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『魔法使いの約束』用語・世界観解説&アプリを勧める理由

アニメ勢に送る『魔法使いの約束』の用語・世界観解説! <大いなる厄災>の正体や魔法使いと人間の関係、各国のお国柄などをまとめてお届け&今からアプリ『まほやく』を始めて欲しい理由を解説します

2025年1月より放送がスタートしたTVアニメ『魔法使いの約束』。人間と魔法使いが共存する異世界に賢者として召喚された主人公・真木晶が、「賢者の魔法使い」と呼ばれる21人の魔法使いたちと心の交流を通じて、彼らを導いていく物語です。

原作はcolyが開発・配信するスマートフォン向けアプリゲーム『魔法使いの約束』。ファンタジー世界で紡がれるリアルな人間関係や差別・偏見といったシビアな問題をめぐるストーリーに加え、個性豊かな魔法使いたちがプレイヤーの心を掴む人気作品です。

筆者はアニメの放送を機にアプリ『まほやく』を始め、あれよあれよという間にその沼にハマり、今は『まほやく』沼にどっぷり浸かる日々を送っているのですが、そんな私の耳に聞こえてきたのは「世界観がいまいち掴めない」という、アニメだけでストーリーを追っている人の声。私も今でこそ理解できているものの、読み始めた頃は同じ感覚を持っていたことを思い出しました。

そこで、本稿ではアニメ勢の皆さんへ向けて『魔法使いの約束』の用語や世界観を解説していきたいと思います。晶が飛ばされ辿り着いた場所は一体どんな世界なのか、魔法使いとはどういう存在なのか、人間との関係や各国について、考察も交えながら説明します。

また、後半ではアニメを楽しんでいるからこそアプリ『まほやく』をおすすめする理由もお届け! この記事でもっと『まほやく』を楽しんでいただけたら嬉しいです。

※本稿にはネタバレが含まれます。

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魔法使いの約束(アニメ)
初めまして、賢者様。ようこそ、壊れかけの世界へ。風が強くて、猫が騒ぐ満月の夜。平凡な日常を送っていた真木晶が迷い込んだのは、魔法使いと人間が共存する世界。五つの国で形成されたその世界では、〈大いなる厄災〉と呼ばれる巨大な月が、年に一度、襲来する。その月と戦い、押し返す使命を持つ『賢者の魔法使いたち』——彼らを束ねる『異世界からの賢者』として、晶はこの世界に召喚されたのだ。月と戦い、世界を救うため。そしてそれ以上に、人間と魔法使いの架け橋となるために。悠久の時を生き、自分の心に従い魔法を使う魔法使いたちに、寄り添い、心を繋ぐ努力をする晶。「いつか、あなたと友人になれたなら」。美しく恐ろしい壊れかけの世界で、魔法使いたちとの忘れがたい不思議な日々が始まる——。作品名魔法使いの約束(アニメ)放送形態TVアニメシリーズ魔法使いの約束スケジュール2025年1月6日(月)~2025年3月24日(月)TOKYOMX・BS-TBSほか話数全12話キャストアーサー:田丸篤志オズ:近藤隆カイン:神原大地リケ:永野由祐スノウ:鈴木千尋ホワイト:寺島拓篤ミスラ:高橋広樹オーエン:浅沼晋太郎ブラッドリー:日野聡ファウスト:伊東健人シノ:岡本信彦ヒースクリフ:河本啓...

目次

どんな世界?

舞台となるのは魔法使いと人間が共存する異世界です。中心となる大陸は中央、北、東、西、南の5つの国に分かれています。年に一度強大な力を持った<大いなる厄災>と呼ばれるものが世界を襲い来るのですが、賢者の魔法使いたちが戦って追い返しています。

<大いなる厄災>の正体は月

人々が<大いなる厄災>と呼んで畏怖する存在は月です。そのため、この世界では月は美しいものではなく、恐ろしいものとして認識されています。賢者の魔法使いたちは年に一度月と戦う使命を背負っているのです。毎年簡単に撃退できていたそうですが、今回は今までよりはるかに強い力で襲来。何とか追い返すことはできたものの魔法使いたちは20人の仲間のうち10人を失った他、生存した魔法使いたちも傷ついてしまいました。さらに、世界各地にも様々な異変が起き、民衆にも不安が広がっているようです。

魔法使いとは?

魔法使いとは、呪文を唱えて不思議な力を使い、箒に乗って空を飛ぶことができる人種です。姿かたちは普通の人間と変わらないものの、非常に長命。賢者の魔法使いの中にも数百年~2000年以上生きている者がいます。見た目にはそう見えないほど若々しいのは、魔力が成熟した年齢で身体の成長も止まってしまうからなんだとか。

魔法使いが生まれるのは突然変異のようなもので人間同士の親であっても魔法使いが生まれることがあります。そのため、人間と魔法使いが共存する世界とは言っても魔法使いの数は人間に比べてかなり少数。人間にとっては接する機会も少ないうえ、人知を超えた力を使う魔法使いは、<大いなる厄災>から救ってくれるヒーローである以上に恐怖の対象。国によって程度の差はあるものの、多くの魔法使いは人間たちから差別や偏見を受けながら生きています。

また、魔法使いは死ぬとマナ石と呼ばれる魔力を宿した鉱石になるという特徴も。そのため魔法使いたちは「死んで石になる」という表現をすることがあります。なお、魔法使いだけでなく魔法生物も死ぬとマナ石になり、マナ石は魔法使いが食べると魔力を増すことができるアイテムでもあります。

ちなみに、女性の魔法使い、いわゆる魔女も存在しています。今回召喚された賢者の魔法使いはたまたま男性だけですが、魔女も賢者の魔法使いに選ばれることはあります。

賢者の魔法使いとは?

