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【ノンケ】とは? 知っておきたいBL用語解説!意味やオススメ作品をご紹介

知っておきたいBL用語解説「ノンケ」の意味とは? 人気オススメBL作品&萌えシチュエーションもご紹介

男性同士の恋愛を題材としたBL(ボーイズラブ)作品は近年人気を増し続け、漫画や小説、ドラマ、アニメ、映画など幅広い媒体で展開。日本だけではなく世界的にもニーズが高まっています。

電子書籍の普及をきっかけに誰もが作品に触れやすくなり、加速するメディア化によって新たなファンも獲得しているBL作品。【攻め】と【受け】の属性、ストーリーについても純愛ものや拗れた恋愛模様などそのジャンルは多種多様で、作品を嗜むにあたって様々なBL用語を目にすることがあるでしょう。

そんな気になるBL用語のなかから、本稿では「ノンケ」の意味を解説。オススメ作品&萌えシチュエーションも併せてご紹介します!

 

「ノンケ」の意味とは?

「ノンケ」とは、同性愛者から見た異性愛者を指す言葉。日本で生まれた造語であり、否定の意味を持つ「non」(ノン)に「その気」(そのケ)を組み合わせて「その気(同性愛の気)がない人」を表しています。

男性のみを対象として使うことが多く、もともとは同性愛者たちの中で隠語の一種として使われていた言葉です。

一般的には異性愛者のことを「ヘテロセクシュアル」(ヘテロセクシャル)と言い、ヘテロセクシュアルかつ身体的性と性自認が一致している人は「ストレート」と呼ばれています。

 

「ノンケ」のこんなシチュエーションに萌える!

ノンケをめぐる恋愛を描くBL作品は非常に人気で、「ノンケ攻め」や「ノンケ受け」といった言葉も使われています。ノンケが恋に落ちていく過程や自身の想いに気づく描写に惹かれるという人も多いでしょう。

そんな「ノンケ」による萌えシチュエーションを、人気オススメBL作品とともにご紹介します!

『あかりと彼はなやましい』

 

まずは、鶴亀まよ先生の『あかりと彼はなやましい』をご紹介。『三上と里はまだやましくない』のスピンオフ作品です。本作の攻めは26歳ノンケの社会人・若宮瑞貴、受けは16歳ゲイの高校生・桜井あかり。

友人(ノンケ)同士が付き合うようになり、出会いを求めてゲイバーに行くことにしたあかりは、その日たまたまお店の手伝いで入っていた10歳年上の瑞貴と出会います。あかりが未成年であると気づいた瑞貴は帰るように言いますが、反発してお酒を飲んで寝てしまったあかりが目を覚ますと、そこは瑞貴の部屋でした。

 

気持ちが動いていくノンケ攻め

中学生の頃に学校でゲイだとバレてモメたことがあり、高校ではゲイであることを公言しているあかり。ノンケを好きになったところで叶わないから、自分にはゲイバーなどで出会いを求めるしかないと瑞貴に話しており、どこか諦めたような顔をしています。

瑞貴はあかりを放っておけないのか連絡先を教え、あかりはそんな瑞貴の部屋に何度も訪れては居座るように。居場所を求めているあかりに、ゲイではない自分には応えてあげられないと考えていた瑞貴ですが、いつしか情が移っていると自覚するようになります。

16歳のゲイと26歳のノンケがたまたま出会い、成り行きで一緒にいるだけの関係だと認識しながらも、自身の意思であかりに合鍵を渡すほどに瑞貴の気持ちが動いているのも注目ポイント。臆病で手がかかるあかりに対して、何かしてやりたいと特別な思いが芽生えていくのです。

 

いつしか手放したくないくらい本気に……!

傷ついて拗らせているあかりはノンケとの恋愛に臆病になっていて、好意を向けられても素直に受け止められない。欲しいものを何でもくれる瑞貴の優しさに期待するのがこわくて逃げてしまいます。

そんなあかりに向き合う瑞貴の行動力は大胆なところがあって、最初はあかりのためだったのが、いつの間にか後戻りできないほど本気になってしまっているのも見どころ。クールに見えてあかりのことになると心のなかは穏やかではいられないようで、瑞貴のその大きくて複雑な感情に心を撃ち抜かれてしまいます!

 

『あかりと彼はなやましい』

著者:鶴亀まよ
出版社:リブレ
レーベル:ビボピーコミックス

〈あらすじ〉
「ノンケのあんたが俺を好きになれんの?」

友だち(ノンケ)の男2人がくっついた。ゲイを公言する男子校生・あかりは、それが何だか面白くない。うらやましい? それとも嫉妬? ……なんじゃそりゃ。俺にだって、きっといつか「好きな人」ができるはず…!

意気込んで向かったゲイバーで出会ったのは、正論を振りかざすムカつく大人で――!?

pixivコミックで話題沸騰「三上と里はまだやましくない」スピンオフ!コミックスでしか読めない描きおろしは初めての×××!

 

 

 

『GAPS』

 

続いてご紹介するのは、里つばめ先生の代表作『GAPS』(シリーズ5冊)。ノンケの上司が部下に迫られる恋愛攻防を描く人気作品で、攻めは会社の部下・片桐 聡(30才)、受けは上司・長谷川直幸(37歳)。

片桐はイケメンで仕事もできる社内の憧れの王子様。しかし実際は社会性欠如のクズで、プライベートは破綻。汚部屋に住み、ギャンブルを好むその本性を知ってしまいドン引きする長谷川は、なぜか片桐から狙われて口説かれるようになります。

 

攻めのことばかり考えてしまうノンケ受け

仕事が充実しているとはいえ、私生活は不調で身体の衰えを自覚しつつある長谷川。イケメン部下に強引に迫られてついつい流されそうになりながらも、落ちそうで落ちません。

けれど片桐に何度も唇を奪われ絆されそうになり、振り回される日々のなかで片桐のことばかり考えている長谷川。仕事面では片桐のことを認めていて、プライベートではきゅんとしたり怒ったり心配したりと、長谷川の頭の中は片桐のことでいっぱいなのです。

 

流されているだけのはずが……!

片桐の本気度があまり伝わらなくて、信用ならない片桐を拒絶して防衛線を張っている長谷川。理解しがたい片桐の言動のなかで本音が垣間見えることもあり、長谷川の気持ちはかなりぐらついていきます。葛藤しながらもやがて自身の気持ちを認めるように。

仕事に生きてきたプライドの高い上司が部下に組み敷かれるのは相当の覚悟が必要なのだと長谷川を見ていて感じます。ただ、それでも片桐の気持ちに応えたいという思いもあるようで、絆されて流されていただけだったはずの長谷川の気持ちの繊細な描写も見どころ。

絶対に落としたい破天荒な部下と、なかなか素直になれない常識人の上司の攻防は必見です!

 

『GAPS』

著者:里つばめ
出版社:大洋図書
レーベル:H&C Comics

〈あらすじ〉
「こないだ俺 面白いAV見たんですよね、上司喰っちゃうやつ」

長谷川直幸、37才。仕事は充実しているものの、反面、私生活はさっぱりで、身体の衰えを自覚しつつある。

片桐 聡、30才。顔よし、頭よし、性格よし、男女問わず、社内の憧れの王子様。のはずが、大学生からお金を巻き上げたり、気に入らない相手の車を壊したり、プライベートは破綻しまくりだった!?

夜の公園で、誰も知らない片桐を知ってしまった長谷川の運命は!!

 

 

 

 

 

 

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