「i☆RIs」山北早紀さん、芹澤 優さん、若井友希さんが語る「全力コラボ」シリーズ最新作! 初夏公開の劇場版アニメや、2024年の目標にも迫る
2023年にスタートした、声優アイドルユニット「i☆Ris」の「全力コラボ」シリーズ。
2024年1月24日(水)にその第3弾&第4弾シングル「White Lyrical Kingdom / キセキ-ノ-フィラメント」がリリースされます。
今回、「White Lyrical Kingdom」では佐藤純一さん(fhána)・畑亜貴さん、「キセキ-ノ-フィラメント」では「Elements Garden」の菊田大介さん・織田あすかさんとのコラボレーションが実現。王道を感じさせつつも、i☆Risらしさが詰まった楽曲に仕上がっています。
デビュー11周年ライブ「i☆Ris 11th Anniversary Live ~Heart Jack~」も大成功し、2024年初夏には劇場版アニメ『i☆Ris the Movie - Full Energy!! -』の公開が迫る中、i☆Risの3人(山北早紀さん、芹澤 優さん、若井友希さん)に新曲や2024年の目標について伺いました。
「White Lyrical Kingdom」はi☆Risの未来を感じさせる、祝福感のある楽曲
——2023年を振り返って、いかがでしたでしょうか?
山北早紀さん(以下、山北):i☆RIs10周年が盛り上がりを見せて終了して、去年(2023年)は11年目だったんですが、個人的には振り出しに戻った感覚がありました。気持ち的な意味でも10周年を迎えてまっさらになった気がしましたし、去年は声出しが解禁になって「これだ!これだ! 私達の活気のあるライブが戻ってきた」という感じがしましたね。2023年のi☆Risは原点回帰したのかなと。
若井友希さん(以下、若井):声出し解禁は大きな出来事でした。やっぱり私達のライブはファンの方の声がないと物足りなかったんだと改めて実感したのが、「i☆Ris 8th Live Tour 2023~わっしょい!!!!!~」でした。このツアーをきっかけに「声出しできるライブに行きたい」と思ってくれる新規のファンの方も増えた印象だったので、私達としては「11周年を迎えてもまだまだ勢いがあるな」という可能性を感じられた年でした。
芹澤 優さん(以下、芹澤):自分の中にあった「10年は絶対に続ける」という目標が終わって、ぽっかり穴が空いたような感覚もあったというか。どう頑張っていけば良いのか、「どこに向かっていけば良いんだろう」ってふわふわしている感覚もあったんです。
でも、声出しがあったお陰で、「目標やゴールではなく、そのライブやイベントひとつひとつを楽しもう」という感覚でライブができるようになったのが2023年ですかね。なので純粋に、みんなのコールを浴びる気持ちよさだったり、ライブの楽しさを味わおうと思いましたね。
——今回の24thシングルは、全力コラボ企画の第3、4弾になりますが、これまでの楽曲とはまた違った良さを持つ曲ですよね。皆さんの新たな一面が表れていたんじゃないかなと思うのですが、いかがですか? まずは、「White Lyrical Kingdom」から。
山北:「White Lyrical Kingdom」は、「このタイミングでこんな清楚な曲が来るのか!」という意味で新たな面ですよね。フレッシュなグループが歌っていそうな曲じゃないですか。白の衣装でね。それこそ私達もデビュー時は白の衣装で「i☆Risです!」とかやっていましたからね(笑)。それをこのタイミングで歌うんだっていう意味で新鮮さが逆にありました。
——これも10周年を経たからこその、ならではですかね。
山北:歌詞で言ったら、「これからまだ未来は描き放題」というフレーズもあるので、佐藤(純一)さんが今の私達に合わせて歌詞を書いてくださっていて、祝福感があるなと。前回の冬の曲(12月のSnowry)が失恋がテーマになっていたので、その対比も素敵でしたね。
若井:全力コラボという企画なので、i☆Risスタッフ側の発注もあったと思うんですが、そこに佐藤さん、畑(亜貴)さんらしさが入ってくることがコラボの良さですよね。
「佐藤さんのサウンドだな、コーラスも佐藤さんらしいな」って感じたりして、コラボだからこその感覚で素敵だなと思いました。畑さんも意外とグループとしては初めてなんです。凄くありがたいことだなと思いましたね。
芹澤:「これからも〜」「まだまだ一緒〜」とか、正直に言うとi☆Risにしては照れくさいんですよ!
——照れくさい?(笑)
芹澤:そういうフレーズってMCでは絶対に言えないんです、恥ずかしいから(笑)。でも曲になって歌うことでお客さんとしても「これからもこの5人でやってくれるんだ」という幸せな感覚だったり、佐藤さんの曲には「祝福」というワードが何度も出てきていて、ここまでやってきた思いと、これからも一緒に行こうっていう気持ちが歌に込められているので、エモいMCがなくてもそれがみんなに伝わっているんだろうなと思いました。
——照れちゃうってことは、いつも思っているってことですか?
芹澤:いや、思ってないです!(笑)
山北&若井:芹澤さんが1番そういうことを思っている人です。