作品を見てからパークへ! 東京ディズニーシーにオープンする新エリア「ファンタジースプリングス」のテーマ、『ピーター・パン』『塔の上のラプンツェル』『アナと雪の女王』の見どころや知っておくとパークが楽しめるポイントを紹介します!
『アナと雪の女王』
あらすじ
王家の姉妹エルサとアナ。姉のエルサは、触れたものすべてを凍らせてしまう“禁断の力”を制御できずに王国を冬にしてしまう。凍りついた世界と姉を救うため、妹のアナは山男のクリストフや“心温かい雪だるま”のオラフと共に、エルサの後を追って雪山へ向かう。凍った世界を救うのは真実の愛。アナの思いは凍った心を溶かし、世界を救うことができるのか?作品の見どころ
魔法の力が強くなっていくエルサ
幼い頃、二人はエルサの魔法の力を使って遊んでいました。けれどアナに魔法が当たってしまい命の危険に晒されトロールに助けてもらいます。国王はエルサが力を制御できるようになるまで、城の門を閉じ、力を隠すことにします。
トロールによって魔法の力に関する記憶を消されたアナは、エルサが部屋に閉じこもる理由がわからず一緒に遊ぼうとドア越しに声をかけます。何年経っても開けてくれないエルサの部屋。成長過程と共に描かれているエルサに会いたいアナの「雪だるまつくろう」を歌うシーンは見どころのひとつです。
氷の宮殿でエルサを説得するアナ
冬になってしまった王国を元に戻すため、エルサを連れ戻しに山へ向かうアナ。氷の宮殿にたどり着いたアナは、一緒にアレンデールに帰ろう、エルサなら冬を終わらせられると説得します。自分には元に戻すことはできない、と感情が高ぶってしまったエルサは、また力が暴発してしまいます。二人の想いが掛け合いで歌われる「生まれてはじめて」は、アナ(神田沙也加さん)とエルサ(松たか子さん)の歌唱力も相まって、心が震えるほど美しいシーンになっています。
みんなに愛されるキャラクター、オラフ
ハグが大好きで、夏に憧れる不思議な雪だるま。エルサが王国から逃げる途中に作り出し、幼い頃アナと一緒に遊んだ思い出がつまっています。離れ離れになった姉妹をつなぐための大切な存在で、自分が消えてしまってもアナを守ろうとします。“ギューッて抱きしめたくなる”無邪気で人懐っこいオラフにも注目です!
🎵空は晴れて 友達もいる
— ディズニー・スタジオ(アニメーション)公式 (@DisneyStudioJ_A) September 20, 2019
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今日(9/20)は、#空の日‼️
あたたかい太陽のもとで過ごすことがオラフの夢☀️#アナ雪 #アナと雪の女王2 pic.twitter.com/gexKD4FA2R
このシーンに注目すると、パークがもっと楽しい!
映画『アナと雪の女王』がテーマのエリア「フローズンキングダム」は、アレンデール王国の美しい風景が広がります。お城の中には、レストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」があり、北欧料理をモチーフにしたメニューが楽しめます。
『アナと雪の女王』のエリアをより楽しめる、オープンする施設に関連する映画のシーンに注目してみましょう。
アナとクリストフの出会いのシーン
山中でアナがたどり着いた山小屋は、オーケンが経営する交易所「オーケンのお店」。アナが冬服を調達していると、クリストフが雪まみれでやってきます。「突然のふしぎな雪は、ノースマウンテンから来ている」と話すのを聞いたアナは、エルサがそこにいると確信。クリストフに案内を頼みます。はじめはアナに振り回されていたクリストフですが、狼に襲われたり、雪男と対峙したり、何度もおとずれる危機を乗り越えるうちに、アナに惹かれていきます。
氷と雪❄️の質感を表現するために、スタッフがまず訪れたのはアメリカのワイオミング州。実際に丈の長いスカートをはいて雪の中を歩いて、雪面にどんな足跡が付くのか、衣服がどうなるかなどを細かく観察したそうです⛄️#アナ雪 #アナと雪の女王 #エルサ #アナ #オラフ #レリゴー #金ロー #放送中 pic.twitter.com/4YNPeUGztY
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 15, 2019
「フローズンキングダム」には、オーケンが経営するレストラン「オーケンのオーケーフード」もオープン。北欧名物のカルダモンロールをアレンジしたブレッド「オーケンのフッフーブレッド」を販売。商品名にオーケンの口癖“フッフー”が入っているところがユニーク!
