この記事をかいた人
- 胃の上心臓
- 拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ロボットアニメ作品やTYPE-MOONの作品を主に追いかけている。
続いて、事前にアニメ『SPY×FAMILY』の公式X(※旧Twitter)で募集した質問に声優陣が回答していくコーナーに。回答する質問は、声優陣がひとりずつ用意されたボックスから引き当てたものとなりました。
江口さんが引き当てたのは、「アーニャ語録やアーニャの感情豊かな演技の参考にしたものは?」という種﨑さんへの質問。種﨑さんは、アーニャを演じる上で参考にしている特定の存在は無いと話しました。
ただし、昔から耳に入ってくる子供たちの会話を聴くのが好きで、どんな風にしゃべるのかを観察していたとのこと。アーニャを演じるようになってから、その作業により注力するようになったそうです。
この話を受けて江口さんと早見さんが種﨑さんをベタ褒めするような様相になると、照れくさくなったのか自ら「次の質問いいですか!?」と尋ねた種﨑さん。引き当てたのは「(※本作で)演じていて一番楽しかったシーン」となりました。
江口さんは冒頭のロイドによるスパイ活動シーンをピックアップしました。変装したロイドが、これがいつもの仕事だと言わんばかりにアダルティックな雰囲気を漂わせているのがお気に入りなのだとか。
早見さんは「フォージャー家の面々の表の顔と裏の顔とで意識して声を変えているところ」という質問を引き当てました。早見さんによるとバトルシーンでのヨルは怖い表情を見せたりするものの、不意のリアクションでは普段の顔になったりするので、演技は意識して変えていない、表裏を考えていると逆に演じられなくなってしまうとのことでした。
江口さんは、ロイドには明確に表と裏があると話しました。自分の中で今がどちらなのかチェックしておかないと追いつかないそうで、収録で演じる際には切り替えるポイントを用意しておかないと感情においていかれることがあるのだとか。
松田さんは「ボンドのあれしゃべってるよね!?選手権」となりました。こちらは作中の観覧車のシーンで、ヨルからアーニャを任されたボンドの「ボッフ」という鳴き声が「わかった」と聴こえたことから、声優陣にもそういう瞬間があるかどうかを尋ねたもの。
松田さんによるとこのシーンは演出通りなのだそうですが、果敢に攻めたアドリブをすると『SPY×FAMILY』の現場では採用されることが多いといった話も飛び出しました。
その後は、「声優陣みんなでボンドになりきって会話」といった無茶ぶりが。ここでは、松田さんによるボンドの演じ方講座が見られました。また、最後の質問となった「アーニャが娘だったら親としてどんな対応をするか」では、心を読まれてしまうことからミスや心の乱れが許されず大変だとの話になっていました。
ここでイベント終了の時間に。最後に江口さんは、改めて2回以上作品をご覧になってくれたファンの方がおられることに言及。そして、何回も見ることで味わい方や感じ方が変わる面白さがあると本作の魅力を語り、これから先もさらに楽しんでもらいたいと述べました。
公開からひと月を経てなお人気の本作。まだ劇場でフォージャー家の活躍をご覧になっていない方は劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ガンダムシリーズをはじめとするロボットアニメやTYPE-MOONを主に追いかけている。そして、10代からゲームセンター通いを続ける「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」おじ勢。 ライトノベル原作や美少女ゲーム、格闘ゲームなども大好物。最近だと『ダイの大冒険』、『うたわれるもの』、劇場版『G-レコ』、劇場版『ピンドラ』がイチオシです。