アニメ
『アンメモ』三浦和也メールインタビュー【連載第8回】

『Unnamed Memory』連載第8回:監督・三浦和也さんメールインタビュー|猫ティナーシャは原作の古宮九時先生からの熱い言葉があって実現!

電撃の新文芸より刊行中の著・古宮九時先生/イラスト・chibi先生による小説『Unnamed Memory』(略称アンメモ)。本作のTVアニメが、2024年4月より放送中となっています。

アニメイトタイムズでは、本作の出演声優陣&スタッフ陣へのメールインタビュー連載を敢行。第8回目は、監督・三浦和也さんです!

なお、本インタビューにはアニメシリーズ最終話のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

関連記事
Unnamed Memory
絶大な力を操る五人の魔女が、人々にとって畏怖の象徴となっていた時代――。大国ファルサスの王太子・オスカーは、幼い頃に受けた「子孫を残せない呪い」を解呪するため、荒野の塔に棲む“青き月の魔女”ティナーシャのもとを訪れる。どんな望みも叶えるという“魔女の塔”の試練を乗り越えたオスカーが望んだのはティナーシャを妻として迎えることで……。魔女の契約者となった王太子と、王太子の守護者となった魔女。二人の出会いは“魔女の時代”に変革をもたらし、やがて、世界の〈運命〉を書き換えることになる。オスカーとティナーシャの行く手に待ち受ける物語とは――。作品名UnnamedMemory放送形態TVアニメスケジュール2024年4月9日(火)~2024年6月25日(火)AT-X・TOKYOMXほか話数全12話キャストオスカー:中島ヨシキティナーシャ:種﨑敦美ラザル:梅田修一朗シルヴィア:夏吉ゆうこメレディナ:赤﨑千夏アルス:佐藤拓也カーヴ:天﨑滉平ナーク:森永千才トラヴィス:福山潤ルクレツィア:川澄綾子レオノーラ:斎藤千和沈黙の魔女:園崎未恵ラナク:柳田淳一スタッフ原作:古宮九時(電撃の新文芸/KADOKAWA刊)原作イラスト:chibi監督:三浦和也シリーズ構成:赤尾でこキャラクターデザ...

 

前回の記事

関連記事
『Unnamed Memory』連載第7回:レオノーラ役・斎藤千和さんメールインタビュー|「レオノーラも誰かを求めていたのかな?と、個人的には思いました」
電撃の新文芸より刊行中の著・古宮九時先生/イラスト・chibi先生による小説『UnnamedMemory』(略称アンメモ)。本作のTVアニメが、2024年4月より放送中となっています。アニメイトタイムズでは、本作の出演声優陣&スタッフ陣へのメールインタビュー連載を敢行。第7回目は、レオノーラ役・斎藤千和さんです! 前回の記事 『呼ばれぬ魔女』ということで、有名な13人目の怖い魔女を思い出しました――台本やシナリオ、原作などをチェックした際の本作の第1印象は?レオノーラ役・斎藤千和さん(以下、斎藤):重厚な世界観なので、絵がどのように動くのかな?と興味が湧きました。魔法での闘いなど、SEや音楽がとても楽しみです。――ご自身が演じるレオノーラというキャラクターの第1印象を教えてください。斎藤:『呼ばれぬ魔女』ということで、有名な13人目の怖い魔女を思い出しました。実際に演じてみた感想は、思ったより人間味があり、魅力的な人でした。――レオノーラを演じる際にはどのようなことを意識していますか?斎藤:やっていることは歪んでいますが、ある意味で芯があって求心力があると感じたので、小さなことに動じず格好良く見えるように意識しました。でも、最期に見せた人間っぽ...

 

オスカーとティナーシャの会話をメインベースに、その上で話が展開していく作品だというのを大切に

――原作やコミカライズなどをチェックした際の本作の第1印象は?

三浦和也監督(以下、三浦):(前半)おお、ハイファンタジーですかぁ・・・、(後半)いやSFですか?!

 

――今回のアニメ化にあたって、原作の古宮九時先生とはどのようなやりとりがありましたか?

三浦:執筆時にどのようなイメージを持っていたかを聞いていくうちに、なるほど~というのが多々ありましたが、詳しくはまだ、言えないです。

――キャラクターデザインが原作イラストやコミカライズ版に忠実だと感じられました。この点について、担当された能海知佳さんへはどのようなコンセプトでお願いされたのでしょうか?

三浦:特にはないです。何分、着手が前なのでうろ覚えなのですが、イメージは崩さずに好きに描いてください、くらいでお願いしたと思います。

 

――キャラクターたちを演じられる声優さん方のお芝居を聞いた印象や、アフレコ現場でのエピソードも伺わせてください。

三浦:皆様達者で、何の問題もありません といった感じでした。

中島さんはクールでクレバーな印象が残りました。寡黙、なのでしょうか。

種﨑さんはほぼ毎回「ここは~」と質問に来ていたこと、あとメガネの印象が残ってます、なぜか。

オスカーとティナーシャの会話をメインにしたため、他のキャラクターの方たちの本編での掘り下げが出来ずにセリフが随分と少なくなってしまったことをお詫びしておきます。「これもこれも言ってもらいたいんだけど~」というのがシナリオの段階で多数ありました。

ティナーシャがアルスをクラーケンの餌にするのとかもやりたかったですね。

――本作の主人公であるオスカー、そしてヒロインのティナーシャ。この二人を中島さん&種﨑さんにお願いすることになった理由や経緯もお教えください。

三浦:まずオーディションでした。今は皆さん上手いので何人も候補者がいらっしゃったのですが、最終の決め手は、(原作の)古宮さんと(製作の)プロデューサーのプッシュもあったかな、と振り返って思います。

――オスカーとティナーシャの軽妙な掛け合いは、本作の見どころのひとつかと思います。ふたりの仲睦まじいシーンは、アニメ化する上でどんなことに気を付けていましたか? また、演じる中島ヨシキさん&種﨑敦美さんにはどのようなディレクションを行っていましたか?

三浦:これは初めに原作を読んだ印象でもそうで、シナリオ会議の時点でそうしていたのですが、この二人の会話(おちゃらけ含め)がメインベースでありつつ、その上で話が展開していくイメージの作品だというのは、大切にしていました。

中島さん、種﨑さんにも同様の説明をして、「特にティナーシャは1クールかけての心情の変化が微妙で難しいかもですが、よろしくお願いします」とお伝えしました。オスカーは心情変化もありつつ、ティナーシャを立たせるために中島さんにバランスをとってもらわないと、とも思い、ご相談していました。

結果、心配は無用でしたが。

(C)2022 古宮九時/KADOKAWA/Project Unnamed Memory
おすすめタグ
あわせて読みたい

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024秋アニメ何観る
2024秋アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング