未来の日本WEBTOON業界を担う、若き才能にコンペティション受賞作品の作成秘話やWEBTOONのこれからについてインタビューを行いました
PLAYTOONS(https://playtoons.jp/home)はWEBTOONに特化した収益が見込まれる投稿プラットフォームです。韓国発祥のコンテンツであり、有名な作品も韓国のクリエイターが多いのが現状であるWEBTOON。
ですが今回PLAYTOONSでは、日本のWEBTOON業界を盛り上げ、国内の有名なクリエイターを発掘するべく、TCA/東京コミュニケーションアート専門学校様(https://www.tca.ac.jp/creative/)とWEBTOONのコンペティションを行いました。
数十作品の応募の中から最優秀作品に選ばれた「拾った場所に返したい!」作者、青緑先生にインタビューを行いましたので、ご覧ください。
作品はこちら https://playtoons.jp/search/search/all/recommend/TCA2023
※上記画像の左が青緑先生
WEBTOON制作のきっかけはYoutube広告
──まず、自己紹介とWEBTOON制作を始めたきっかけなどを教えてください。
青緑先生(以下、青緑):コミットイラスト専攻 青緑と申します。WEBTOONを知ったきっかけはyoutubeやSNSに出てくるWEBTOON作品を紹介する広告で知りました。縦に1コマ1コマ展開されるWEBTOONに興味を持ったのがきっかけです。
(筆者:小さなきっかけでも、チャンスを掴む行動力が素晴らしい!)
参加のきっかけは「人に知ってもらえるチャンス」
──このコンペティションはどこで知りましたか。
青緑:学校のゼミでの説明会がきっかけで知りました。
──コンペティションを知ったときの最初の印象はありましたか?
青緑:そうですね。学校でのゼミがきっかけではあったので、いろんな人に知ってもらえる機会をもらえるっていうのはやはりありがたいなと思いました。
変な生き物と自称天才博士の話
──今回の参加作品のタイトルとその内容について簡単に説明してください。
青緑:タイトルは「拾った場所に返したい!」です。
今回のお話としては、スクル博士という1人の登場人物がいました。その人が昔、星の綺麗な日に変な生物を拾ったんです。その子の名前をコスモと名付けました。
でも、コスモは変な生物なんです、意思疎通なんてできるかわかんないけど大丈夫かっていう矢先に、結構図々しく生活を始めるんです。もうお菓子食べるし、ジュース飲むし、スマホ使ってゲームするし、みたいな。そんな2人の生活を覗いていくっていう感じの話です。
──この作品のテーマやメッセージは何ですか?
青緑:そうですね。。ストーリーというより、自分のこれ、絵柄の話になっちゃうんですけど、結構私はカートゥーンっぽいというか、ちょっと海外風なタッチが結構好きではあったので、日本風のものって、結構キラキラした目で、可愛い、美少女とか、すっごいイケメンとか、それも素敵だと思うのですが、こういうカートゥーンの絵柄でも結構いいのあるんじゃない。って思えてもらえるようなものが作れていたらと思いますね。
──受賞作品についての当社運営チームと制作チームからの評価コメント
編集部1リーダー
ショートアニメの感覚で1話ごとにまとまりがあり、ポップなキャラクターと独特の世界観で印象に残りました。
編集部2リーダー
カラーリングが綺麗。エアブラシ寄りなのも絵柄に合っているかなと感じる。
運営チーム
・絵柄と展開の流れが優れている
・キャラが個性的で印象に残りました。 「スマホを使う」など現代的な要素があり、読者が入り込みやすいのもGoodです。
ストーリーの難しさに直面
──制作中に直面した困難や挑戦、それをどのように乗り越えたかを教えてください。
青緑:そうですね。1番はやっぱりストーリーを考えるのが大変だったなとは思います。
短い募集期間の間で起承転結というか、オチまで持っていかなきゃいけないっていうのはなかなか自分でもストーリーを考えるのがあんまり得意ではないので苦労しました。
(筆者:募集期間が3か月と短く、本業もある中一生懸命作品に取り組んでくれたことに感動しました。最終話のオチは必見です!!)