【ネタバレあり】『呪術廻戦』両面宿儺(りょうめんすくな)の情報を一挙にご紹介!|「史上最強の呪いの王」と言われる宿儺のプロフィール・領域などをまとめました【連載最新話までのネタバレあり】
『呪術廻戦』に登場する「史上最強の呪いの王」と呼ばれている特級の両面宿儺。虎杖悠仁の体に受肉している呪詛師です。
『呪術廻戦 渋谷事変』(第2期)では、一般人を鏖殺しまくり、虎杖の心を弄びます。
本記事では、そんな両面宿儺の情報をご紹介します。プロフィールや使用する領域、五条悟との対戦などをまとめました。
また、コミックス未収録分の連載最新話までの彼の状況もまとめますので、ネタバレに注意してお楽しみください。
両面宿儺の基本情報
等級:特級
嗜好・興味:食べること
嫌いなもの:なし(自分以外どうでも良いと思っている)
両面宿儺の目的とは
宿儺の目的は、ズバリ「完全復活すること」! 虎杖の肉体から抜け出し、伏黒の布留を使い、完全に昔の状態へと戻り自由にすることを目的としています。
両面宿儺の「受肉」とは?
「受肉」とは、誰かの体が器となり魂が宿っている状態です。
そもそも、宿儺は1000年以上前に実在していた人物。その姿は、腕が4本、目が4つ、口が2つと異形であり、「呪いの王」と恐れられていました。
あまりの強大さを危惧して、遺骸は指ですら20本に細かく分けられた後、特級呪物に認定されました。しかし、それほど分けても強い呪いのため、他の呪霊がパワーアップのため宿儺の指を狙っています。
宿儺の指の力を求めて呪霊が溢れかえった事件が、アニメ第1話「両面宿儺」。宿儺の指を呪霊たちに取られまいとした虎杖が咄嗟に飲んでしまいました。
通常の人間なら死に至りますが、“千年生まれて来なかった逸材”の虎杖の体は、宿儺の指に適合して共存するような形で「受肉」しました。
なお、現在発売中の漫画第24巻では宿儺の計画により、虎杖から伏黒へ受肉対象を乗り換えています。
両面宿儺はどれくらい強い?
生前も死後もかなり恐れられていた宿儺。原作者の芥見下々先生いわく、宿儺は「現代最強の呪術師」と呼ばれる五条悟の比ではない強さを誇っています。
生前とほぼ同等の力を取り戻した場合、五条を上回る乙骨の倍以上の呪力量と六眼持ちの五条には劣るものの高い呪力効率があると言われています。
両面宿儺の領域展開「伏魔御廚子(ふくまみづし)」
「伏魔御廚子」を展開すると、お寺のお堂とその下に水牛の頭蓋骨が登場。
他の領域とは異なり結界で空間を分断しません。このように生得領域を具現化する手法は「キャンパスを用いず空中に絵を描く」と例えられている神業です。
必中効果範囲内の呪力を帯びたモノには「捌(はち)」、呪力の無いモノには「解(かい)」が、「伏魔御廚子」が消失するまで絶え間なく浴びさせられます。
“史上最強の呪霊”両面宿儺 VS “現代最強の術師”五条悟
獄門疆から解放された五条は早速、羂索と宿儺の両方を倒そうとしました。しかし、宿儺と羂索のある契約を果たすため、決戦は12月24日に持ち越しに。
その決戦は、無人の廃墟となった新宿で行われました。格闘戦から決着をつけるため、領域を展開。無限の情報を流し込み脳にダメージを与える「無量空処(むりょうくうしょ)」と、無数の斬撃を与える「伏魔御厨子」の戦いが始まります。
五条は反転術式で回復しながら戦いますが、体と呪力を酷使しすぎ鼻血を流す場面も。両者引けぬ戦いの中、宿儺は伏黒の「八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)」という式神を召喚させ、伏黒の魂に無限を当て続けていました。
こうして激戦を経て、領域展開が発動できないほど弱った五条と宿儺は、激しく殴り合います。魔虚羅を倒すことを目標にした五条は捨て身の戦い方をしますが、宿儺は“五条の術に対する適応を自分の術式に取り込む”ために魔虚羅を使い続けていました。
最終的には、五条の術に適応できるようになった宿儺によって、五条は胴を上下に切断されて死亡しました。
本気を出さずとも無双する宿儺(〜254話【単行本未収録】)
五条を退けた後は、日車・虎杖ペアとの対戦。急速に成長していく日車に興味をそそられた宿儺は、彼をジワジワと追い詰め戦いを楽しみます。日車の好戦も虚しく、彼は呪術師として死んでいきます。
その後、羂索の首を獲った乙骨優太が駆けつけ領域「真贋相愛」を発動し、虎杖と共に宿儺を追い詰めますが、乙骨をしても宿儺を倒すことはできません。裏梅曰く「宿儺様はまだ本気を出していない」とのこと。
虎杖が回復している間に、真希・日下部・猪野が宿儺と交戦。七海の術式を帯びているような呪具を持つ猪野を撃退、呪術を否定する存在である真希を捻じ伏せ、一級術師の中で最強と言われる日下部をも簡単に倒してしまう宿儺。
まだ力を温存している宿儺を倒すことができるのでしょうか? ピンチを救うべく、次に宿儺の前に現れたのは五条と渡り合った男・ミゲルだった!
両面宿儺の実在について
飛騨地方(現在の岐阜県)では、両面宿儺は武勇に優れており、神祭の司祭者・農耕の指導者だったと言われています。
しかし、『呪術廻戦』の両面宿儺は、地方の伝説の影響は受けておらず「見た目も強さも宿儺っぽいから宿儺って呼ばれていた人」と作者の芥見下々先生は話しています。(公式ファンブックにて)
アニメで演じているのは諏訪部順一さん
声優の諏訪部順一(すわべ じゅんいち)さんは、3月29日生まれ、東京都出身。
『呪術廻戦』の両面宿儺役のほか、『テニスの王子様』の跡部景吾役、『うたの☆プリンスさまっ♪』の神宮寺レン役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。