今もっともアツいライトノベル『誰が勇者を殺したか』の魅力を徹底解説! 魔王討伐後、勇者はなぜ死んだのか? ファンタジーとミステリーが交錯する異次元の魅力に注目が集まっています!
SNSを中心に、大きな話題となっているファンタジーライトノベル『誰が勇者を殺したか』。
繊細な心理描写に巧みな物語構成、あっと驚かされる怒涛の展開が評価され、発売から一年足らずで十万部を突破。今もなお順調に売上を伸ばしており、注目を集めています。
今回はそんな人気ラノベ『誰が勇者を殺したか』こと「だれゆう」の魅力を詳しく解説。
また、刊行を控えている2巻の情報や先日発表された大型プロジェクト情報も併せてお伝えしますので、本作のファンや「広告を見て気になっている」という方はぜひ参考にしてくださいね。
『誰が勇者を殺したか』とは?
『誰が勇者を殺したか』は、『駄犬』氏によるライトノベル作品です。大手小説投稿サイト『小説家になろう』にて2023年2月に連載され、同年9月にKADOKAWA・スニーカー文庫より書籍化されました。
/#だれゆう
— スニーカー文庫@毎月1日発売!! (@kadokawasneaker) September 29, 2023
本日発売🎉
王国、冒険者たちの業と情が入り混じる
ファンタジーミステリ。
『誰が勇者を殺したか』
(著:駄犬 イラスト:toi8)
特設サイトhttps://t.co/MAOcnp64w3
駄犬先生のもう一つのデビュー作
『モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件』(GCN文庫)と同時刊行‼️ pic.twitter.com/QgoFhpeAwP
魔王が倒され、世界に平穏が訪れてから四年。王国は亡き勇者を讃えるべく、彼の偉業を文献にまとめることに。
その資料集めとして、インタビュアーは勇者と共に戦った騎士、僧侶、賢者に、彼の人物像や冒険話、そして死の原因について取材。すると彼らは勇者の死に対して一様に言葉を濁し……。
勇者は魔王との戦いで命を落としたのか、それとも――
という、ミステリー仕立てのファンタジー作品となっています。
本作は刊行当初からライトノベルファンの間で話題に。SNSに絶賛の口コミが多く寄せられた結果、発売から三週間ほど経ったタイミングで、普段ライトノベルを読まない層にも広がりを見せ、爆発的に売れ行きを伸ばしました。
その勢いは今もなお留まらず、単巻かつ未コミカライズ作品でありながら、2024年5月末時点で累計10万部を突破。電子書籍版が「新刊ライトノベルの販売数歴代第一位」になるなどの快挙を達成しています。
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— 「誰が勇者を殺したか」だれゆう公式アカウント@小説1巻発売中! (@daregayu) May 31, 2024
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未読の方はぜひこの機会に📚
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『誰が勇者を殺したか』の魅力
魅力1:真相を追う楽しみ
本作の物語は、勇者たちの手によって魔王が討伐されてから四年。帰らぬ人となった勇者を讃えるべく、王国が彼の偉業を文献に編纂(へんさん)するための事業を立ち上げたところから幕を開けます。
そうして歴史書の編纂者は、真相を求めて勇者の仲間に取材を行うのですが、彼らにも勇者を殺害する動機は考えられ、全員が容疑者としての可能性がある状態。
勇者を殺したのは、だれ?#だれゆう pic.twitter.com/3smkNEy7bz
— 「誰が勇者を殺したか」だれゆう公式アカウント@小説1巻発売中! (@daregayu) May 8, 2024
そんな中、「果たして犯人は誰なのか」と、与えられる情報から自分も推理しながら読み進められるのが魅力の一つ。あくまでメインはファンタジー・ヒューマンドラマですが、それと同時にミステリー要素も楽しめます。
魅力2:斬新な構成
『誰が勇者を殺したか』は各キャラクターへのインタビューパートと、勇者・仲間それぞれの独白パートが交互に展開されていくという、独特な構成で物語が進んでいきます。
このインタビュー形式が斬新で、昔からのライトノベルファンは新鮮な感覚で、普段読まない方はドキュメンタリー番組を観ているかのような感覚で楽しめるでしょう。
また、インタビューパートでしっかりとキャラクターたちへの興味を抱かされてから、それぞれの人間性・関係性を深掘りしてもらえるので、感情移入がしやすく、スッと物語に入り込むことが可能。しかも、ここでの会話にも大きな仕掛けが……!
さらに物語は二転三転と目まぐるしく展開していくので、中だるみすることなく一気に最後まで楽しめます。
最初から最後まで計算し尽くしされた本作のストーリー構成は見事の一言。これを読めば「おお!」と唸らせられること間違いなしです。
魅力3:個性的なキャラクターたち
「みんな! 絶対に、生きて帰ろう!」 pic.twitter.com/zCcs6WGx0L
— 「誰が勇者を殺したか」だれゆう公式アカウント@小説1巻発売中! (@daregayu) December 22, 2023
狂気じみた努力家――勇者アレス。
非常にプライドが高いオレ様系――騎士レオン。
一見清楚でありながらドSで腹黒な――聖女マリア。
傲慢で毒舌家――賢者ソロン。
と、本作に登場するのはクセが強い個性的なキャラクターばかり。
それも単なる記号としてのキャラクター造形ではなく、そういった人間性になった背景やそれぞれが持つ思い・葛藤をしっかり描いているため、一人の人間として愛着を持てるようになっています。
実際に読者からの感想でも「キャラが魅力的!」「マリアが好き!」など、キャラクターの造形を評価する声が多数。
きっとあなたも個性的なキャラクターたちに惹かれ、応援したくなることでしょう。