![『呪術廻戦』ジャンプフェスタ2025:ファンが選んだセリフを声優陣が生披露!](https://img2.animatetimes.com/2024/12/dc16f4870d8542838297886c708bc3ee67678c26a56212_06094579_0159da711bfe23ff7bbe3d2aeb3546bf78b2fa01.jpg)
『呪術廻戦』ジャンプフェスタ2025ステージレポート|芥見下々先生書き下ろしの「じゅじゅさんぽ」、ファンが選んだセリフを榎木淳弥さん、瀬戸麻沙美さん、中村悠一さんが生披露!
2024年12月21日(土)に、千葉・幕張メッセにて開催された「ジャンプフェスタ2025」にて、『呪術廻戦』ステージイベントが実施されました。
ステージには、虎杖悠仁役の榎木淳弥さん、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さん、五条 悟役の中村悠一さんが登壇。
芥見下々先生が今回のために書き下ろした「じゅじゅさんぽ」や、あの“セリフ”の生アフレコ、そしてコミックス最終巻やアニメの最新情報などで盛り上がりを見せました。
本記事では、『呪術廻戦』ステージイベントのレポートをお届けします。
カオス展開の芥見下々先生書き下ろし「じゅじゅさんぽ」
バックライトを浴びながら登場した榎木淳弥さん、瀬戸麻沙美さん、中村悠一さん。釘崎野薔薇が虎杖悠仁と伏黒恵に出会い、一年ズと五条が初めて揃うシーンの生アフレコからイベントがスタート。
原作漫画が完結したばかりということもあり、胸が打たれるような演出に、朝早くから会場に集まったファンの心も自然と熱くなります。
それぞれ最初の挨拶を済ませた後、オープニングトークへ。なんと、瀬戸さんはジャンプフェスタの『呪術廻戦』ステージへ登壇するのが4年ぶりなんだそう。
2019年12月22日(日)開催の「ジャンプフェスタ2020」ステージに登壇した原作者・芥見下々先生へ、いろいろなことを質問した当時の思い出を懐かしく感じながら語り合います。
本日はとっておきの企画を用意しているとのことで、最初のコーナーは「芥見先生の書き下ろし!じゅじゅさんぽスペシャル」。「じゅじゅさんぽ」とは、コミックスのカバー下に描かれているおまけコーナーのこと。TVアニメ第1期では、エンディング後のミニコーナーとして放送されました。
本編では見られない登場人物たちの日常パートが楽しめる「じゅじゅさんぽ」で、中村さんは漏瑚がサッカーをする回が好きとのこと。当時はバラバラに収録していたこともあり、放送時は一視聴者として楽しんでいたそうです。
一方、瀬戸さんは野薔薇の服を着た五条の姿を見て、ちゃんとイライラしたと笑いながら話します。
そして今回は、ジャンプフェスタのために芥見先生が書き下ろした「じゅじゅさんぽ」の新作を披露。時事ネタを取り入れたユーモアあふれるやり取りで2024年を楽しく振り返るのかと思いきや、ぶっ飛んでいる五条の夢の話から虎杖悠仁がパン屋に行った話、釘崎野薔薇によるティラノ助VS新撰組の話というボケ放題のカオスな展開に会場からは笑い声が。
どういう心境でこの話を書いたんだろうと、新作を書き下ろした芥見先生の真意が気になるキャスト陣ですが、これも「じゅじゅさんぽ」らしい展開で面白かったと感想を語ります。
また、12月25日(水)には、コミックス29巻と最終巻となる30巻が同時発売。さらに、コミックスシリーズ累計発行部数が1億部を突破しました。想像を超えた部数に、榎木さん、瀬戸さん、中村さんも驚きを隠せません。
まだアニメ化されていない初披露のセリフも!