異界から来た賢者によって召喚され、<大いなる厄災>と戦う使命を与えられた20人の魔法使いたちのことです。5つの国から4人ずつ召喚され、選ばれた魔法使いには身体のどこかに百合の紋章が浮かび上がるのですが、場所は人によって異なります。

これまでは年一回、厄災が襲来したときにだけ集まって迎撃し、戦いが終われば解散して各々好きに暮らしていたようですが、先の戦いで大苦戦を強いられたため、今は次の厄災との戦いに向けて魔法舎で鍛錬を積みながら共同生活を送ることになりました。

賢者とは?

賢者はアプリ上ではプレイヤーにあたる存在です。実は賢者の正体についてはまだアプリストーリーでも詳細は明かされていません。異界から招かれる人物であること、その異界はおそらく地球のある世界であることはわかっています。また、地球上の世界各国から召喚されていることや何百年(もしかすると何千年)も前から同じように賢者が召喚されていたことも、数えきれないほど残された賢者の書から明らかになっています。

しかし、その力の正体はまるでわかっていません。儀式によって賢者の魔法使いたちを召喚できたり、魔法使いに手を添えることでその魔力を増幅させられたり、厄災との戦いでついた奇妙な傷(後遺症のようなもの)を無効化できることがあったりと、何かしらの力があることはわかっていますが、賢者本人も力を使っている実感がないままのよう。今後明らかになるのが楽しみな部分です。

魔法使いと約束について

心で魔法を使うという魔法使いたち。彼らは約束を破ると魔力を失ってしまいます。約束をすること自体が大きなリスクを伴うことになるため、どんな小さな約束であっても彼らは約束することを拒みます。しかし、北の魔法使い・ミスラは南の魔法使い・ルチルとミチル兄弟の母親の魔女と「息子たちを必ず守る」という約束をしており、東の魔法使いのヒースクリフとシノは「お互いを必ず守る」と約束をしています。

各国の特色

5つの国はそれぞれが独立した国家であり、国ごとの風土や特色がかなり異なります。召喚される魔法使いたちは、その国で生まれた、あるいはその国に長く住んだことで、その国の気質が身についています。国際的にもっとも力があるのは中央の国のようですが、急激に発展を遂げる西の国によってパワーバランスが少しずつ変化しているようです。

中央の国

所属する魔法使い:オズ、アーサー、カイン、リケ

大陸の中央に位置し、交易で栄える豊かな国です。他の4国全てと面しており、晶と賢者の魔法使いたちが暮らす魔法舎もここにあります。アーサーはこの国の王子であり、病に臥す現国王である父に代わり、献身的に政務にあたる姿が国民からも高い人気を得ています。加えて、建国の歴史としてとある魔法使いの尽力があったことが伝えられていることもあり、国内での魔法使い差別はそれほど強くないものの、魔法使いへの偏見が根底から払拭されているというわけではありません。

五か国の中で最も力を持っているのは中央の国のようですが、現在政治を取り仕切っているアーサーが和平的であるため、他国を脅かしたりということはなく、五か国のまとめ役を担うことが多いようです。

北の国

所属する魔法使い:ミスラ、オーエン、ブラッドリー、スノウ、ホワイト

大陸の北に位置する極寒の国。年中雪に覆われた永久凍土で作物は育たず、人間はおろか弱い魔法使いも生きていくことが難しく、強い魔法使いたちを神のように扱い、その庇護を受けながら何とか暮らしています。北の魔法使いはみんな強大な力の持ち主ですが、過酷な環境の中では弱者はあっという間に淘汰されるため必然的に強い魔法使いだけが生き残っているのでしょう。なお、北の魔法使いは5人いるように見えますが、北の魔法使い・ホワイトは死んでしまっているため数に入っていないようです。

東の国

所属する魔法使い:ファウスト、ヒースクリフ、シノ、ネロ

大陸の東に位置する100巻もの法典に縛られた国。元々は他者とのトラブルを避けることを目的に作られ始めた法律でしたが、いつしか度を越したものとなってしまったよう。静かで平穏な暮らしを送れる国ではあるものの、閉塞感を感じる国民も少なくはなく、魔法使いがその鬱憤の捌け口に。異端である魔法使いへの偏見や差別は他国に比べて強く現存しています。ただ、首都に比べて地方は法律遵守の意識が薄いようで、地方の大貴族の子息であるヒースクリフやその幼馴染のシノはそれほど窮屈さを感じてはいません。

