『ぼっち・ざ・ろっく!』「結束バンドLIVE-恒星-」BD/DVDリリース&劇場上映記念!後藤ひとり役・青山吉能さん&喜多郁代役・長谷川育美さんインタビュー|「“ギターヒーロー”になれた」とは言えないけれど、近づくことはできた
TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』に登場する「結束バンド」初のワンマンライブ「結束バンドLIVE-恒星-」(2023年5月21日 Zepp Haneda (TOKYO)にて開催)の模様を収録したBlu-ray&DVDが、2023年11月22日(水)に発売。それに先駆けて、11月17日(金)~30日(木)には劇場での上映が実施されます。
パッケージ発売&劇場上映を記念し、主人公であり「結束バンド」ではリードギター担当の後藤ひとり(愛称:ぼっちちゃん)役・青山吉能さんと、ギター&ボーカル担当の喜多郁代役・長谷川育美さんにインタビュー!
ライブを振り返っての感想や、ライブでのお互いの印象、鈴代紗弓さん(伊地知虹夏役)、水野朔さん(山田リョウ役)も含めたメンバーの舞台裏での様子、当日のハプニングまでたっぷりとお聞きしました。
なお、今回のBlu-ray&DVDには、音声特典として臨場感のある立体音響を体感できる5.1chサラウンドのほか、出演キャスト4名や音楽スタッフによるオーディオコメンタリーをそれぞれ収録。特典映像には2023年4月23日にヒューリックホール東京で開催したイベント「ぼっち・ざ・ろっく!です。」や「結束バンドLIVE-恒星-」のメイキング映像、「ギターヒーローへの道 番外編」も収録されます。
声優をやっていて見たことのない景色でした
――いま改めて振り返って、「結束バンドLIVE-恒星-」(以下、「恒星」)の感想をお聞かせください。
後藤ひとり役・青山吉能さん(以下、青山):なんか1年前ぐらいのことのように思っちゃうよね。
喜多郁代役・長谷川育美さん(以下、長谷川):わかる。はるか昔感があるし、夢だったんじゃないかなって。
青山:それに、これまではキラキラとペンライトが輝いているライブばかりだったので、皆さんの拳だけのライブは珍しくて。本当に「バンドマンのライブに来た!」と思えたのが、すごく新鮮でした。
長谷川:事前に「ペンライトは〜(※)」と告知がありましたが、禁止と言ったわけではなかったので、何本かはあるだろうなと思っていたんです。でも本当に1本もなくて、あの景色は感動しました。「手!手〜!!」みたいな感じで(笑)。声優をやっていて見たことのない景色でした。お客さんもアニメ好きな方が多かったと思うので、こういうライブは新鮮だったんじゃないかなと思います。
※:YouTubeで公開された「「結束バンド LIVE-恒星-」の楽しみ方(ナビゲーター:伊地知虹夏&山田リョウ)【ぼっち・ざ・ろっく!】」の中で、「ペンライトやサイリウムでの応援はお控えください」と言われていた。
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— TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」公式 (@BTR_anime) May 20, 2023
5/21(日)開催
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「結束バンドLIVE-恒星-」の楽しみ方を、伊地知虹夏(#鈴代紗弓)&山田リョウ(#水野朔)によるナビゲートでお届けします。
ご来場の皆様は、是非一度ご覧ください🎸https://t.co/8G0NDeZrBE#ぼっち・ざ・ろっく pic.twitter.com/Pt6PHFyK8Z
――そのBlu-ray&DVDがいよいよ発売となり、発売に先駆けて劇場上映も実施されます。劇場上映されると聞いたときはいかがでしたか?
青山:いやもう最高ですね。自分たちの顔を大きい画面でデカデカと見られる不安は置いておいて(笑)、「結束バンド」の音楽をお客さんとして受け取ったことがなかったので、皆さんと同じものを同じように受け取れるのがすごく嬉しかったです。
長谷川:キャラクターとして映画に出るのではなく、自分自身として映るのは「大丈夫かな?」と戸惑いはありましたが、劇場なら家のテレビで観るのとは絶対に違った音響で観れますし、この作品のスタッフの方々はそれ用のサウンドにしてくるだろうし、そういう面でもワクワクしました。
青山:音楽ディレクターの人がX(旧Twitter)で「楽しみだ。腕がなる」ってつぶやいていましたからね。
――楽しみですね。青山さんのあの手の震えも大画面で観られるわけで。
青山:そうなんですよ。ライブのときは円盤化する想定でやっていないというか、目の前の人たちを楽しませることに必死だったので、映像で改めて震えている自分の手を見て「よくやったな」と感心したんです。別人を見ているような気持ちでした。ちょっとしたミスも大きな音で聴かれてしまう懸念はありますが、やっぱりなかなかない機会ですし、家の音響では限界がある部分も劇場なら補ってくれるので、すごく楽しみです。