続いてのコーナーは、「6年半の歴史に幕!あのセリフが聞きたい!」。今回のステージのために『呪術廻戦』公式Xアカウントで募集した、“聞いてみたいセリフ”の投票結果をキャストが披露していくコーナーです。
虎杖悠仁の聞いてみたいセリフ第1位として選ばれたのは、「ありがとう 俺に役割をくれて」。まだアニメ化されていないセリフということで、榎木さんが第一声を発した瞬間、場内に緊張が走ります。
『呪術廻戦』のイベントで、虎杖悠仁に関しては戦闘シーンの生アフレコがよく披露されていますが、今回選ばれたのは割と静かなシーンのセリフ。虎杖悠仁のパーソナル的な部分が見えるシーンだと語る榎木さん自身も胸にくるものがあったのか、セリフ披露後に思わず“くぅ〜!”と声を上げていたのが印象的でした。
ちなみに、第2位に選ばれていたセリフは「俺 ナナミンの分までちゃんと苦しむよ」。榎木さん曰く、ナナミンこと七海建人は海外での人気がすごいとのこと。キャラクターはもちろん、声を担当している津田健次郎さんのパワーがすごいと盛り上がります。
続いては、釘崎野薔薇の聞いてみたいセリフを発表。圧倒的な投票数で第1位に輝いたのは、「京都姉妹校交流会」編で登場するセリフ「私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ!! 強くあろうとする私が大好きだ!! 私は『釘崎野薔薇』なんだよ!!」でした。
本編の序盤に出てくるセリフを久々に演じられて楽しかったと話す瀬戸さん。凄まじい迫力の生アフレコに、会場から拍手が沸き起こっていました。
そして最後は、五条 悟の聞いてみたいセリフ。候補に挙がっていた「大丈夫 僕 最強だから」という有名なセリフを榎木さんがマネをしながら紹介する一幕もあり、笑いが起こります。
第1位として選ばれたのは、「生徒が見てるんでね まだまだカッコつけさせてもらうよ」。先ほど披露した虎杖悠仁のセリフと同じく、この五条のセリフもまだアニメでは登場していません。ここから映像が加えられ、さらにブラッシュアップされると思うと期待が高まります。
なお、今回は残念ながら体調不良で欠席となった、内田雄馬さん演じる伏黒恵の聞いてみたいセリフ第1位に選ばれたのは、「俺は正義の味方(ヒーロー)じゃない 呪術師なんだ だからオマエを助けたことを一度だって後悔したことはない」でした。
コミックス、アニメ、スマホゲームの最新情報が解禁に!
そろそろステージイベントも終盤に入り、ここからは『呪術廻戦』の新情報が続々と解禁に。
12月25日(水)発売のコミックス第30巻に収録される、芥見先生による描き下ろしエピローグ漫画(16P)は、なんと「小沢優子」「パンダ」「釘崎野薔薇」「裏梅」の4つのエピローグになることが発表されました。
一足先に楽屋でエピローグをチェックした榎木さんと中村さん曰く、みなさんが気になっていた部分が描かれているそうです。
続いて、アニメの最新情報として、『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』の最新キービジュアル解禁とともに、公開日が2025年5月30日(金)に決定。クオリティの高い映像をぜひ大きなスクリーンでご覧いただけたらと、中村さんも太鼓判を押します。
また、『呪術廻戦』続編「死滅回游」のスーパーティザービジュアルも初解禁! “青”がテーマの「懐玉・玉折」とは打って変わって、鮮烈な“赤”が印象的なビジュアルにキャスト陣も大興奮。
これは窓の外側なのか内側なのか……榎木さん、瀬戸さん、中村さんの考察も止まりません。現在、鋭意制作中とのことなのでぜひお楽しみに!
▲(左)「懐玉・玉折」、(右)「死滅回游」
そのほか、現在上演中の舞台「呪術廻戦 0」WITH LIVE BANDより、乙骨憂太役・小越勇輝さんからのメッセージも。さらに、スマホゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード(ファンパレ)』には、12月30日(月)に両面宿儺がプレイアブルキャラクターとして登場することも発表となりました。詳細は公式ホームページや公式SNSでぜひチェックしてください!
最後は、芥見先生からのメッセージとキャスト陣から『呪術廻戦』に関わった方、愛してくれるファンのみなさんへ感謝の言葉が述べられ、ジャンプフェスタ2025『呪術廻戦』ステージイベントは幕を閉じました。
TVアニメ『呪術廻戦』作品情報
第1期
Blu-ray&DVDシリーズ 第1巻~第8巻発売中!
TVシリーズ 各動画配信サービスで配信中!
第2期
Blu-ray & DVD シリーズ発売中!
TVシリーズ 各動画配信サービスで配信中!
『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』
2025年5月30日(金)公開決定
<STAFF>
原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社 ジャンプ コミックス刊)
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史・小磯沙矢香
副監督:愛敬亮太
美術監督:東 潤一
色彩設計:松島英子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:石川大輔(モンスターズエッグ)
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳 圭介
音楽:照井順政
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作:MAPPA
<CAST>
五条 悟:中村悠一
夏油 傑:櫻井孝宏
家入硝子:遠藤 綾
天内理子:永瀬アンナ
伏黒甚爾:子安武人
続編『呪術廻戦』「死滅回游」
制作中!
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会