
冬アニメ『月刊モー想科学』連載第4回:ジロー役・山本和臣さん|ミュージカル回だった3話「こんなの理論的に考えても仕方ないですが、なぜ踊るのかと(笑)」
オリジナルTVアニメ『月刊モー想科学』が、TOKYO MXほかにて2024年1月11日より放送中。本作の舞台は、とある国にある街・モーストシティ。この街にある古びたビルの2Fには、『月刊モー想科学』を発行する小さな出版社が。
『月刊モー想科学』は奇想天外で「も~びっくり!」な事件、科学者でも「も~無理!」なオーバーサイエンスな現象を記事にしている科学雑誌で、スタッフは美人編集長と編集者のタロー・J・鈴木に加え、アシスタントの小学生ジロー・田中と犬のサブローがいるのみ。そんな編集部に、ある日、科学者のゴロー・佐藤が「世界の歴史を塗り替える、ものすごいネタ」を売り込むために訪れたことから、奇想天外な物語が始まる……。
アニメイトタイムズでは、本作メインキャストのインタビュー連載を実施! 第4回は、ジロー役・山本和臣さんに3話を振り返ってもらいつつ、今後の見どころについても語っていただきました。
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実は嬉しいのにクールな顔を決めようとする
――3話はミュージカル回でした。
ジロー役・山本和臣さん(以下、山本):でしたね(笑)。歌のパートはアフレコが終わったあとに録ったので、完成した映像を見るまでは全体的な仕上がりがよく分かっていなくて。いざ見てみたら、めちゃくちゃ面白くて、とにかく笑いました。
特に最後みんなで踊り出したところは印象的でしたね。こんなことを理論的に考えても仕方ないのですが、なぜ踊るのかと(笑)。タローさんも、これまでは虎の姿になったら理性がなくなっていたのに、ちゃっかり踊っていました。
――確かに(笑)。

山本:リヤも真面目な顔をして客席からツカツカと歩いてステージに上がって行き、ミュージカルに加わっていて。もう、これは何をやっているんだろうなと(笑)。心底、ジローくんに感情移入する回でした。最高に面白かったですね。
――ツッコミ役になることも多いジロー。演じるうえで意識していることはありますか?
山本:ジローくんって、見た目や表情は割とクールなんですけど、子供っぽいところが端々でパッと出ちゃうことがあって。表情には出さないけど、動揺や期待感が声に乗っちゃうときってあるじゃないですか。ジローくんもそうで、実は嬉しいのにクールな顔を決めようとするんです。なので、内心はめっちゃ嬉しいということを芝居で表現できるように意識しました。
――デートの予定をキャンセルされたタローと一緒に舞台を見ることになったジローは、何だか嬉しそうでしたよね。
山本:そうなんです。基本クールっぽく見えますが、写真を撮ったり取材に行ったりするときも実はいちばん喜んでいて。子供っぽいところがあるんですよね。そういう意味では、ジローくんは仕事に対してのやる気がすごくある人だと思います。
――そこがタローさんと差があって面白いですし、だからこそいいコンビなのかも。
山本:ですね。タローさんも、ジローくんに何か言われても嫌な感じはしてなさそうです。

──本作のメインキャラクターであるタロー・ジロー・サブロー・ゴローはみんな個性的な人物です。その4人のなかで、自身にいちばん近いと思うのは誰ですか?
山本:ジローくんかなぁ。ジローくんって色々なことに興味を持って、「とりあえずやってみたい!」というタイプだと思うんです。そういう好奇心旺盛なところは近い気がしますね。
ゴローさんも興味のあることに真っすぐなのですが、彼は色々なことを知りたいというよりかは一点集中型なんですよ。そこがちょっと違うかなと。あと、サブローの自由さにも共感できます。
──好奇心旺盛で自由を大切にするタイプ。
山本:自分ではそうだと思っています。
──企業面接の自己PRなどでそう言ったら、プラスになりそう。
山本:そうですか!? ちゃんとした会社の人事担当さんが相手なら、「こいつ、やべー」「仕事中にどっか行っちゃうんじゃないか」って思われそうです(笑)。