『カラソニ』斉藤壮馬&中島ヨシキインタビュー

4thシーズン第5巻「東京カラーソニック!! the BUDDY CASE by Reboost」発売! 宝田伊織役・斉藤壮馬さん、加地春飛役・中島ヨシキさんインタビュー

音楽学校を舞台に、学生たちが楽曲を共作するオンリーワンの青春エンターテインメント『東京カラーソニック!!』。

2021年より1stシーズンのCDリリースがスタートし、音楽フェスの頂点を目指すバディの青春ストーリーが描かれてきました。1stシーズン以降も2ndシーズン、3rdシーズンと様々な問題を抱えたキャラクターの心情や成長を描いた繊細な物語が紡がれています。

そして今年、ドラマに特化した新しいスタイルの最新シリーズがスタート。「バディ達が過ごす、それぞれの時間」をテーマに、様々な季節、場所、時間の中で、5組のバディの新たな物語が紡がれます。

今までのCDシリーズとは異なり、各配信サービスにてドラマの配信販売。アニメイトでは、本編のドラマシリアルコードの入ったグッズ付きセットも発売!

今回は、11月22日にリリースされる「東京カラーソニック!! the BUDDY CASE by Reboost」の収録を終えた宝田伊織役・斉藤壮馬さん、加地春飛役・中島ヨシキさんにインタビューを実施! 新シーズンが始動した今のお気持ちをお伺いしました。

 

 

皆が恋バナをするシーンはとくに印象に残っていますね

──収録お疲れさまでした。3rdシリーズの二人の物語を経て過去編が描かれましたが、まずは今回のエピソードについてどう感じたかお聞かせください。

宝田伊織役・斉藤壮馬さん(以下、斉藤):春飛と伊織にとって大事なものとして描かれてきたグラビティが、一体どう物語られるのかと思っていました。台本を読ませていただいて、ものすごくおもしろくて感動しました。このストーリーをキャストとして追体験できて、さらに4人で一緒に収録できて本当に良かったです。

春飛も伊織もあくまでも等身大の高校生だったんだなと実感しました。最初からカリスマ性があったりクレバーだったというより、初期衝動で「バンドって楽しい!音楽やろうぜ!」というキラキラとした若者の雰囲気を感じました。

皆が恋バナをするシーンはとくに印象に残っていますね。伊織がデートという単語に対してクエスチョンをつけていたり、同級生の女の子の名前を忘れかけていたり(笑)。なんてことのないシーンなんですけど、それがいいなと。

春飛も女の子を100%あしらうわけではなく、手紙をもらうとあんな反応をするのだなと新鮮な発見があったり。きっと彼らは普段からこういうやりとりをしているのだろうと想像できて楽しかったです。

加地春飛役・中島ヨシキさん(以下、中島):僕は、1stシーズンの春飛の台詞が印象的でずっと心に残っていました。Unit.2の物語で、伊織に対し「またグラビティやろうよ!別のドラムとベース入れてさ」と話していたんです。

だから春飛にとってグラビティや当時のメンバーは全く思い入れのないもので、自分が伊織と音楽をするためだけの場として作っていたのかなと思っていたんです。

それくらい人間性が崩壊していても、ひょっとしたら当時の春飛であればおかしくないかもなと。春飛なら「じゃあ君と君でいいよ。どうせ俺が曲作るから」みたいなことを言いそうじゃないですか(笑)。そんな妄想ばかりがふくらんでいましたが、今回のお話を読んで、全く違う過去で驚きました。あんな朗らかで青春を過ごせていたんだなぁと。良い意味で普通の高校生で良かったです。

裕福な家庭で育ってきている彼だからこそ、作中で伊織が思い詰めて悩んでいるときも100%共感しきれていないところもあったんだろうなと感じました。それくらい春飛の高校時代にとって、グラビティが一番大事だったことがわかりました。結局青くて人間らしい。今の春飛に通ずる部分を垣間見られてよかったです。まるで保護者のような感覚になりました。

 

 
過去のシーンを演じる際には、日常のシーンも多かったので、はつらつとして友達との時間を楽しんでいるようなお芝居をしました。これまで演じてきた春飛は伊織以外どうでもいい時間が長すぎたので(笑)、とても新鮮で楽しかったです。

また春飛にとってはこのお話で、グラビティという大事な居場所も、家族との関係性も変わり、しばらく伊織とも離れることになる。ある意味で失ってしまった物語だと思うので、ここから1stシーズンの春飛が出来上がったと思うと少し切なかったです。

──収録している中で、最も心に残っているセリフ・シーンはありますか?

斉藤:由岐の「お前らが簡単に捨てるそれを、俺と大和は必死に欲しがってんだよ」という台詞です。あの場面で、その言葉を言われるとすごく苦しい気持ちになるというか……。とってもぐっときました。伊織として聞いているけれど、僕個人としては由岐の気持ちに共感してしまいました。

今回は自分のシーンより、他の皆さんが演じられているシーンで涙がこぼれることが多かったです。春飛が「俺は、4人で音楽を続ける居場所を作るために駆けずりまわって……」と感情を吐露するシーンも、こみあげるものがありました。

4人ともすべてを言葉にしないからこそ、すれちがってしまう。若さゆえに衝突する姿は、もどかしかったです。

中島:由岐と大和のシーンは全体的に好きです。大人になった由岐の「こういう幸せもあるんだよね」というセリフがものすごい言葉に聞こえました。

カラソニはクリエイターとプレイヤーの話がメインですが、この作品の世界には、由岐のように生きている人もたくさんいるんだよなと感じさせられました。

メインキャラクター10人以外の存在を感じて、夢の叶え方の結論を目の当たりにしたような気がします。あの言葉は中々22歳で言えないんじゃないかと思いました。由岐と大和の器の大きさにも感心しましたし、客観的に楽しめるくらい腑に落ちている2人がかっこよかったです。

 

 

(C)COLORATION
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