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冬アニメ『わた婚』第二期:上田麗奈インタビュー【連載最終回】

冬アニメ『わたしの幸せな結婚』第二期連載インタビュー最終回: 斎森美世役・上田麗奈さん|「2人ならきっと大丈夫。そう思いながら最後まで見守らせていただきました」

アニメ『わたしの幸せな結婚』(原作:顎木あくみさん著、月岡月穂さんイラスト)の第二期(TOKYO MX 毎週月曜 22:30~)が先日最終話を迎えました。

本作の舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・美世が、孤高のエリート軍人・清霞と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていく――〝愛〟と〝異能〟が紡ぐ、異色のシンデレラ・ストーリー。第二期は、 来春にも挙式を予定し、穏やかな日々を過ごすふたりに思わぬ出来事が訪れるところからはじまりました。そして、いよいよ迎えたクライマックス。

アニメイトタイムズでは、第一期に引き続き、キャストのメールインタビューを連載形式でお届けしてきました。連載最終回は、第一回にも登場してくれた斎森美世役・上田麗奈さんです。

 

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わたしの幸せな結婚 第二期
「異能」の名家に生まれながらもその才を持たず、家族から虐げられて育った少女・美世は、これまでに数多の婚約者たちが逃げ出し〝冷酷な軍人〟と噂される久堂家当主・清霞のもとへ嫁ぐ。始まりは、誰もが不幸な結末を予測する政略結婚だった。だが、清霞は美世の偽りない純粋さに心解かれ、美世もまた、そんな清霞の芯にある優しさに心温められていく。「旦那さまの力になりたい」――。そう願うようになった美世は、亡き母の深い愛のもとに封印されていた「夢見の力」を開花させ、ついには清霞の危機を救う。ふたりはお互いの存在によって幸せを知り、末永く寄り添い合って生きていくことを誓うのだった。しかし、来春にも挙式を予定し、穏やかな日々を過ごすふたりに思わぬ出来事が訪れる。清霞の父・正清に招待され、隠居先の屋敷へ向かったふたりを待ち受けていたのは、清霞の母・芙由の激しい罵倒。美世は「久堂家の嫁」として認められるべく、奮闘する。そこにまとわりつく怪しい視線の理由も知らず......。ときを同じくして、屋敷の付近で相次いでいた「鬼」の目撃情報を調査していた清霞は国家転覆を企てる「異能心教」と交戦し......。「厄災が来る」――。帝都の平和を揺るがす、新たな事件...

 

前回はこちら

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「直向きに頑張れる美世が本当に素敵でした」

──いよいよ最終回を迎えました。本当にさまざまなことが巻きおこった第二期でしたね。ここまで演じられてのご感想や、特に印象に残ったエピソードがあれば教えてください。

斎森美世役・上田麗奈さん(以下、上田):自分に自信が持てなくても、そんな自分に想いを寄せてくれる、信じてくれる人の気持ちを大切にしたい。

そうして何事にも直向きに頑張れる美世が本当に素敵でした。

だからこそ、愛に対しての不安や恐怖に覆われて、大切なことを旦那さまに伝えられないでいる美世を見ているのは辛いものがありつつも……2人ならきっと大丈夫。そう思いながら最後まで見守らせていただきました。

 

 
美世にとって、久堂家での出来事も、薫子さんとの出会いも、いろんなことが美世の大切な思い出となり、かつ本人の成長にもつながるものだったように思います。その中で特に印象に残ったシーンをあげると……第二十一話で、葉月さんから「突き進むことを恐れないで」と助言をもらうシーンと、その後旦那さまの「何かを恐れているのではないか」という問いに答えられなかったシーン。

そして第二十二話ラストの旦那さまが連れ去られてしまったシーンに関しては、美世にとってターニングポイントとなったのではないかと感じました。

異能と向き合うことは自分の心と向き合うことで、それはとても大変な作業なのではと思うのですが、旦那さまやお母さまへの想いを胸に困難に挑み続けた美世は本当に格好良かったですし、最後には、自分は愛されていい、愛されているんだとちゃんと知ることが出来たんだなと……いつの間にか、他人からの想いに引け目のないありがとうが言えるようになっている美世を見られて感動しました。

 

 

──甘水に対する心残りはありつつも、少しずつ、新たな日常へと進んでいった美世。第二十六話のアフレコで印象的だったところなどを教えて下さい。

上田:葉月さんや芙由さんの想いを素直に受けとめて、まっすぐに感謝を伝えられているところも、初めてのデエトでは味が分からなかったあんみつを美味しいと感じられているところも、序盤から、どのシーンも本当に尊いなと思いつつ……スケジュールの都合で他の方とは一緒に収録できなかったこともあり、完成した映像を観るのが楽しみだなぁと思いながらアフレコに臨んでいたのが懐かしいです。

 

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