『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』藍染惣右介役・速水奨さんの公式インタビューが到着! 実は愛情深い“ツンデレ”キャラ、演じるのが難しかった“ツン”の藍染
『週刊少年ジャンプ』で連載され、シリーズ累計発行部数は1億3000万部を超えるなど、完結後も世界中で根強い人気を誇る剣戟バトルアクションコミック『BLEACH』。同作のTVアニメ最終章『千年血戦篇』より、TVアニメ第3クールとなる『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』が、2024年10月5日(土)23時よりテレ東系列ほかにて放送中です。
この度、藍染惣右介役・速水奨さんの公式インタビューが到着しました!
藍染惣右介役・速水奨さんのオフィシャルインタビュー到着!
──改めて藍染惣右介の魅力を一言で表現すると何ですか?
藍染惣右介役・速水奨さん(以下、速水):“ツンデレ”ですかね。これまでに一護と敵対して激しく戦ったのは、じつは藍染の愛情だと思っているんです。一護に何かを教えているような気がして。
だから、あの激しい藍染が“デレ”で、優しい藍染隊長のほうが逆に“ツン”なんじゃないかなと思います。あと、群れないところも魅力ですね。人って群れずにいるのはなかなか難しくて、どこかに自分の居場所を作ったり、居やすい場所を探したりしがちだと思うんです。
ですが、それを一切しない藍染の孤高さと芯の強さから、“自分の理想を曲げずに生きている”という美しさを感じ、そこが藍染の魅力かなと思います。
──シャウトをせずに熱量を伝えるのは、すごく難しいのかなと思うのですが。
速水:アニメが始まった20年前は、収録スタジオにキャストが集結して、ものすごい熱量だったんです。
“声優アベンジャーズ”みたいなキャストたちが、ずらっと集まって喋っていいますから(笑)。でも、藍染だけはちょっとクールで、そこには含まれない。おそらく、そこでポジショニングを掴んだのだと思います。なので、そのときの藍染をずっと同じクオリティで保つようにしています。
──役作りのために、あえてキャストの輪に入らなかった?
速水:休憩のときはもちろん入りましたよ(笑)。収録本番の臨み方として、ほかのキャストのみなさんが、持っている個性を100%発揮して演じているなかで、僕は逆に“個性を削ぐ”ということを考えてやっていた気がします。
──クラシックシリーズを含めて、これまでのアフレコで印象に残っているエピソードはありますか?
速水:「破面篇」の一護と藍染の決戦シーンの収録では、僕らのほかに、死神役のキャストが40人くらい集まっていたんです。狭いスタジオに全員は入り切れず、みんな僕と森田君が演じているのをうしろに立って見ていました。
まるで観客のようにみんなが見ているなかで演じたことは、いまもすごく印象に残っています。
──印象に残っているディレクションはありましたか?
速水:「千年血戦篇」の収録の前に、ゲームアプリの『BLEACH Brave Souls』の音声収録があったんです。そこで「もうちょっと若くやってほしい」と言われてしまって。
僕のなかでは、藍染はわりと低音で喋っている印象だったのですが、最初の収録からもう17年も経っていましたからね。知らず知らず、自分のなかで藍染を少し大人にし過ぎてしまったのかと思い、アニメ「千年血戦篇」の収録が始まってからは、ちょっと声を若くしたんです。
そうしたら、今度は最初の一声で「そんなに若くしなくていい」とディレクションが入ってしまって(笑)。結局、いまのところに落ち着きました。ほんのちょっとした匙加減で、印象って変わるんですよね。
──藍染のセリフで、一番気に入っているものを教えてください。
速水:名言集ができそうなくらい、いいセリフはたくさんありますが、一番好きなのは詠唱なんです。「破道の九十『黒棺』」の詠唱(※編注)は、まるで詩のような、なんとも言えない独特なリズムがあります。本番で初めて詠唱をマイクの前で喋ったとき、「これを唱えることができる自分は幸せだ!」と感じました。
個々の単語はちょっとブラックなイメージのものもありますが、トータルであの詠唱は、ひとつの芸術作品のような完成度だと思います。
※編注:滲み出す混濁の紋章 不遜なる狂気の器 湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる 爬行する鉄の王女 絶えず自壊する泥の人形 結合せよ 反発せよ 地に満ち己の無力を知れ 「破道の九十『黒棺』」
──『BLEACH』で一番気に入っているキャラクターと、その理由を教えてください。
速水:市丸ギンですね。彼はある意味、『BLEACH』のなかで一番男らしいと思っています。ずっと藍染の側にいて、復讐する機会を伺っていたわけですから。そういうギンの息の潜め方や、信念を貫く強さが好きですね。
──最後に、アニメ公式サイトを訪れたファンに一言お願いします。
速水:20年という長きに渡り『BLEACH』を応援して愛してくださって、本当にありがとうございます。「千年血戦篇」もいよいよ佳境に入ります。これからも目を離さず、ぜひ『BLEACH』を応援してください。よろしくお願いします。
★フルバージョンは公式サイトをチェック!
