音楽
『カラソニ』広瀬裕也&梅原裕一郎 インタビュー

『東京カラーソニック!!』3rdシーズン「東京カラーソニック!! Trust Ep.02 STRANGE LAD」発売! 宮苑 巴役・広瀬裕也さん、榊旺士朗役・梅原裕一郎さんインタビュー|キャラクターラジオはとにかく笑ってしまいましたね

音楽学校を舞台に、学生たちが楽曲を共作するオンリーワンの青春エンターテインメント『東京カラーソニック!!』。

2021年より1stシーズンのCDリリースがスタートし、音楽フェスの頂点を目指す4組のバディの青春ストーリーが描かれていきました。翌年2022年の2ndシーズンでは、1stシーズンとは異なるペアによって新たな一面や成長も描かれ、ファンを魅了し続けている『東京カラーソニック!!』。

今年2023年は、待望の3rdシーズンがスタート! 8月にリリースされた「東京カラーソニック!! Trust BIRTH」に続き、全7巻の連続リリースが予定されています。

今回は、10月27日にリリースされる「東京カラーソニック!! Trust Ep.02 STRANGE LAD」の収録を終えたばかりの宮苑 巴役・広瀬裕也さん、榊旺士朗役・梅原裕一郎さんにインタビューを実施!

 

 

巴が心を許せる枠に入ったんだろうなと思いました

──今回の収録を終えられて、物語やキャラクターについてどう感じたかをお聞かせください。

宮苑 巴役 広瀬裕也さん(以下、広瀬):巴と家族の確執がどうなっていくのか気になっていたので、今回の収録はすごく楽しみでした。巴も、叶も、お父さんも、結局はみんな言葉が足らないだけだったのかなと思います。京都のお祭りで、家族三人が集まるシーンはぐっときました。

また、巴はこれまで旺士朗のことを避けていましたが、今回は彼が背中を押してくれたことにより家族の問題が解決されました。

最初の出会いからは考えられないくらい、バディとしての絆が深まったと思います。下の名前で呼んじゃったり(笑)、おまえはバカだと言い合える関係にもなれて、巴にとって初めての親友ができたのかなと感じました。

 

 
榊旺士朗役 梅原裕一郎さん(以下、梅原):巴に寄り添って行動ができる旺士朗は、やはりすごい人間だと感じます。勢いだけで京都に行ってしまったけれど、あれがなければ巴はこの先もずっと家族のことで悩んでいたかもしれないので……。

旺士朗は、なにかを抱えている人とバディになることが多いですね(笑)。ただ今回は助けるだけではなく、自分の家族とも向き合うことができたのはよかったです。

彼は考えすぎてしまうところがあるので、たとえば巴に対して何かこうしたほうがいい、ああしたほうがいいと言っているのは、半分自分に向けての言葉なんじゃないかと思っているんです。自分含めて再確認していたのかな、と感じます。

──本日は一緒に収録できたということで、演じられてお互いにいかがでしたか?

広瀬:互いの空気を感じながらお芝居ができるのは、掛け合いならではですよね。巴が旺士朗の胸ぐらを掴むシーンで、どこまで掴んでいるかというのを悩んだのですが、とある吐息の中に、胸ぐらを解いたという意味を込めたんです。梅原さんに伝わってましたか?

梅原:はい。

広瀬:本当に伝わってます!?(笑)。

梅原:伝わってる伝わってる(笑)。

広瀬:よかった!

梅原:僕は、巴と旺士朗がお互いの名前を呼び合いにぎやかに東京へ帰るシーンがあるのですが、そこは青春しているなと感じました。19歳ならではですよね。

広瀬:僕は全然しますけどね!

梅原:個人差あるんだ(笑)。

 

 

──3rdシリーズでより関係性が深くなったふたりですが、 それぞれのキャラクターに成長したと感じる部分はございますか?

広瀬:自分の想いを伝えようとしはじめたところです。今回、家族との仲が戻ったのは旺士朗が取り持ってくれたおかげだと思っています。

だからこそ後半で「今度はそっちの番だ」と旺士朗をアシストしている姿を見ると、大きな心の変化があったんだと感じました。気が利くパスを回すのは、旺士朗にも救われる側の気持ちを味わってほしかったのかなと……。

巴の根本的な性格は変わらずで、棘もあるのですが、今後も旺士朗と接することで彼自身が変わっていくような気がします。旺士朗は未來と同じ、巴が心を許せる枠に入ったんだろうなと思いました。巴は、そういう人を一人ずつ増やしていってほしいなと感じます。

梅原:旺士朗が京都へ行きたかった理由は「曲を書く上で巴のことを知りたいから」というもので、ボーカリストにきちんと向き合って曲作りができるようになったのだと思いました。

彼にある種のプロ意識が芽生えたような気がしています。前回は、「嵐に歌ってほしい曲を書くんだ」という自分主体な部分が目立ちましたが、巴に対しては「人となりを知った上で書きたい」という想いに変わりました。嵐と組んで学んだことが多かったので、その部分を次に生かせているなと感じます。

 

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