ベルのあこがれの存在であり目標!『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』ヒロインたちを振り返る——第4回「アイズ・ヴァレンシュタイン編」!
シリーズ累計発行部数が1700万部を突破する人気小説『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(原作:大森藤ノ イラスト:ヤスダスズヒト GA文庫/SBクリエイティブ刊通称ダンまち)。
2024年にはTVアニメシリーズ最新作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇』が放送開始となります。アニメイトタイムズでは、これまでに登場した魅力的なヒロインたちとベルの関係・物語をご紹介!
本稿では、ロキ・ファミリアに所属するアイズ・ヴァレンシュタインのこれまでを振り返ります!
アイズ・ヴァレンシュタインとは
プロフィール
16歳
種族:ヒューマン
二つ名:剣姫
ロキ・ファミリア所属の第一級冒険者。その剣技と美貌は迷宮都市でも指折りで、ベルの憧憬の対象でもある。ベルの異常な成長速度に興味を持っており、なにかと協力を申し出てくれる。基本天然。(公式サイトより引用)
剣姫・アイズにベルが一目惚れ!?
ベルの人生に大きな影響を与えた人物であるアイズ。このふたりの出会いはダンジョンでした。
冒険者になったばかりのベルが、ミノタウロスに襲われていたところにアイズが颯爽と現れ、あっという間に倒してしまう。その美しい戦闘を見たベルは、アイズに一目惚れ。また、冒険者として強い憧れを抱くのでした。
その後、アイズはベルを何度も救い、導く存在になっていきます。それは彼女が持つ強さへの執着心と、ベルの圧倒的な成長速度と関係しています。
ベルに刺激されていくアイズ
アイズは、モンスターに対して何らかのトラウマを抱いているようで、他の冒険者以上にモンスターへの憎悪を抱いているようです。あどけなさが残る少女でありながら、圧倒的な強さを誇っている彼女。モンスターを倒したい、そのために強くなりたいという思いが彼女を突き動かしています。
弱く情けなかったベルが戦いの中で見せる異常な成長は、彼女の心を刺激し、ベルに惹かれるようになっていきます。ベルと共に鍛錬をすることで、何かつかめるのでは? という思いから、彼の師を買って出るアイズ。
ベルを自分の願いのために利用してしまうことを申し訳なく思いながらも、ベルの思いに応えるべく戦い方を教えるのでした。
厳しい鍛錬にもめげず、「どうしてもたどり着きたい場所がある」と語るベル。その思いに共感しながら、両親が何かに襲われてしまったことを思い返すアイズ。似た志を持ったふたりの距離は縮まっていきます。
アイズとベル、対等になっていくふたり
鍛錬の後、オッタルによってまたもやミノタウロスに襲われてしまうベル。アイズは、彼を救いにダンジョンへと向かいますが、ボロボロになったベルは助けようとしたアイズを拒否しひとりで決着をつける覚悟を決めます。
アイズを含むロキ・ファミリアの面々が見つめる中でベルは死闘を繰り広げ、Lv.1とは思えない力を発揮しミノタウロス討伐に成功。そんなベルに冒険者の真髄を感じたアイズは彼を認めます。そして彼女も、ベルに対して憧れを抱くようになるのでした。
そして、ベルも試練を超えるたびに強くなり、冒険者としても変わっていきます。第3期で描かれた異端児(ゼノス)との物語では、モンスターを嫌悪するアイズと異なる立場を取り、アイズと相対してもウィーネを守ることを決めました。
アイズは、「モンスターが誰かを泣かせるのなら殺す」とベルに言い放ち刃を交えます。ベルを追い詰めたアイズですが、身を挺して彼を守るウィーネの言動を目にし最後は彼らを見逃しました。
ベルの強さ、成長ぶりをより強く実感しつつも、モンスターを守ったベルへの驚きや、ウィーネへの嫉妬心、自分がこれまで抱いていたモンスターへの憎しみなどが混ざり合う複雑な心境にいたるアイズ。
その後、ウィーネたちを救い、アステリオスとの戦いで成長したベルは「強くなりたい」との思いを胸にアイズと鍛錬した場所へ向かいます。
するとそこには、アイズの姿も。衝突してしまったふたりは、導かれるようにまたあの場所に集い、また共に強くなることを誓います。
『豊穣の女神篇』でベルとの関係はどうなる?
『豊穣の女神篇』では、オラリオの祝祭・女神祭のエピソードが描かれます。本作は、成長したベルに、酒場『豊穣の女主人』の店員・シルからデートの誘いが届くことによって物語が大きく動きます。
美しい容姿と、オラリオでも群を抜く強さを持つアイズですが、まだまだ無垢であり天然ボケなところがあるため、ベルに対しての気持ちがどういうものなのかまだわかっていない様子。
しかし、ベルにとっては特別な相手であることは変わりありません。第5期でアイズがどのような関わり方をするのか注目です!
作品概要
あらすじ
キャスト
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち5製作委員会