アナが“真実の愛”を見つけるシーン
エルサによって心に氷が刺さり、このままだとアナが永遠に凍りついてしまう……凍った心を溶かすのは“真実の愛”だけ。愛する人とのキスで心を溶かそうと、クリストフは急いでハンス王子の所に連れていきます。しかしハンス王子は――。アナを救う“真実の愛”とは? そしてその愛が王国を元に戻すのでした。真実の愛が、心を溶かす…❄️#アナ雪 #アナと雪の女王 #エルサ #アナ #オラフ #レリゴー #金ロー #放送中 pic.twitter.com/kFoxcas17X
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 15, 2019
エリア唯一のアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」は、「真実の愛」が凍った心を溶かす壮大かつ心温まる姉妹の物語を、名曲と共にたどることができます。
『アナと雪の女王』は、一度見ただけで耳に残り思わず口ずさんでしまう名曲ばかり。後述する「レット・イット・ゴー~ありのままで~」をはじめ、アトラクション内で数々の名曲が聞けると思うと楽しみでなりません!
知っていると自慢できるトリビア
エルサは当初、悪役の設定だった!
映画製作の初期段階では、エルサは悪役だったそうです。けれど「レット・イット・ゴー」ができた時、エルサに対する考え方が変わったとのこと。ありのままの自分でいたいと願うエルサは、悪役からみんなが共感できるキャラクターに生まれ変わり、ディズニー初のWヒロインの作品として完成したのでした。
「♪#レット・イット・ゴー」
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 15, 2019
みんなで一緒に歌いましょう😆#アナ雪 #アナと雪の女王 #エルサ #アナ #オラフ #レリゴー #金ロー #放送中 #エルサ歌唱中 #松たか子 pic.twitter.com/shKJJyHSFT
エルサの戴冠式に、あの王女たちの姿が!
エルサの戴冠式には、近隣諸国からたくさんの招待客が訪れていました。その中に『塔の上のラプンツェル』のラプンツェル王女とユージーンが! お城の門が開きアナが外へ飛び出すところで一瞬映るので、チェックしてみてくださいね。作品を盛り上げる一曲
♪レット・イット・ゴー~ありのままで~
魔法の力を隠し自分を押し殺して生きてきたエルサが、“ありのまま”の自分を受け入れ、自由に生きていこうという心情が歌われる、作品の代表曲。雪の女王になったエルサの力強い歌声が心に残る名曲です。
「Let It Go」を「ありのままの」という歌詞に訳した翻訳家の話しを知っていますか? 「Let It Go」は直訳すると全く違う意味になると言います。翻訳家の高橋知伽江さんは、作品を何度も見てエルサの心情を理解し、キーワードになる言葉「Let It Go」をどう訳すかを最初に考えたそうです。
ミュージックシーンでは、エルサの顔がアップになるので、口の動きと日本語を合わせる必要があり、音は6つしか入らない――この制約の中で生まれたのが「ありのままの」でした。
エルサの心情に共感できるのは、実際に「ありのままの~」と歌っているように見えるからなのかもしれませんね。
終わりに
東京ディズニーリゾートには行くけれど、アニメーション作品は見たことがないという人も多いと思います。もちろん作品を見ていなくても充分楽しめますが、知っているとより一層楽しめるのも事実!
新しくできる東京ディズニーシーの新エリアを120%楽しむためにも、ぜひ作品の世界観に触れてからパークを訪れてみてくださいね。