『東京卍リベンジャーズ』無敵のマイキー――カリスマ総長・佐野万次郎の魅力と闇落ちの理由に迫る!ストーリーと共にご紹介!
最後のタイムリープ、そしてマイキーが最後に見た景色は(*重要なネタバレが含まれます!ご注意ください)
マイキーの呪いが解けるという奇跡を起こしたタケミチ。マイキーも呪いから解放されいつものマイキーに戻りますが時すでに遅く、タケミチは息を引き取ります。
皆がタケミチの死に涙する中、マイキーも「こうなんねぇために…遠ざけてきたんだぜ?オマエが死んだら…意味ねぇじゃんかよ…なあ…?頼むよ…目ぇ覚ましてくれよ!!!」(コミック31巻275話引用)と泣き叫ぶマイキー。
その涙が!奇跡を起こします!!
その涙がタケミチの手に触れた瞬間、奇跡のタイムリープが起き、1998年のタケミチが小1の頃に戻ることができたのです!!そしてまさかのマイキーまで一緒に小2のマイキーに同時にタイムリープできたのです!!
一緒にタイムリープできた2人はそれまで起きた悲劇を力を合わせて回避し、『東京卍リベンジャーズ』の皆が幸せになれる結末を迎える事ができました。
呪いから周りを守る為、大好きでかけがえのない友達を大切だからこそ遠ざけたマイキー。そして絶対に諦めずにマイキーを救おうとしたタケミチ。タイムリープというSF要素もありながら、不器用に生きる少年達がその時を懸命に生き仲間を救った『東京卍リベンジャーズ』。大切な仲間と過ごすかけがえのない時間や、仲間のためにどれだけ大変なことがあろうとも諦めない熱い気持ち。それらは、私たち読者にたくさんの感動とパワーを与えてくれますね。これからのアニメ化、実写映画・舞台等を心待ちにしながら、熱い想いを私たちも持ち続けていきたいですね。
アニメで演じているのは林勇さん
林勇さん(はやしゆう)さんは4月2日生まれ、神奈川県出身。
『東京リベンジャーズ』の佐野万次郎(マイキー)役をはじめ『ハイキュー!!』の田中龍之介役、『文豪ストレイドッグス』(立原道造)役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。また、アニメだけでなく海外映画や海外ドラマの吹き替えで主役を多数演じるなど、幅広く活躍されています。
実写版映画で演じているのは吉沢亮さん
俳優の吉沢亮(よしざわりょう)さんは1994年2月1日生まれ、東京都出身。
映画『東京リベンジャーズ』の佐野万次郎(マイキー)役をはじめ、映画『キングダム』の嬴政/漂役、『仮面ライダーフォーゼ』の朔田流星/仮面ライダーメテオ役など、人気作品の役を多く演じ、CMやドラマでも大活躍されています。
“無敵のマイキー”と『東京卍リベンジャーズ』
マイキーは“無敵のマイキー”と呼ばれ、人気も高く憧れられるカリスマ的存在です。しかし圧倒的な強さを持ち合わせていても、人には見せられない弱さ、幼さもある一人の少年。そんな彼はなんといっても仲間想い。そんな人間らしさも魅力の1つではないでしょうか。
そして、こんな総長がいるからこそ、「東京卍會」は仲間想いの隊員たちが集まった、熱いチームなんですね。
『東京卍リベンジャーズ』を読み進めていて熱くなれるのは、タイムリープという斬新なストーリーと共に、マイキーはじめ応援したくなる個性豊かで魅力的な登場人物に溢れているからですね。これからの映像化も楽しみに、マイキー達を応援していきたいですね!
[文/西澤あさこ]