『キャプテン翼』漫画としての連載を4月に終了、著者・高橋陽一氏のコメント到着! “物語”は形式と場所を変え、制作継続
1981年に「週刊少年ジャンプ」で連載開始し、これまで世界中で愛されてきたサッカー漫画の金字塔『キャプテン翼』(高橋陽一・著)。このたび漫画としての連載を終了することが発表されました。
1月5日発売の「キャプテン翼マガジンvol.19」で発表、4月初旬発売予定の「キャプテン翼マガジンvol.20」の掲載話をもって最終回となります。
『キャプテン翼』漫画としての連載を4月に終了! 著者・高橋陽一氏からのメッセージ公開!
「キャプテン翼マガジンvol.19」には、著者・高橋陽一氏が思いのたけを綴ったファンへのメッセージを掲載!
体力の衰えや執筆環境の変化により“漫画”を描くことが困難になってきたことを理由に挙げつつ、このあとの“物語”を残すべく、ネームのような形で制作していく決意を4ページにわたって述べられています。今回、そのショートバージョンも公開されました。
なお、物語の今後については、ネームなどの形で制作を続けていくこともあわせて語られています。どのような形で発表するかは現在未定のため、決定次第発表となるとのことです。
『キャプテン翼』連載終了について、高橋陽一氏のメッセージ
関連書籍情報
■「キャプテン翼 マガジン vol.19」
【発売日】:2024年1月5日発売
【定価】:980円(10%税込)
【判型】:B5判/180ページ
■『キャプテン翼 ライジングサン』最新19巻
【発売日】:2024年1月4日発売
【定価】:528円(10%税込)
【判型】:新書判/192ページ
『キャプテン翼』概要
サッカーの天才少年・大空翼を主人公に、そのチームメイト、ライバルたちの成長を描くスポーツ漫画。
コミックスの全世界でのシリーズ累計発行部数は、9,000万部以上。「週刊少年ジャンプ」1980年18号に読切作品として掲載、同誌81年18号から連載スタート。翼の小学生~ジュニアユース時代を描いたのち、88年22号で連載を終了。
翼の成長にあわせ物語の舞台を移し、「週刊少年ジャンプ」にて『キャプテン翼<ワールドユース編>』、「週刊ヤングジャンプ」にて『同 ROAD TO 2002』、『同GOLDEN-23』、『同 海外激闘編 IN CALCIO 日いづる国のジョカトーレ』、『同 海外激闘編 EN LA LIGA』、現シリーズ『同 ライジングサン』を「グランドジャンプ」2013年末から2019年まで連載。
その後2020年からは発表の場を「キャプテン翼マガジン」に移した。同シリーズは最新19巻が2024年1月4日発売。テレビアニメーション、ゲームなど多メディアに展開され、世界の50以上の国と地域でも流通。海外のサッカー選手が大好きな作品として挙げることも多い。
高橋陽一氏 プロフィール
1960年7月28日生まれ。東京都葛飾区出身。第10回月例フレッシュ☆ジャンプ賞入選作品として、「週刊少年ジャンプ」に読切『キャプテン翼』が掲載されデビュー。翌年連載を開始、サッカー漫画の金字塔と呼ばれる作品に。