『がんばっていきまっしょい』キャラクターデザイン・西田亜沙子氏による、メインキャラクターの設定画が公開! 青春をかけるリアルな女子高生を描くことを追求
2024年10月25日(金)より全国公開となる映画『がんばっていきまっしょい』。
このたび、キャラクターデザイン・西田亜沙子氏による悦子、リー、ヒメ、ダッコ、イモッチ5人の設定画が解禁されました!
西田亜沙子が生み出した、悦子、リー、ヒメ、ダッコ、イモッチ5人の設定画が解禁!
櫻木監督の映画デビュー作である『新世紀いんぱくつ。』以来再びタッグを組むこととなった、キャラクターデザインを手掛ける西田亜沙子の5人を描く上での細部への“こだわり”が紹介された。
西田亜沙子は、爆発的人気を博したスクールアイドル物語『ラブライブ!』でたくさんの魅力的なキャラクターを描いたことはもちろん、『電波男と青春女』『ハルチカ』『宝石の国』などが代表作。
「キャラクター デザインは西田亜沙子さんにお願いしましょうと話していました」という櫻木監督からのラブコールで実現。爽やかで繊細なキャラクターを生み出すことが得意とされているキャラクターデザイナーだ。
今作『がんばっていきまっしょい』のキャラクターデザインについて、西田は「監督からは各キャラの具体的な女優さんなどのイメージを伝えてもらっていたので、そこから想像していきました」と「キャラを陰で塗りつぶしたときに、同じシルエットの子がいないように気を付けています」と、自身のこだわりを語る。
「今回はオールCGでのアニメ化なので、リーちゃんのヘアピンに模様を入れたいとか目の虹彩の情報量を上げたりしていますが、監督からは『普通に。とにかく普通の女の子で』」というオーダーがあったことも。そのようなオーダーがあったからこそ、一番心掛けたと語ったのは「なるべくアニメ的なデザインを使わないこと」。
西田は続けて「たとえば制服なども凝りすぎたりすると実在感がなくなっちゃうのですが、でもどこか個性は欲しいし、、、という、微妙なラインを探りました」と、監督との間での制作秘話も語った。
そんなこだわりが詰まったキャラクター達の設定画は、三津東高の制服を纏った悦子たち。
靴下がひざ下丈の悦子や、短めのリー、ニーハイソックスのダッコなど、スカートの長さや着こなしもそれぞれ違っており、女子高生らしい個性が垣間見えファンにとってはたまらない仕上がりになっている。
アニメ的ではない、普通の女の子、その上で作品としての個性を出す――。西田が監督と再びタッグを組んで作り上げた今作は、西田さんらしい爽やかで繊細なタッチのキャラクターなしには語れない。
オールCGで描かれた登場人物たちの一つ一つの動き方・描かれ方にもぜひ注目してほしい。
『がんばっていきまっしょい』作品情報
2024年10月25日(金)より全国公開!
あらすじ
どこまでも広がる青い空と青い海。この日、三津東高校クラスマッチのボートレースが開催されていた。
漕ぎ手を務めていた2年の村上悦子は、負けを確信し漕ぐのをやめる。やりたいことも見つからない。
家と学校を往復するつまらない毎日だ。
ある日、悦子のクラスに転校生がやってきた。クラスマッチを浜辺から見ていたという梨衣奈という名の転校生は、ボート部は廃部にも関わらず「ボート部に入りたい!」と初対面の悦子に熱弁を振るう。悦子と幼なじみの姫が力添えをしてボート部を復活させると、同学年の妙子、真優美も入部。名義貸しのつもりだった悦子もボートをやることになり、初心者5人の猛練習が始まった。
大会予選で惨敗し、自分たちのレベルを知ったボート部は、次こそは勝とうと気持ちをひとつにする。バラバラだった悦子たち5人の、濃くて、熱い毎日が、今走り出す―。
この秋、日本中が胸を熱くする青春アニメーション映画の新たな名作が誕生する。
キャスト
(C)がんばっていきまっしょい製作委員会