アーティスト・声優の山崎エリイさんが趣味の“紅茶”について綴るコラム連載「Erii Salon」【第4回:紅茶と過ごすお休み】
さて今回のErii Salonは『紅茶と過ごすお休み』がテーマという事で、お家でゆっくり過ごせる時期にぴったりなリーフティーの淹れ方をお伝えしていきます。
細かな手順についてはプロの方がわかりやすく解説されておりますので、こちらでは私の好みを織り交ぜながら書かせていただきますね。
紅茶を楽しむ上での大きなポイントは
①ポットとカップを温めておく
②酸素を含んだ汲みたてのお水を用意する
③茶葉を蒸らす
の3つとなります。
1つ目は、あらかじめポットとカップに少量のお湯を注ぎ温めておくこと。
これは、沸騰したお湯を注いだ際に温度が下がってしまうことを防ぐ為です。
紅茶は95度くらいの温度で淹れることが推奨されているのですが、ポットやカップが冷たいままですと、しっかり沸騰したと思って注いだお湯の温度が気付かぬうちに5度以上下がってしまうことも。
※十分に温まったら湯通し用のお湯は払って大丈夫です
そして2つ目は酸素を含んだ新鮮なお水を用意すること。
汲み置きしたり再度沸騰させると空気が抜け味わいに影響するため、汲みたて・沸騰したてのお湯がとても重要となります!
ちなみに私はお湯を沸かすタイミングからクラシック音楽をよく流します。伝統的な音楽と紅茶は相性抜群! 雰囲気がグッと増すのでオススメです。
1人分=ティースプーン1杯(2~3g)と考え、人数分の茶葉をポットへ。高めの位置からお湯を注ぎ、蓋をしてしっかり蒸らします。
今回は白いポットを使用しているのですが、ガラス製のポットを選ぶとジャンピングと呼ばれる茶葉の上下運動を見ることができます。
ゆらめく茶葉と染まってゆく水色の変化は、砂時計を眺めている時のような安らぎを感じられるので、待つ時間も和やかな気分になれますよ。
3分経過後(※茶葉によって抽出時間は異なります)軽くスプーンでひと混ぜして濃度を均一に整え、茶こしを使いゴールデンドロップと呼ばれる最後の一滴まで注いだら完成です。
今回使用した茶葉はフランスの紅茶専門店マリアージュフレールを代表する名品『マルコポーロ』。
バニラやベリー、お花のような豊かな甘い香りが特徴で、いつかコラムでご紹介させていただきたいと思っていた大好きな茶葉です。
※本来、マリアージュフレールはフランスの紅茶なのでフランス式が好ましいのですが、今回はイギリス式の淹れ方でご紹介させていただきました。
また、もっと本格的になりますと、ティーコジー(保温用カバー)やティーメジャー(茶葉専用の計量スプーン)など道具も増えていきますが、まずは皆さんの取り入れやすいものから試してみてください。
という事でいかがでしょうか? ポットで1から自分で淹れるとなると難しく捉えてしまう方も多いかと思いますが、ポイントさえ覚えてしまえば案外簡単に本格的な紅茶を楽しむことができます。
いつもよりゆとりのある日はリーフティーをお供に、優雅なひとときを体験してみてください。
ニューシングルリリース&ワンマンライブ開催決定!
2025年2月5日(水)にニューシングルのリリースが決定しました! さらに、5月18日(日)に川崎・CLUB CITTA'にて山崎エリイさん7回目となるワンマンライブの開催も決定しました!!
詳細は後日、公式サイト等にて発表となります。お楽しみに!
リリース情報
山崎エリイ Digital Single「ニメンセイ・パペッティア」
リリース日:好評配信中!
レーベル:Cherii Records
ファンの間でも愛されている「ワリイ※」を全面に押し出した、クールなダンスミュージック。【パペッティア(操り人形師)】をテーマに、自身の二面性の表現に挑戦した。
「裏表じゃない これが”私”なの」
普段の山崎エリイからは想像できない、挑発的な楽曲となっている。
※山崎エリイがたまに見せる、ダーク、クールな一面の総称