30代から始めるラブコメ・恋愛アニメ生活~おじさんはキャラクターたちの恋模様に魂の救いを求めた~
主人公がいい奴すぎる
主人公が男の子であろうと女の子であろうと、滅茶苦茶いい奴であることが多い点もハマった要素のひとつ。
個人的な意見になってはしまうのですが、超が付くレベルで魅力的なヒロインならば、それに釣り合うようなキャラクターが主人公でいて欲しいという勝手な願望があったりします。最近見ている作品だと、この願望を叶えてくれている作品が大変多いので毎日感謝しています。
別にイケメンである必要も美女である必要もないんです。好きな人のために一生懸命に頑張る姿を見せてくれれば、それだけで応援できる。そういうキャラクターが主人公をやってくれる作品が多いので、見ていて楽しくいられるのかもしれません。
主人公も相手役も魅力的ならその恋路を後は第三者視点で応援するだけ。そうやって楽しめるのがハマった一番の理由のように思えます。
主人公がたくさんの異性から好かれるタイプの作品でも、いい奴なら自然と許せてしまうもの。それこそ行く先々でちょっとエッチなハプニングをおこす『To LOVEる -とらぶる-』の主人公・結城梨斗なんかは、“リトさん”と一部ファンから慕われているくらいですし。リトさんならモテても仕方ないし、なんならちゃんとモテてくれと思ってしまいます。
最近の作品だと『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』。当初はヒロインの椎名真昼目当てで見始めたものの、いつの間にか主人公の藤宮周の方を応援していたくらいでした。やっぱり好きな子のために一生懸命な男の子というのは、応援したくなってしまうものなんです。
自分はヒロインに釣り合うのだろうかとちょっと弱気になったりするのも人間味があって共感できますし、そんな想いを乗り越えて努力しようと決めるのも立派だなぁと。
『からかい上手の高木さん』や『それでも歩は寄せてくる』の山本崇一朗先生の作品が特にそんな感じなのですが、このふたりをずっと見ていたい、見させてほしいと思わせてくれるような作品が非常に多い。『久保さんは僕を許さない』も筆者は本当に好きでした。