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春アニメ『謎解きはディナーのあとで』の楽しみ方を花澤香菜が語る

影山の毒舌にもっと罵られたい!? 花澤香菜が語る春アニメ『謎解きはディナーのあとで』の楽しみ方/インタビュー

東川篤哉の大人気ミステリ小説『謎解きはディナーのあとで』が、満を持してテレビアニメ化!

国立署の新米刑事・宝生麗子(CV.花澤香菜)は、世界的にも有名な、宝生グループのご令嬢。風祭モータースの御曹司でもある風祭警部(CV.宮野真守)のもとで、数々の事件を捜査している。そして、そんな麗子が難解な事件にぶつかるたびに、その推理力のなさを毒舌で指摘しつつ、サポートするのが執事兼運転手の影山(CV.梶裕貴)。

この3人による軽快なやり取りが見どころのひとつでもあるTVアニメ『謎解きはディナーのあとで』は、4月4日より、全国フジテレビ系“ノイタミナ”枠で放送中です!

今回は、宝生麗子を演じる花澤香菜さんに、作品の魅力を語ってもらいました。

 

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謎解きはディナーのあとで
国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な「宝生グループ」のお嬢様。「風祭モータース」の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中。大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手は“執事兼運転手”の影山。「お嬢様の目は節穴でございますか?」――暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに事件の謎を解き明かしていく。作品名謎解きはディナーのあとで放送形態TVアニメスケジュール2025年4月4日(金)〜フジテレビ系「ノイタミナ」にてキャスト宝生麗子:花澤香菜影山:梶裕貴風祭京一郎:宮野真守スタッフ原作:東川篤哉キャラクター原案:橘オレコ監督:増原光幸シリーズ構成:國澤真理子キャラクターデザイン:河田泉美術設定:矢内京子 高山雅子 藤瀬智康美術監督:小倉宏昌色彩設計:大野春恵3DCGディレクター:新垣隼撮影監督:井上洋志特効ディレクター:谷口久美子編集:塚常真理子音響監督:清水洋史音楽:はまたけしアニメーション制作:マッドハウス主題歌OP:「MONTAGE」中島健人ED:「ラプソディ」BILLYBOO公開開始年&季節2025春アニメ電...

 

麗子の、自分にすごく自信があるところが、見ていて気持ちがいい

──テレビドラマ化や舞台、コミカライズなど、メディアミックスによって、多くの方に知られているタイトルですが、原作を読んだときの印象をお聞かせください。

宝生麗子役 花澤香菜さん(以下、花澤):私、小説は読むんですけど、ミステリーとかSFのような頭を使って読む作品は、あまり触れてこなかったんです。でも、『謎解きはディナーのあとで』は、すごく読みやすくて。

ミステリー自体、すごくちゃんとしているんですけど、やっぱり(宝生)麗子ちゃん、影山、風祭(京一郎)警部といった登場人物たちが、すごく面白いんですよね。麗子ちゃんも、華やかな世界にいるけど、人間らしさがあって、悪態をついているのも面白いですし、国立署の刑事というのも、なんだか身近に感じられていいんですよね。

 

 

──推理しながら読むというより、キャラクターに感情移入をしながら読む感じだったのですね。

花澤:そうですね。私、推理が全然できないんですよ。「こうだろう」と思っても、物語が全然違うところに行っちゃったりするので(笑)。

──そういう意味では、麗子っぽさも感じますね(笑)。ちなみに、キャラクターデザインを見たときは、どう思いましたか?

花澤:小説の表紙がとても印象的だったので、キャラクターデザインがどういう感じになるのかは気になっていたんです。オーディションのときにキャラクターデザインとキャラクターの表情集をいただいたんですけど、「なんてかわいいんだ!」って思いました。

麗子ちゃんは、こういうふうにコロコロ表情を変えながら進んでいくんだなって想像ができましたし、私、増原(光幸)監督とは『こばと。』という作品でご一緒させていただいていて、監督のギャグ描写が大好きだったので、これはぴったりだなと思いました。ギャグ顔もとってもかわいらしかったです。

 

 

──オーディションのとき、キャラの表情集があるとイメージしやすい気がします。

花澤:そうですね。やっぱりあると助かります。しかもこの作品のオーディションが結構特殊で、テープオーディションだったんですけど、実際にアニメーションを見ながらアテレコをする感じだったんです。動き回る麗子ちゃんを見ながら演じたので、「こんなにダイナミックに動くんだ!」みたいなところが事前にわかったし、すごくやりやすかったです。

──麗子は、どんなキャラクターだと感じていますか?

花澤:麗子ちゃんは、本当にいい子なんですよね。お嬢様で育ちの良さがありつつ、上品じゃないところもちゃんと持っている……。あと、モノローグがすごいことになっていて、喜怒哀楽を激しめに表現するところもいいし、自分にすごく自信があるところも見ていて気持ちがいいんです。

──モノローグ含め、かなりよく喋りますよね。

花澤:ホントによく喋るんですよ(笑)。やっぱり麗子ちゃん視点で話が進んでいくし、推理も一応麗子ちゃんがしていくので、よく喋るし、テンションの上下も激しいんです。で、事件が起きて、しんみりしているところで風祭警部が出てきて、めちゃくちゃになる、みたいな(笑)。その場面転換が激しいので、切り替えは大変でした。

 

 

──それに関しては、監督からのディレクションもあったのでしょうか?

花澤:あまりこうやってほしいというのはなかったような気がします。ただ、ギャグシーンが結構激しいので、キャラクターが互いに影響し合って、お芝居がどんどん力強いものになっていくんです。それはそれでいいんですけど、少ししんみりお話をするところでのテンション感は、やっていても少し難しいなと思いました。

あと、麗子ちゃんの普段のテンション感があるので、どこまで(事件に絡んでいる)登場人物たちに寄り添っていくのかというところは考えていました。刑事なので、そこまで深入りしても変だし、客観的になりすぎても、そこまで非情な子じゃないし……っていう。その塩梅が難しかったですし、収録でも、何度かリテイクをしていたと思います。

 

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