『変人のサラダボウル』各話後オフィシャルインタビュー:第12回は、リヴィア・ド・ウーディス役 M・A・Oさん、プリケツ役 大地 葉さん、皆神望愛役 藤田 茜さん|サラの卒業式。笑いを堪えるほど面白かった言葉とは?
出てくる登場人物が変人ばかり!? 平坂 読×カントクコンビがこの時代に放つ、天下無双の群像喜劇、TVアニメ『変人のサラダボウル』。貧乏探偵、鏑矢惣助が尾行中に出逢った魔術を操る異世界の皇女サラ。そして、サラを追ってきた女騎士リヴィア。2人は予想の斜め上をいく日常を過ごしていく。
バンドでメジャーデビューするのかと思いきや、まさかのメンバー・皆神望愛の逮捕……最後まで波乱万丈の人生を送っているリヴィア。一方でほっこりする関係性が描かれたサラと惣助。個性的なキャラクターたちが、この街のどこかで生きているような感じがして、切ない気持ちにもなったTVアニメ最終話。
連載第12回(最終回)は、M・A・Oさん(リヴィア・ド・ウーディス役)、大地 葉さん(プリケツ役)、藤田 茜さん(皆神望愛役)による座談会をお届け。
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サラの卒業式。笑いを堪えるほど面白かった言葉とは?
ーー最終話の台本を読んだときの感想をお聞かせください。
M・A・O:様々なキャラクターが登場して、最終話らしい展開だと思いましたが、Bパートの最後で「望愛殿!?」と思うような驚きの展開が待っていました(笑)。
大地:もっと平和に、俺たちの物語はまだまだ続く!みたいな感じで終わるのかと思ったら、その前にすごい爆弾を投下してきたから、穏やかじゃない気持ちでした(笑)。
藤田:せめてシャバに出て終わりたかった……(笑)。
M・A・O:きっとこのあと、ブレンダさんがなんとかしてくれますよ!
藤田:裁判までやるのかな?と思っていたんですけど、まさか捕まるところで終わるとは思いませんでした。何とか刑務所から外に出たいので、続きをやって、外に出してほしいです。
大地:結構さらっと逮捕されたから、びっくりしました。アニメを見ている人たちも「え!?」ってなったんだろうなぁ(笑)。
ーーメジャーデビューの話を持ってきた人が怪しかったので騙されたりするのかなと思っていたら、全然そこではなかったですね。
M・A・O:確かに怪しい人物だったので、本当にメジャーデビューできるか心配しました。ファンに向けて発表までしたのに、違うところで落とし穴がありましたね。
大地:Bパートのラスト、「申し訳ありません、リヴィア様」とういセリフでEDに入るんですよね。本当に何事もなかったかのようにEDで終わるのがヤバいなと思いました(笑)。
ーーある意味、最高の最終話だったのではないかと。
大地:『変サラ』らしいというか。この作品らしい最終回ではありましたね。
藤田:捕まるところで本名バレもしていましたからね。木下望愛っていう名前が、ちゃんと出てくるという(笑)
ーー最終話は、アフレコも賑やかで面白かったのではないですか?
藤田:第12話が、一番キャラクターも収録人数も多かったですから。
M・A・O:ライブシーンのガヤ録りも楽しかったですね。
大地:救世グラスホッパーだけでなく、サラの卒業式のシーンもありましたから。
M・A・O:懐かしい! 送辞・答辞のシーンがありましたよね(笑)。
大地:あの卒業式の感じ! 懐かしくて楽しかったなぁ。ここは、いかにしょーもない子供になれるか、みたいな感じでした。
ーー小学生のガヤもやっていたのですね。
一同:やりました。
ーーまさかサラが、あんな短期間で小学校を支配しているとは思いませんでした(笑)。
大地:びっくりですよね! 親たちまで崇拝してましたから。あと、「両親の離婚を防ぐことができました」「ニートのお兄ちゃんが働きはじめました」っていうシーンが好き過ぎて。
M・A・O:それをここで言いますか(笑)!と思いましたね。
藤田:めちゃめちゃ良かったですよね(笑)。でも、すごくいいお芝居だったので、本番で笑いそうになりました。
大地:やめてくれ~って思いながら聞いていましたね(笑)。