https://bleach-anime.com/special/interview03/
TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』作品情報
放送・配信情報
・第3クール『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』
■放送情報
2024年10月5日(土)23:00よりテレ東系列ほかにて放送開始
仙台放送にて 10月7日より 毎週月曜25:30~
新潟放送にて 10月8日より 毎週火曜25:30~
広島テレビにて 10月8日より 毎週火曜25:29~
奈良テレビにて 10月16日より 毎週水曜25:00~
BS テレ東にて 10月11 より 毎週金曜24:30~
AT-X にて 10月8日より 毎週火曜20:00~
※リピート放送 毎週木曜 8:00~ / 毎週月曜 14:00~
■配信情報
○見放題サービス
【10月6日(日)より毎週日曜12時〜配信】
Lemino/アニメタイムズ/Disney+/アニメ放題/U-NEXT/dアニメストア/バンダイチャンネル/TELASA(見放題プラン)/J:COM STREAM 見放題/milplus/auスマートパスプレミアム/Amazon Prime Video/Netflix/Hulu/FOD/ABEMA/DMM TV
○都度課金サービス
【第27話は一部サイトを除いて10月10日(木)24時より配信開始】
バンダイチャンネル/TELASA/J:COM STREAM/milplus/RakutenTV/Google TV/Amazon Prime Video/HAPPY!動画※
○無料配信
【10月10日(木)より毎週木曜24時〜配信】
ABEMA/TVer/ネットもテレ東/ニコニコチャンネル/Lemino
ニコニコ生放送
※放送日時・配信開始日は予告なく変更となる場合がございます。詳しくは各局の番組表ならびに各配信サービスの情報をご確認ください。
イントロダクション
最後の聖戦、迫る――。
『週刊少年ジャンプ』で連載され、シリーズ累計発行部数は1億3000万部を超えるなど、完結後も世界中で根強い人気を誇る『BLEACH』。
2004年10月より放送を開始したTVアニメは、これまでに360話以上が制作され、長編劇場アニメも4作を数える。
そしてついに、シリーズの最終章“千年血戦篇”のアニメプロジェクトの幕が上がる
監督とシリーズ構成は、数々の作品で卓越したビジュアルセンスを発揮してきた田口智久。
キャラクターデザインの工藤昌史、音楽の鷺巣詩郎は、最初期からアニメ『BLEACH』を支え続けるオリジナルメンバー。
アニメーション制作もこれまでのシリーズ同様、studio ぴえろが担当する。
まさしく「最終決戦」にふさわしい実力派スタッフ陣で挑む、ファイナル・シリーズ。
はたして、黑崎一護がたどり着くのは――。
第3クールストーリー
三界の存亡を賭けた戦いに、流れるのは血か涙か──
《見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)》の第二次侵攻により《影の領域(シャッテン・ベライヒ)》へと変貌した瀞霊廷で、死神と滅却師(クインシー)の戦いは続く。
奪われた卍解を取り戻し、反撃の狼煙を挙げた護廷十三隊は、次々と星十字騎士団(シュテルンリッター)の聖章騎士(ヴェルトリッヒ)たちを撃破していく。
そんな中、霊王宮での修業を終えて、新たな力を得た阿散井恋次、朽木ルキア、そして──黑崎一護が瀞霊廷に帰還する。
再びユーハバッハに挑まんとする一護の前に立ちはだかったのは石田雨竜。
引き絞った弓を向ける友の真意を問う一護に、雨竜が返したのは訣別の矢であった。
ユーハバッハは雨竜と親衛隊を引き連れて遮魂膜を突破。遂に戦いの舞台は、不可侵の神域・霊王宮へと移る。
不遜な侵入者を迎え撃つ王属特務・零番隊の五人。その驚異的な力の前に、ユーハバッハも親衛隊も敗れ去ったかに見えたが......
真の戦い、真の絶望は今まさに始まらんとしていた。
死神と滅却師、一護と雨竜、信念と決意──決して相容れぬ光と影は、紺碧の天空に相剋する。
スタッフ
原作・総監修:久保帯人「BLEACH」(集英社 ジャンプコミックス刊)
総監督:田口智久
監督:村田光
シリーズ構成:田口智久、平松正樹
キャラクターデザイン:工藤昌史
総作画監督:長谷川亨雄、小松原聖、高柳久美子
アクション・エフェクト作画監督:酒井智史、橋本敬史、若林厚史
美術監督:谷岡善王
美術設定:天田俊貴
色彩設計:合田沙織
編集:三嶋章紀
撮影監督:山田和弘
CG監督:佐々木俊宏、後藤和史
チーフ演出:陳達理
音楽:鷺巣詩郎
音響監督:長崎行男
音響制作:ザック・プロモーション
アニメーション制作:PIERROT FILMS
※「PIERROT FILMS」とは
株式会社ぴえろのアニメーション制作の新ブランド。「心を熱く震わせるアニメーションを作る」をモットーにこれまで以上にクオリティの高いアニメーション制作を目指している。詳しくはこちらをご確認ください。
第3クール主題歌
オープニングテーマ:SIX LOUNGE「言葉にせずとも」(Epic Records Japan)
エンディングテーマ:水槽「MONOCHROME」
キャスト
黑崎一護:森田成一
井上織姫:松岡由貴
茶渡泰虎:安元洋貴
志波岩鷲:高木渉
朽木ルキア:折笠富美子
阿散井恋次:伊藤健太郎
浦原喜助:三木眞一郎
四楓院夜一:ゆきのさつき
京楽春水:大塚明夫
涅マユリ:中尾隆聖
浮竹十四郎:石川英郎
伊勢七緒:生天目仁美
涅ネム:釘宮理恵
ユーハバッハ:菅生隆之
石田雨竜:杉山紀彰
ユーグラム・ハッシュヴァルト:梅原裕一郎
ペルニダ・パルンカジャス:島田敏
アスキン・ナックルヴァール:武内駿輔
ジェラルド・ヴァルキリー:小山剛志
リジェ・バロ:日野聡
バズビー:小野友樹
公式サイト
公式X(@BLEACHanimation)
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