『チ。 ―地球の運動について―』追加声優に島袋美由利さん、日野聡さん、入野自由さんが決定! 本PV第2弾・第16話あらすじ&場面カットが公開
2024年10月5日(土)から放送中のTVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』。
このたび、第16話「行動を開始する」のあらすじと場面カットが公開されました!
あわせて、3章の主要キャラクターであるドゥラカ役に島袋美由利さん、シュミット役に日野聡さん、第16話から登場するマズル役に入野自由さんが決定。
ヨルシカによる新ED曲「へび」を使用した本PV第2弾も公開されました。
第16話「行動を開始する」
あらすじ
バデーニ、オクジー、ヨレンタの悲劇から25年――。教会の主流派幹部の倫理的腐敗は極まり、各地で抵抗勢力が台頭しつつあった。そのうちの一派、過激なことで知られる「異端解放戦線」のシュミットは各地の審問所を襲撃し、異端を解放して回っていた。
ある日、シュミットは組織長の命により聖堂を襲撃、ある書物を奪取する。そこには「地動説」を示唆するような言葉が綴られており――。
C教の異端審問官。C教に逆らう異端解放戦線を敵視している。
追加声優情報
島袋美由利さん(ドゥラカ役)
■コメント
Q1.原作・台本を読んだ時の感想
地動説に魅了され、打ち震え、命を賭してでも真理を追い求める彼らの姿を美しく思う一方で畏怖を覚えました。
Q2.ドゥラカというキャラクターについて
ドゥラカは記憶力や思考力もありますし、何より肝が据わっていて勇敢です。父を亡くした経験から「金を稼ぐ」ことを信念としていて、神そのものを信じていない。これまでの登場人物とは少し異なり俗っぽいところがある人物です。
Q3.ファンに向けて一言
これまで繋がれてきた地動説というバトンを、何かしらの学問に精通しているわけではないドゥラカが受け取ることになりました。
彼女がどういう経緯で地動説を知ることになるのか、異なる信念を持つ人との対話を経てどう変化していくのか。ぜひご注目ください。
日野聡さん(シュミット役)
■コメント
Q1. 原作・台本を読んだ時の感想
我々が実際には見ることは出来ない過去の歴史を目の当たりにしているようで、その臨場感とロマンに圧倒され、心から感動しました。
生きていく中でつい当たり前のように過ごしていることにも、常に疑問を持ち、思考し、向き合う大切さを思い出させてもらいました。
Q2. シュミットというキャラクターについて
シュミットは俗物的な思想には批判的な意見を持っている人物で、自然の現象にこそ神が宿ると考えている『自然崇拝』を理念に行動する人物です。一見変わった人物にも見えますが、生死に対しても非常に達観した考えを持ち、常に冷静な判断が出来る人物ですね。
Q3. ファンに向けて一言
非常に壮大で且つ深いテーマの物語で、歴史を動かす一手に命を賭け奮闘して来た人達の生き様に魅力された方々も多いと思います。私もその1人です。
この素晴らしい原作のアニメ化に、キャストの1人として参加する事ができて幸せです。放送を是非お楽しみ頂けたら嬉しいです。
新ED曲「へび」を担当するヨルシカよりコメント到着
ある日見たへびの鱗が綺麗だったので、へびをテーマにした曲を書いていた時、ふとチ。との親和性を感じました。
聖書では知恵の実を食べる人間と、それを唆したへびの構図が有名ですが、それはシンプルな知への欲求の比喩だと解釈できます。
そこから、へびが春に眠りから目覚め、外に這い出して世界を知る歌を書きました。
また、この歌が典拠としているのは唐代の詩人、元稹の「離思」の一節です。
曾经沧海难为水
除却巫山不是云
意訳すると「大海を知った後ではただの水では満足できない。巫山の雲以外を雲とは思えない」大海も巫山の雲も、元稹が亡き妻に向けた比喩です。シンプルで奥行きのある愛の詩です。
本PV第2弾公開
解禁された第2弾の本PVでは、地動説を証明するために信念と命を懸けたラファウ、バデーニ、オクジ―、ヨレンタの名セリフが、新章のメインキャラクターたちに繋がっていく流れに胸を打たれる映像となっています!
「金を稼ぐ」という強い信念を持つドゥラカが地動説に関する本に衝撃を受け、その本を出版することで「既存秩序と対峙し新たな地平を次世代に広げることだ」と話すシュミット。新たな者たちに“受け継がれた信念の炎”。ラストは「地球を動かすとしよう」というセリフで締めくくられます。
配信プラットフォーム追加情報
■見放題サービス
dアニメストア、アニメタイムズ(Prime Video channel)、DMM TV、U-NEXT、Hulu、Lemino
バンダイチャンネル、FOD、アニメ放題
※1~14話一挙配信
■都度課金サービス
バンダイチャンネル、Prime Video
※1~14話まで
『チ。 ―地球の運動について―』作品情報
あらすじ
若き天才作家魚豊(うおと)が世に放つ、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語
15世紀のヨーロッパ某国。飛び級で大学への進学を認められた神童・ラファウ。
彼は周囲の期待に応え、当時最も重要とされていた神学を専攻すると宣言。
が、以前から熱心に打ち込んでいる天文への情熱は捨てられずにいた。
ある日、彼はフベルトという謎めいた学者と出会う。
異端思想に基づく禁忌に触れたため拷問を受け、投獄されていたというフベルト。
彼が研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だった――。
キャスト
(C)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について—製作委員会