西の国

所属する魔法使い:シャイロック、ムル、ラスティカ、クロエ

大陸の西に位置する魔法科学技術によって発展を遂げている国。マナ石を動力とした魔法科学装置を用いて人間も魔法に似た力を使うことができるため、魔法使いへの差別や偏見は強くないものの、魔法使いよりも人間にとって確実性の高い魔法科学装置の方が信頼されています。また、都心には王族や貴族をはじめとする富裕層の邸宅が並んでいますが、郊外には治安の悪い貧民街が形成されている貧富の差が激しい国でもあります。急速に発展を遂げている西の国は、国際的にも力をつけてきているようです。

南の国

所属する魔法使い:フィガロ、ルチル、ミチル、レノックス

大陸の南に位置する、荒野と岩山からなる発展途上国です。手つかずの自然が多く残る片田舎であり、人口そのものが他の国に比べて少ないようで、人間と魔法使いが力を合わせて開拓を進めています。この土地の魔法使いは他の地域に比べて弱いのですが、人助けを好む温厚な人柄で、五か国の中で唯一人間と隔たりのない友好的な関係を築いています。なお、先の厄災との戦いで南の魔法使いは全滅しており、新しく4人の魔法使いが召喚されました。

『魔法使いの約束』を今こそ始めるべき理由

『まほやく』の世界観はおわかりいただけましたでしょうか? 少しでもアニメを楽しむためにお役立ちできれば嬉しいです。そして、アニメを楽しんでいる方にはぜひとも原作であるアプリ『魔法使いの約束』を始めていただきたい! というわけでここからは私がアプリをおすすめする理由をお伝えしていきたいと思います。

アニメで描かれないサブエピソードが山ほどある!

アニメで描かれているストーリーはアプリのメインストーリー第1部にあたる物語。現在アプリでは第1.5部と第2部までが公開されています。この3つの物語がメインストーリーであることは確かなのですが、アニメに描かれないサブエピソードが山ほどあり、それらを読むことでキャラクターの理解がどんどん深まっていくところが本作の面白いところです。

手に入れたカードを元に魔法使いたちを育成していくのですが、魔法使いにゆかりのある場所を選んで育成すると、その場所の思い出話や幼少期の話などを聞くことができます。また、育成とは別に魔法使いの部屋を訪ねてコミュニケーションを取ったり、料理を振る舞うミニゲームで親密度を上げると読めるようになるエピソードも。

さらに、期間限定イベントではスピンオフ作品のようなストーリーが公開されることもあり、とにかくやればやるほど魔法使いたちへの理解が深まります。時にはあっと驚くような重要なエピソードがさり気なく登場し、それを見つけたときの嬉しさもまた本作の魅力です。

『まほやく』は「魔法使いと心を繋ぐ育成ゲーム」と謳っており、アプリを始める前にこれを見たときは、正直「なんのこっちゃ」と思いましたが、実際やってみると納得。魔法使いたちと関われば関わるほど、彼らは心を許してたくさん自分の話をしてくれるのです。

人によっては数千年生きている彼ら。そのバックグラウンドを知っていれば、アニメで描かれる彼らの言動の裏側を察することができるようになります。その楽しさをぜひ知っていただきたいのです。

まだまだ明かされていない謎がたくさん。今から始めてもリアルタイムで楽しめそう!

私も昨年12月にやりはじめ、ようやくメインストーリー第2部を読み終えたばかりなのですが、まだまだ明かされていない謎がとても多いことに驚きました。月が襲ってくる理由や賢者の正体はもちろん、ここではあえて臥せますが、回収されていない伏線がまだまだたくさん残っています。

つまりそれは、これから公開されるであろう新しいストーリーをリアルタイムで楽しめるということ。まだ新章の公開については何も発表されていませんが、サブエピソードを集めながら気長に、そして楽しみに待とうと思っています。

ちなみに、先輩賢者の友人から聞いた話によると、新章の公開は決まって満月の日なのだとか。月齢を気にしながら新章公開を待つ、なんてちょっとおしゃれですよね。

みんなもいっしょに『まほやく』沼に落ちよう!

現在『まほやく』沼にどっぷりな私。魅力的なストーリーはもちろんなのですが、やればやるほど新しい一面を見せてくれる個性的な魔法使いたちの魅力に見事にハマってしまいました。魔法使い同士の関係も胸を熱くさせるものばかり。長命ゆえに抱える孤独、差別や偏見との戦い、そんな中で生まれる優しさやぬくもり……人間と同じく血の通った心を持つ彼らの営みに情緒を揺さぶられること間違いなし! ぜひ私といっしょに『まほやく』の沼に落ちてください!

1990年生まれ、福岡県出身。小学生の頃『シャーマンキング』でオタクになり、以降『鋼の錬金術師』『今日からマ王!』『おおきく振りかぶって』などの作品と共に青春時代を過ごす。結婚・出産を機にライターとなり、現在はアプリゲーム『アイドリッシュセブン』を中心に様々な作品を楽しみつつ、面白い記事とは……?を考える日々。BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENの熱烈なファン。

この記事をかいた人

わたなべみきこ
出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。

担当記事

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