山田尚子監督のオリジナルショートアニメ『Garden of Remembrance』メインビジュアル公開! ロサンゼルス開催「Anime Expo 2024」にて解禁
『聲の形』『けいおん!』『きみの色』などを手掛けた山田尚子監督による、渾身のオリジナルショートアニメ『Garden of Remembrance』。そのメインビジュアルが解禁となりました。
こちらのビジュアルは、本日ロサンゼルスで開催されたAnime Expo 2024エイベックス・ピクチャーズパネルにて解禁となりました。
ロサンゼルスのAnime Expo会場で観客歓喜!待望のメインビジュアル解禁!
アメリカ・ロサンゼルスで開催中のイベント「Anime Expo 2024」にて、現地時間の7月5日(金)19:30~(日本時間は7月6日(土)11:30)に実施されたエイベックス・ピクチャーズ主催パネルで「Garden of Remembrance」の最新情報が解禁。
パネル内では来場者限定で本編が初公開され、本編上映後には待望のメインビジュアルも新解禁。山田尚子監督からも「この作品は愛する人を想う気持ちや、ささやかな願い、確かに手を繋いでいた記憶を途切れさせないようにと思いながら、大切に心を寄せてつくりました。」とVTRコメントが寄せられました。
本作は昨年10月に開催された「富川国際アニメーション映画祭」にて特別優秀賞・観客賞を受賞したほか、アヌシー国際映画祭にて特別上映を果たすなど国内外から注目が集めており、初公開となる本編と待望の新情報の解禁時はその完成度高さから、会場からは大きな拍手が。今後の続報は公式サイト・公式X (@GoR_anemone)にて発信となります。
「Garden of Remembrance」について
「Garden of Remembrance」は、山田尚子監督による渾身のオリジナル作品で、アネモネの花をテーマとして「きみ」と「僕」と「おさななじみ」の3人の感情が揺れ動く様子を鮮麗に描いた、珠玉のハートフルショートアニメーション。
アニメーション制作はTVアニメ「平家物語」・映画「きみの色」でもタッグを組んだサイエンスSARUが担当、キャラクター原案は漫画家・水沢悦子(漫画「花のズボラ飯」作画担当 ほか)、音楽は『可愛くてかっこいいピチピチロックギャル』として活動するシンガーソングライター・ラブリーサマーちゃんが書き下ろします。
山田尚子氏はTVアニメ「けいおん!」にて2009年に監督デビューを果たした後、2016年に公開された「映画 聲の形」では同年の日本映画全体の興収ベスト10入り、第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞ほか名だたる賞を多数受賞。さらにアヌシー国際アニメーション映画祭にて長編コンペティション部門入選を果たし、8月30日公開の映画「きみの色」では第26回上海国際映画祭金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞するなど、業界内外共に注目を集め続ける気鋭の監督です。
「Garden of Remembrance」作品情報
山田尚子監督が描く、珠玉のハートフルショートアニメーション
STORY
空のビール缶・ウィスキーグラスが床に置かれ、部屋の端には画材やエレキギターが並ぶ、少し散らかった「きみ」の部屋。
携帯のアラームが鳴って、ぼんやりと起き上がり「きみ」1人の朝が始まる。
「ぼく」が好きだったアネモネの花、それは「ぼく」との思い出を繋ぐ大切な花。
ある日部屋のクローゼットを開けると「ぼく」との思い出が「きみ」を包み込んでいき・・・
これは「きみ」と「ぼく」、そして「おさななじみ」との”さよなら”を描く物語──。
STAFF
監督・脚本:山田尚子
キャラクター原案:水沢悦子
キャラクターデザイン・作画監督:もああん
音楽:ラブリーサマーちゃん
制作:サイエンスSARU