた難解なトリックをロンとトトのコンビが見事に解いていきます。

その舞台はバリエーション豊か。さらに、ストーリーも1 話で解決する短いものから数話に渡って描かれる重厚なものまであり、いろんなタイプのミステリーが楽しめます。

捜査を進めるロン＆トトといっしょにトリックや犯人を考察してみてはいかがでしょうか。
　

ロンとトト成長する── 2 人の関係

捜査が難航している事件への協力をトトがロンに依頼したことをきっかけにパートナーとなった2人。彼がロンの探偵としての致命的な“欠陥”を補うことで、ロンも少しずつトトを頼りにするようになっていきます。

不均等だった2人のパワーバランスが事件を解決するごとに均等になっていき、バディとしての関係性が成長していく過程も本作の見どころのひとつです。
　

少しずつ解き明かされていく「探偵行為の禁止」の理由

かつては将来を有望視されるほどの天才探偵と目されたロン。そんな彼を苦しめる「探偵行為禁止」の理由こそが本作最大の謎であり、物語の鍵を握っています。

その謎は、トトを相棒にして再び探偵として動き出したロンにより少しずつ解き明かされていき、次第に彼と私たち読者はロン自身の謎についても知ることとなります。

私は、この真実こそが数ある探偵ものの作品とは一味違うエッセンスだと思っています。真相はぜひご自身の目で確かめてください。

アニメの注目ポイント

原作が大人気の本作ですが、アニメになると一体どんな姿を見せてくれるのでしょうか。ここからはアニメならではの魅力に迫っていきます。
　

ロンとトトの掛け合い

私がアニメ化で最も楽しみにしているのは、ロンとトトの掛け合いです。トトを演じる榎木淳弥さんが「今作のオーディションは、昨今では珍しい相手役を揃えての掛け合いで行われた」とコメントされており、2 人のテンポの良い掛け合いに期待しています。

回転の速い頭で常人離れした行動を取るロンと、翻弄されながらも鋭いツッコミを入れるトト。原作を読んでいても感じられるテンポの良さがアニメーションと声のお芝居でどのように演出されるのか、とても楽しみです。
　

癖のあるキャラクターたち

トトの先輩で警視総監を目指す切れ者女刑事・雨宮や脳外科手術以外はとんでもなく不器用なスーパードクター・卯咲もふ、ピンセット片手に上司にも部下にも平等に厳しく指導する敏腕刑事・翡翠臣疾など、主人公のロン以外にもひと癖ふた癖あるキャラクターが数多く登場する本作。

こんなに癖が強い彼らが作るユーモアたっぷりのシーンは本格ミステリーに勝るとも劣らないアニメの見どころポイントといえます。原作漫画でも十分すぎるほどキャラの濃さが伝わってくる彼らが動き喋ることで、その癖の強さに磨きがかかり、作品を愉快に彩ってくれることでしょう。
　

ギャグとシリアスのコントラスト

ロンをはじめとした個性的なキャラクターたちが織りなすギャグ満載のシーンと、殺人や窃盗など犯罪が起きるシリアスなシーンのコントラストもアニメで楽しみたいと思っているポイントです。

いつもは面白おかしく描かれているキャラクターが見せるシリアスシーンでの真剣な表情や活躍シーンはギャップ萌えに期待しています。ギャグシーンとシリアスシーンの緩急は視聴者を一気に作品に引き込んでくれることでしょう！
　

書き下ろされたオープニング・エンディング主題歌

アニメを彩るOP・ED 主題歌も見逃せません。OP 主題歌はアニメ『TIGER ＆ BUNNY』シリーズを初め多くのアニメで主題歌を担当してきたUNISON SQUARE GARDEN の「いけないfool logic」、ED 主題歌はアニメ『忍の一時』のED 主題歌を担当した黒子首の「リップシンク」。

どちらも本作のために書き下ろされた新曲ということで、どのように作品を彩ってくれる楽曲か気になるところ。特にOP 主題歌「いけない fool logic」は、作詞作曲を担当する田淵智也さんいわく「バンド史上最もハッピーな楽曲が誕生してしまいました」とのことで、アニメがどんなハッピーな幕開けとなるのか、今からワクワクしています。

アニメ放送までに原作をチェック！

アニメの放送まで残り1週間を切った『鴨乃橋ロンの禁断推理』。連載されているマンガ誌アプリ「少年ジャンプ＋」では全話初回無料で読むことができます。アニメ放送前にぜひ原作をチェックして一足先に作品の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。