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『【推しの子】』作者は赤坂アカと横槍メンゴのお二人!どんな人か解説します!

『【推しの子】』描く2人の巨匠「赤坂アカ」と「横槍メンゴ」ってどんな人?代表作や過去作品との繋がりを一挙ご紹介!

『【推しの子】』制作秘話

赤坂先生、横槍先生について、おわかりになったでしょうか?ここからは、強力タッグで描かれる『【推しの子】』制作秘話の一部を、お二人の対談をもとにご紹介していきます。

本稿でご紹介する対談は、『【推しの子】1stイラスト集 Glare×Sparkle』に掲載されています。横槍先生の美麗イラストや第一話のネーム(漫画における下書きのようなもの)のほか、キャラクターの初期設定案など、ファン必見の内容です! 気になった方はぜひお手にとってみてはいかがでしょうか!

赤坂アカ「×」横槍メンゴ

『【推しの子】』の作者表記は、「赤坂アカ×横槍メンゴ」。ただの連名ではなく、お二人の名前の真ん中に「×」が挟まれています。

「×」の表記について横槍先生は、『【推しの子】』はお二人の「相乗効果」によって生まれている、と語っています。赤坂先生は「メンゴ先生に(ストーリーについて)意見を聞くこともある」としており、それに対して横槍先生は「『【推しの子】』という作品を説明するときに”かけ算”としか表現しようがない感じがある」と語っています。

ちなみに「×」を最初に提案したのは赤坂先生で、その際、横槍先生に「『HUNTER×HUNTER』みたいな感じ!?」と言われたそう(横槍先生は『HUNTER×HUNTER』が好きなことで有名)。

横槍先生が描いていて楽しいのは…

「“キャラクターの顔がかわいい”というのが自分のアイデンティティ」と語る横槍先生。そんな横槍先生が描いていて楽しいと思うキャラについても紹介されていました。

そのキャラクターは「アイ」と「MEMちょ」。アイを描く際は「絶対かわいく」「アイドルオーラ盛り盛りで」という縛りがあり、腕が鳴るとのこと。MEMちょは服装の系統が横槍先生好みのジャンルに近いことから、インスピレーションも湧きやすいのだとか。

『【推しの子】』が犯す「タブー」

●ここからは、2024年5月現在、アニメ化されていない内容を含みます。ネタバレには十分ご注意ください。

エンタメ業界の裏側を描く本作。赤坂先生は「僕たち漫画家だけが安全圏にいるのはどうなんだろう?」との思いがあったとのこと。

原作単行本第5巻で描かれた「漫画家」を題材としたエピソード。漫画家が自らの作品で「漫画家」を描いたこのシーンは「自分たちも叩かれる立場として、傷を負いながらやるという覚悟」のもとに作り上げられたと赤坂先生が語っています。

時々過激な裏話が盛り込まれる『【推しの子】』。お二人の「覚悟」にも注目です。

夢のコラボ! 『【推しの子】』と『かぐや様』

実は『【推しの子】』の世界と『かぐや様』の世界は同一のものである、という激アツな設定があることをご存知でしょうか?恋愛漫画『今日は甘口で(略称:今日あま)』が両作品で登場するなど多くの共通点があり、赤坂先生も過去に、両作品が同じ世界線の物語であることを事実として公表しています。

そんな中、2022年週刊ヤングジャンプ増刊『ヤングジャンプヒロイン2』に掲載された特別漫画で、『【推しの子】』と『かぐや様』のコラボレーションが実現しています! こちらの特別漫画も『【推しの子】1stイラスト集 Glare×Sparkle』に掲載されていますので、『【推しの子】』ファンも『かぐや様』ファンも要チェック!

『【推しの子】』ちょい足しポイント

こちらでは、知っていると『【推しの子】』がもっと楽しめるポイントをご紹介。TVアニメ第2期が始まる7月に向けて、『【推しの子】』熱を高めていきましょう!

横槍先生視点で綴られる『【推しの子】』

2023年、原作の赤坂先生がご体調を崩されたタイミングがありました。同年8月にはお仕事を再開され現在も連載が続いています。

この赤坂先生の体調不良により、『【推しの子】』は1ヶ月間、本編を休載。その間に連載されていたのが、『【推しの子】-interlude-』です。本来作画担当である横槍先生がストーリーを構成した物語であり「横槍メンゴ視点で綴る短編」として発表されました。

キャラクターの内面や過去に言及した『【推しの子】-interlude-』。計4話から成っており、MEMちょ、鳴嶋メルト、有馬かなと黒川あかね、星野アクア(雨宮吾郎)と星野ルビー(天童寺さりな)がそれぞれ深堀りされています。

いつもとはちょっと違う『【推しの子】』の世界。思わずぐっと来るこれらの素敵なお話は、原作単行本13巻に収録されています。

「シュレディンガーのアイ」? 単行本の帯裏に隠された仕掛け

2024年5月現在、14巻まで発売されている『【推しの子】』原作単行本ですが、各巻初版限定で帯裏に仕掛けが施されています。

キャラクターたちの日常の一コマや、横槍先生からのメッセージ、赤坂先生描き下ろしの”あのキャラ”まで……ファンならきっと、口角が上がってしまうイラストが盛りだくさん!

個人的には最新14巻の帯裏がお気に入りです。加えて、小説版である『【推しの子】〜一番星のスピカ〜』の帯裏は、涙なしでは見れない内容で……。

単行本4巻からスタートされたこの仕掛け。『【推しの子】1stイラスト集 Glare×Sparkle』にて、4巻から11巻までの帯裏イラストが公開されています。

赤坂先生と横槍先生の対談動画もチェック!


今後の『【推しの子】』にも注目です!

本稿では、『【推しの子】』を描く赤坂先生と横槍先生についてご紹介しました。あの人気作がどのように生み出されているのか、どのような思いが込められているのか。お二人のことを知ることで、『【推しの子】』をもっと楽しんでいただけたら幸いです。

いよいよ7月から放送が始まるTVアニメ第2期では、アクアたちが2.5次元の舞台作品に挑戦する「2.5次元舞台編」が描かれます。業界のタブーに正面から切り込んでいく、両先生の「覚悟」が込められたTVアニメ第2期……。放送まで待ち切れない!

7月まで、こちらで『【推しの子】』を補給しましょう……!

『【推しの子】』作品情報

【推しの子】第2期

あらすじ

新たな舞台の幕が開く──
人気マンガ『東京ブレイド』の舞台稽古が始まった。
劇団ララライの役者達に囲まれ、大きく飛躍するかな。
かなの才能を認めながら、ライバル心を激しく燃やすあかね。
才能と熱意のある役者が集う中、アクアは演技すらも利用してアイの死の真相を追い続ける──。
そしてアイドルとして母の背中を追い続けるルビーは......。

キャスト

アクア:大塚剛央
ルビー:伊駒ゆりえ
有馬かな:潘めぐみ
黒川あかね:石見舞菜香
MEMちょ:大久保瑠美
姫川大輝:内山昂輝
鳴嶋メルト:前田誠二
鴨志田朔夜:小林裕介
鮫島アビ子:佐倉綾音
吉祥寺頼子:伊藤静
雷田澄彰:鈴村健一
GOA:小野大輔
金田一敏郎:志村知幸
カミキヒカル:宮野真守
ツクヨミ:木野日菜
アイ:高橋李依

(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
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